【大阪】ババっと振り返るゲバラ初遠征日記【ほぼ画像】
4月14日(金)
速攻帰宅してヲタクの準備して外出。
さすがにいい歳なので、いくら初遠征だからといって特に浮かれるようなことはなく、スキップしながら百均で買い集めた遠征用グッズと、河合奈保子の「スマイル・フォー・ミー」を鼻歌で歌いながら調達してきたおやつ類及びその他さまざまな夢と希望と暇つぶしの詰まったバッグを抱えいざ出発。
最寄り駅につくと何やら自動改札で勝手が分からず困ってるおばさんがいた。
しかしそこはさすがに藤田まこと並の純情派を自称するゲバラ、速攻で声をかけ、なんやかんや助けることに成功。
おばさん「ご親切にありがとうねぇ。あら、あなたちょうど私の息子と同じくらいかしら。失礼だけどおいくつ?」
ゲバラ「2X歳です」
おばさん「あら息子より10も下だわゴメンなさいねあはははは」
ゲバラ「あははははは()」
情けは人の為ならず。
「満面の笑顔・感謝の言葉・老け顔ディス」という蛇足感の否めないバリューセットを美味しく頂いたところでおばさんと別れいざ電車へ。
スマホに落としておいた深夜ラジオを聞きながらこみ上げる笑いをギリギリの表情で耐え続けるという、傍目から見たら相当ヤバい奴として数十分の移動を完遂。
人生初となる深夜バスへ乗車するべく、東京駅周辺に降り立った。
金曜の夜。
一週間の闘いを終えてほっと一息ついた表情のビジネスマン&ウーマンをかき分けるように逆行するバカ一人。
オシャレすぎる夜の街を中身パンパンのリュックを背にほぼトルネコのルックスで練り歩く。
そしてとうとう深夜バス乗り場へ到着。
全く勝手が分からなかったが、なんとかおっかなびっくりで無事予約していたバスを発見。
同日に行われていたAIS定期に後ろ髪をむしり取られる思いで乗車する。
かくして引きこもりの大冒険はテーブル上に溜まった水滴のせいで自然と滑るガラスのコップよりひっそりと幕を開けた。
しかし夜はまだ始まったばかり。
とりあえず休憩がわりに「深夜高速」でもどうぞ。
話を戻そう。
なんとかバスに乗車したゲバラ。
てっきり乗車後1、2時間は談笑タイム的な和み時間が用意されているのかと思いきや、実際は発車直後に完全消灯となり「眠れ」オーラ全開の暗闇を作り出すストイックすぎる深夜バス。
てっきり隣の人とトランプかUNOくらいやるのかと思っていたゲバラ。
せっかく買っておいたおやつも盗み食う隙すらないので、ビビりながら大人しく眠る体制に入る。
しかしここで一つ問題が発生。
目の前の席に白人系の外人カップルがいた。
そもそも出発前アナウンスすら聞いてなかった爆喋りカップルの勢いは完全消灯後も止まらず、ノリで半端に開けたカーテンを閉めずに既に寝る体制に入っていた周囲に夜光の線をまき散らす始末。
その後も、暗闇の中でTwitter→Facebook→instagramというSNS個人メドレーを見事に決め、ブルーライトの海をバカンス気分で泳ぎ続ける2人。
修学旅行の就寝時に「はやく寝なさい」と言ってバカ生徒たちの部屋を練り歩いていた先生の悲哀と優しさをこの歳にしてようやく実感する。
でもやっぱりいくつになっても深夜にする恋バナは最高である(何の話だ)
とりあえずコイノシルシでも貼っときますね。
4月15日(土)
てなわけで数度の休憩を挟み無事目的地である大阪に到着したゲバラ。
早朝の光に当てられ、長時間移動でバキバキになった腰をいわしながらバイオハザード調で見慣れぬ街を歩くトルネコ。
事前に調べておいた漫画喫茶にチェックインし、「〇〇だね麗愛ちゃんルーティン(※自作FSK撮影)」をキめ、精神的に息を吹き返すことに成功。
「無料だとありがたみを感じないのは飲み物も接触もいっしょだなー」とか考えながらぱぱっとシャワー&数時間仮眠を済ませ早めに外に出たゲバラ。
実は夜のライブ前にどうしても行っておきたい所があったのだった。
それがこちら。
知ってる人は知っている、アニメ「涼宮ハルヒ」シリーズの聖地こと、兵庫県西宮市。
ほんとは自分で比較とか作る方が丁寧なんだろうけど、いかんせん性格が雑なので他力本願寺にて失礼。(めっちゃ参考にさせてもらいましたありがとうございます)
以下画像。
あっちはかなり桜も残っていて、期せずして推しとのコントラストを堪能できた。
「のちのブレイブメンロードだね麗愛ちゃん。」
こうして結構歩き、ようやく主人公のキョンが高校へ通う際に使っていた「甲陽園駅」に到着。
引き続き、分かる人にはたまらない画像をお楽しみください
ちなみにこれが高校前の坂道。
勾配が鬼。
実際に作中でも「強制ハイキングコース」と表現されてるだけあって、想像の何倍も長くてキツイ道だった。
深夜バスの疲労ですでに爆発しそうにパンパンだったふくらはぎで必死こいて歩くも地元の高校生たちにどんどん抜かされるゲバラ。
しまいにゃおじいさんにも抜かされ街単位での健脚を疑う余地がなかった。
習慣化の強さを改めて知った。
こうして、学生時代のアニヲタ・声ヲタ、両方の入口として思い出深い「ハルヒ」シリーズの聖地を雑にだが回ることができた。
みのりん(※茅原実里)と同じ道を歩いたと思うと感慨もひとしおである。
劇場版『涼宮ハルヒの消失』テーマソング「優しい忘却」/茅原実里 PV
さぁ話をアニヲタからドルヲタに戻そう。
ちゅーわけで「目的も果たしたしよっしゃ東京帰るか!…ってライブや!!!」というコテコテのやつを決めふわっと梅田に舞い戻るゲバラ。
そういえば今回の主目的を言ってなかったので、ここで改めて整理しておこう。
20170407 【Hauptharmonie und Tapferkeit Band】「Brass! Brass!! Brass!!!」リリイベ@タワレコ錦糸町
Hauptharmonie(ハウプトハルモニー)。
ちゃんと説明しようとすればひたすらに紹介できるんだけど、とりあえずそれはまたの機会があったらってことで!
