読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

レポ日記②後編(8/13 チャオベッラチンクエッティ・TokyoFMホール)

チャオベラ

<文字数→約5000 / 読了目安→約10分>

レポ続き。

「恋がダンシン!」で幸せな空気を醸しだした後は、チャオベラ生粋のメロウナンバー「幸せの天秤」へ。

おそらく今回のセトリで、最もアコースティック向きだったのではないかと思われるこの曲。

未来の希望へ向かいひた走る足を一度止め、

今、目の前にある幸せを、そのありがたみを再度噛み締めようというメッセージが音に乗って心に届く。

悲しい出来事はあったけれど、

今もこうして4人が歌い、それをファンが見に来れる暖かい場所がある。

まずはその幸せを再認識しよう、と聞いていて自然と思わされる。

ちなみに、Cメロにおける転調パートでは、

ロビン・ごとぅ・もろりんの3人がハモリながら間をつなぎつつ、

はしもん主導でバンドメンバー紹介の流れへ。

楽器隊1人1人に愛敬を込めて自己紹介代わりのソロパートを振り、各自がそれに応える。

客席だけでなく、バックバンドまで前線に巻き込んでパフォーマンスを昇華してしまうチャオベラのプロデューススキルが光る。

「自分が自分が」の精神では至れない、余裕ある俯瞰視を伴った見事なステージングに会場も静かに湧いた。

ちなみにバンドメンバーの方々は皆さんとても優しそうだし、

プロの卓越した演奏を生で聞く機会などあまりないので、更に得した気分だった。

ちなみに原曲はこんな感じ。

次は、とうとう来ました!「Lovely! Loverly!」

THE ポッシボー 後藤夕貴ソロ「Lovely! Lovely!」 投稿者 lovelygotu

ご存知、メンバー最年少ごとぅ(後藤夕貴)のソロナンバー。

ポッシ時代から通算してチャオベラ史上もっとも「アイドルソング」なこの曲は、

地中海に吹くそよ風のようなごとぅの心地良いウィスパーボイスを、

歌割りなんぞきにせず終始楽しめるのが最大の魅力。(※ちなみに地中海に行ったことはない)

Aメロでは、

アコースティックライブという形式もあり、

「着席状態のままどの程度盛り上がるのか正解なのか?」

と、いまいち応援姿勢を決めかねていたヲタ達を見て、

「L・O・V・E!ラブリー・ごとぅ!w」と、自らコールをおねだりするごとぅ。

ここまで必死に保ってきた文体を崩してまであえて言いたい。

クソ、かわいいじゃねえかwww

さて、気を取り直して次の曲。

「Lovely!Lovely!」のファンシーなアウトロが去り一瞬の静寂の後、

行進曲を思わせる軽快なリズムで細かく鳴らされるカホン

ごとぅソロの時点で「次はもしや…?」と期待していた一部のファンが拳を握りしめる。

そう、ポッシボー5番目の歌姫(本人談)こと、

もろりんのソロ曲、「キャモン!」が始まった。

ブームに便乗した”自称”脱力系のはるか下?を、

悠悠自適に低空飛行する本物の脱力系が、きわめてのんびり、過剰にゆる~く躍動する。

イントロ部分では、

「上下s(両端位置を自虐した後藤とのユニット名)の相方として、ごとぅには負けられないんで!

皆さん!どうかごとぅの時より大きな声援をくださーい!」と、

最年少に名指しで喧嘩を売る大人げない最年長w

間奏では、

普段スタンディングのライブ時には恒例となっている、両サイドの人と肩を組んでのコールも、

流石に着席したままは難しかったものの、前方の何人かは見事に実行していた。

服装の雰囲気からして絶対知り合いではないだろうに、

(やりましょう!)

(もちろんです!)

と言わんばかりのキラキラしたアイコンタクトを一瞬で送り合い、

阿吽の呼吸で肩組みコールを完成させるチャオタさんの対応力と人格者っぷりに、

見ているこっちまで思わず笑顔がこぼれる。

改めて、

「舞台と客席」というタテだけじゃなく、「客席同士」というヨコの連帯感まで作ってしまう圧倒的ピースソングに脱帽。

更にCメロでは、後に「はしもんのロングブレスに刺激された」と語った、

無限「キャモン!」連呼を、メンバーにもバンドにも”無断”で敢行するロックなもろりんw

ほどなくして肺活量を使い尽くしたもろりんは、

脱ぎ棄てられたロングブーツのように力なくその場にへたり込む。

「ねぇ、やるならちゃんとやり切って!」という、

歌唱中とは思えないほどしっかりしたはしもんのツッコミもありながら、曲は再開し無事終了。

普段自分から喋ったりアクションを起こすことが比較的少ないもろりんのサービス精神が、これでもかというくらいに炸裂した一曲だった。

思えば、この日のもろりんは良くも悪くも張り切っていた。

あっきゃん卒業で心配を隠せずいるであろうファンの前で、

「手段は問わず、とにかく自分が盛り上げよう!活気付けよう!」という思いがにじみ出ていた。

結果、現場までの道に迷って入り時間に遅刻してしまったり、

ラジオパートで攻め過ぎた恋愛トークを振ってはしもんに「一応、私達アイドルですからね?w」と突っ込まれたり、

要領を得ないMCでオチまでにすこし尺を使ってしまったり、

アドリブで急なアレンジを入れて会場全体をポカンとさせたりもしたが、

客席で見ていて「皆を楽しませたい!」というまっすぐな気持ちが感じ取れたのがこれ以上ないほど嬉しかった。

そしてMCを経ていよいよ最後の曲、「二子玉川」へ。

今見ると、まるで卒業を暗示していたようなMVの演出が感傷を誘う。

大枠では「失恋ソング」と銘打たれたこの曲だが、

「きっと誰も悪くない みんなそう言ってるわ 

続ける為の努力なら お互い充分したでしょう」

のように、幾重にも解釈の余地ある歌詞が連なる。

まるで一人きりで去る罪悪感に苛まれたあっきゃんを、

4人が許し、応援し、優しく送り出す為の決別の歌にも思えてくる。

不可逆の時間の尊さを川の流れに重ねるように、

ゆるやかに近づく終焉を、拒絶するでなく寧ろ愛おしむようにアウトロが引いていく。

再度訪れた静寂から一拍置き、客席からは穏やかで温もりある拍手が溢れる。

そこにはもう「今後4人で大丈夫か」などという不安の影は落ちていなかった。

次いで、1人1人の愛惜の言葉を経て、

スピーカーから流れだした「表参道」に合わせてバンド、メンバーの順で演者が退場。

しかし、メンバー全員が去ってもBGMの表参道に合わせたファンの手拍子は鳴りやまない。

少しずつフェードアウトしていく「表参道」と入れ替わるように、自然と起こるアンコール。

あくまで公開録音のオマケ的立ち位置であるはずのこのライブ。

「用意はあるのか?」と少し不安になりながらも自分も合唱に参加。

すると、ものの数十秒でメンバーが戻ってきた。

素直に戸惑った表情で、

「あ…りがとうございます、だけどなんも準備してなかったなぁ~w」と苦笑するロビン。

「私なんかそのままトイレ行こうと思ってたのに戻ってきたからね!お腹痛いんだけどw」と笑うもろりん。

やはりアンコールの準備はなかったようだ。

そうして、急遽戻ってきてくれたバンドメンバーとも合流し、

アンコール曲の相談を舞台上で始める4人。

バンドメンバーの持つ楽譜を見つつ、

「どれならできますか?」と積極的に取り仕切るロビン。

それを見て瞬時にMCに回り「いや~、せっかくまた呼んでくれたのにすいませんね~w」と場をつなぐはしもん。

「え~どうしよう、これできるかな?」

後方でそう漏らしたロビンの一言を聞いたはしもんが、

「大丈夫!できない事なんかないっしょ!!!」と心強く言い切る。

これからのチャオベラの行く末にも重なる言葉に、

客席からは今日一番の大歓声。

この一言を聞けただけでも、本当に来た甲斐があった、とファンの思いが噴き出した瞬間だった。

こうしてバタバタしながらも打ち合わせが終わり、

「練習してないので、皆さんどうぞ大きな心で聞いてくださいw」

そんなロビンの一言に次いで、本当に最後の曲「永遠ファイアーボール」がスタート。

途端、Aメロのごとぅソロ中に数秒の耳打ちで歌割りを決めるロビンとはしもん。

こうした急場だからこそ、9年間の蓄積が見事な対応力として発露する。

空白になったあっきゃんパートも、ほとんど打ち合わせなしで各人にバランスよく割り振られた。

こうして、

ぶっつけ本番とは思えないクオリティのステージでライブは幕を閉じ、客席は再びの大歓声。

メンバー及びバックバンドへの、惜しみない拍手はしばらく鳴り止まなかった。

最後に、

この日のライブを振り返ってまず思うのは、4人の決意。

発表のあった秋ツアーについても「正直来てくれるか不安ではあります」と率直な胸中を吐露したロビンの言うように、

あっきゃんの卒業で、チャオベラを「終わった」と切り捨て他界するファンも残念だが少なくないだろう。

しかし、とうとう結成10年という大台が見えてきた今、

「この減員を『終わり』ではなく『再スタート』にできるかどうかは、

目の前の一つ一つのステージにいかに真摯に向き合い、どこまで高められるかにかかっている」

という4人の並々ならぬ思いが滾っている。

9年間、艱難辛苦を乗り越えてきたという自信や矜持。

グループ名を刷新し、生まれ変わったことへの期待と不安。

これら双方を胸に、

変わらぬ理念と変わってゆく勇気を嘘のない舞台で表現し続けるチャオベラ。

少なくとも僕は、まだしばらくこの魅力から抜け出す事はできなさそうだ。

加えて、

ここまで長文にお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。

P.S

ここからは見送り握手の自己満レポを書こうと思います。

本編の真面目な雰囲気を自らぶち壊す勢いで、

つまらなさをつまらなさで押し固めたような、

「金持ちの愛犬自慢」みたいな不毛な言葉が続くのであまりオススメはしませんが興味ある方のみ読んでってくださいw

【見送り握手レポ】

会場ホールから出た直後、速攻で化粧室へ行き指紋が禿げ落ちる勢いで手を洗うゲバラ

不衛生な手でアイドルに触れるなんていう、

敬虔な宗教画に自ら糞尿を塗りたくるような愚行は犯さない。

列に並ぶこと数分。

ようやく入口前のメンバーが見えてくる。

今回の並びは

もろりん→ロビン→ごとぅ→はしもん。

ちなみにあっきゃん最後の舞台となった新宿BLAZEでの握手では、

「ロ→は→も→ご→あ」という順番だった。

「心理学的にもっとも印象に残る先頭は良対応のメンバー、

会話が苦手だったり、独特の雰囲気がある子は最後尾に置かれがち」

という僕の自論からいくとこの変更は少し意外だった。

とにもかくにも、順番がきていざベルコン握手開始!

普段表ハローで慣れている人からしたら信じられないくらい長くて剥がしのゆるいチャオベラ現場では、

いつものような無言会釈、いわゆる「赤ベコ戦法」は通じない。(というか気まずいw)

なので、自然と4人分の話題を考えさせる強制力が発生する。

まさに流鏑馬に挑むような心境で、先頭のもろりん(※諸塚香奈実)へ。

俺「発表があって一番つらい時に、ネットでもろりんのハッピーハッピー(持ちネタ的なヤツ)見て、すこし元気でたよ。ありがとう!」

も「うん、ありがとう。ハッピーハッピーw」←やってくれる

俺「これからも応援するし、秋ツアーも絶対行くから!」

も「うん、待ってる。ありがとうw」

…的な無難な会話で終了。

入りで感情的になり過ぎて少しがっついてしまった俺に、目を見開いて驚いていたw

申し訳ない事をした(;´Д`)

次にロビン(※岡田ロビン翔子

俺「これからもずっと応援するから!」

ロ「ありがとーwあ、Tシャツ…」

と、嬉しそうに微笑むロビン。

その瞬間、8/2の新宿BLAZEの9周年ライブの見送り握手で、「めっちゃ楽しかったけどTシャツ売り切れで買えなかったよw」→「そっかーwごめんねw」という何でもないやり取りをしたことを思い出す。

(まさか握手二度目の俺の事覚えてんの!?)と若干パニックになりながらも、

俺「そう、今日やっと買えたんだ!これ着て秋ツアーとか行くねw」

ロ「ありがとーw絶対きてね!!」

と無事終了。

まだ確信に変わったわけじゃないが「覚えられつつあるのかもしれない」という淡い期待が心と財布をこじ開けてくる実感がある。

自分も含めてだが、皆さん、ご利用は計画的に。(接触破産的な意味で)

続いて、ごとぅ~(※後藤夕貴

俺「ごとぅのブログ読んでボロ泣きしちゃったんだけど、これからは切り替えt…(←言葉選び間違えたと反省してドモる)改めて、ずっとチャオベラのこと応援するから!」

ご「ほんと~!?wありがと!秋ツアー来てくれる~?」

俺「絶対行くよ!」

ご「絶対だよ?友達いっぱい連れて来てね!!!」

俺「おう、わかったwまたね!」

ご「バイバイ~!」

ってな感じで終了。

もう一度文体崩してまであえて言わせてもらう。

クソ、かわいいなちくしょうwww

突然のことに「ごめん俺、友達めっさ少ないw」とか言えなかったから、

今日から頑張って友達作ろうw

最後に、はしもん(※橋本愛奈

集団で話す時に和を保とうとする感じに親近感。

小柄なのにパワフルな声量と歌唱力のギャップ。

安定のトークスキルと自虐ネタの面白さ。

服装から言葉選びから全体的にセンスがいい。

周囲の人を輝かせる能力のせいで、自分の魅力を上手く押し出せず、

個別の差とかでたまにネガる、けどそんなところがカワイイ。

…みたいな理由で目下僕が最も推してるはしもんこと橋本愛奈

まともに何言うか固めておいたのは実ははしもんぐらいだったと思う。

俺「俺、はしもんが一番大好きだよ!」

は「マジで!?超嬉しい、ありがとう!w」

俺「いや本当に、歌っててくれてありがとう。」

は「いやいやそんな、こちらこそw」

俺「これからも応援するし、秋ツアーとかでまた来るわ!」

は「うん!待ってる、ありがとう!またねw」

みたいなやり取りになった。

握手会行く度に思うが、

ベルコン握手終わった瞬間の表情を写真に撮られて、

それをネットに晒されでもしたら俺きっと憤死するだろうな。

こうしてホクホクのまま帰路へ。

帰りの電車で某別グループのアイドルが言っていた、

「直接推し宣言してくる奴ほどすぐ推し変する」という愚痴を思い出し、

(かえって言わない方がよかったか…)と不安になるも、

そこは今後も現場に通って本人に、

「依然変わらず一推しです」

と伝え続けることで補おうと思う。

ループする勇気まではなかったので、

Tシャツ買って二枚もらえた握手券のうち一枚は使わずに帰って来てしまったが、

1枚でも充分に幸せな時間だったことを合わせてここに報告しつつ、

「チャオベラ現場楽しいよ~!」と主にハロヲタさん方にステマしつつ、

この駄文を終えようと思います。

本編から通じてここまで読んでくれた貴方!

本当に暇人ですn…お忙しい中ありがとうございましたw

次の現場へ続く!