とりあえず、ヲタクとDMキャンペーンやって炎上したり、ヲタクとベッドインチェキ会やって炎上したり、TIFでヲタクがリフトかまして怒られたり、Pとスタッフが歌舞伎町で一晩で20万溶かした上にその話を曲にしてしれっとアルバムに入れたり、メンバーの入れ替わり多すぎてCDの発売日にジャケットにもういないメンバーが写ってたりするけど曲とライブが最高なグループって覚えてくれたら嬉しいです。
これから間違いなく売れると思うので(来月に解散決まってるけど)皆さん要チェックでお願いします。
で、ここでの自分の推しの「ななみる」こと倉木七海さん(※ガチ恋敬称)の出身が大阪ってことで、「最後くらい地元凱旋見に行きたいなー」となり急遽この旅が決まりました。
「そもそもなんで推したか~」みたいな話は気恥ずかしいし本旨と外れるのでここではしませんが、自慢の推しの一人であることは間違いないので、もし気になってくれた方は現場でもネットでもいいので、見れるうちに気にして見てあげてほしいなと思います。
ちなみにラストワンマンになる東京公演は4/21(金)、渋谷TSUTAYA O-WESTにて開場18時/開演19時です
(チケ詳細→Hauptharmonie(ハウプトハルモニー)|ライブ/コンサート/ツアーのチケット情報・販売・購入・予約|e+(イープラス))
ちなみに今回の旅は、夜の部のライブで本人にサプライズ的に会えるよう、あえて自分が大阪入ってる事を悟られないようにリアルタイムでのツイートをしませんでした(面倒くさいヲタ思考)
それで今こうしてまとめるのにめっちゃ苦戦してるので笑えないんですけどねHAHAHA
…さて、ちょいちょい真面目入ってしまい照れつつ本筋戻ります。
梅田に戻ってから夜のライブまでまだ若干時間があると踏んだゲバラ、「こうなりゃAISの未来の大阪初遠征を先取りじゃい」と言わんばかりに、自分が思いつく限りの名所を麗愛ちゃんFSKで制圧して回ろうと思いつく。
まず行ったのが、
リリイベ情報でよく見かけていたので初めて来れて嬉しかった。
余談だがこの施設内で(うおっ!みんなエスカレーター右側に乗ってる!!!)と一人高まる。
「7月の俺だね麗愛ちゃん」#偶然見つけた看板
ハロショ大阪店。
やはりFSK芸をやってる身として本家へのリスペクトは欠かさない。
3階の記念撮影コーナーもしっかり荒らしてきた。
あとハロショ大阪店は品揃えがめっちゃ良かった。
東に向かって「ちょっとは見習えコノヤロー」とボヤきつつ念願のちぇる袋購入。
人生には三つの袋があると言います。
池袋、コブクロ、そしてちぇる袋です(悪ノリ)
そして特にオチもなく話題変えるけどかなともとあーりーのリアル握手看板はちょっと怖かったね麗愛ちゃん。
そしてここから更に徒歩でズイズイっと移動して、
THE・大阪こと道頓堀
へ。
と、ここまで巡って時間切れ。
現場である心斎橋DROPまで移動し、無事時間通りにライブを見る事ができたのでした。
ライブは良すぎてそう簡単に感想まとめられるレベルじゃなかったですね。
なので、とりあえずひとつだけこぼれ話!
推しのななみるの最後の凱旋ライブってことで会場では記念の横断幕企画をやっていました。
横断幕にファン1人1人が手書きで記念メッセージを書いて、それをライブ中の一番エモいタイミングで掲げる、ってやつです。
会場入った瞬間にそれ系に強い東京のヲタク(ヲタ友)が僕を見つけてくれて企画のこと教えてくれたので、自分も二つ返事で快諾したのですが、「何書くか考えながら一回トイレ行くか」と席を外してるうちにいつの間にか横断幕はオープンスペースから回収されており、せっかく書きこむメッセージを「ふぁぼくれ!!!」にしようと決めたものの、結局それは叶いませんでした。
まぁ気合入れて張り切れば張り切るほど空回るタイプの推しなので、このくらい脱力感ある自然体で応援するのがちょうど良いのかもしれません。
ただ企画用意してくれた皆さん(特に声かけてくれたAくん)には本当に申し訳ない事をしました。すいませんでした。
あとサイリウム配布ありがとうございました。
その他のライブの感想とかはまた別の機会にまとめられればいいと思うのですが、この日一番「解散直前」を実感した風景は、普段軽薄っぽいキャラで愛されてる名物プロデューサーのあーりーPが、物販でファン1人1人全員に「今まで本当にありがとうございました」と深々と頭を下げていた姿でした。
大阪のファンの人からしたら、これで最後のライブになる人も多いわけですもんね。
自分が遠征してたこともあって、正直そこらへんの意識が抜け落ちてました。
ちなみに自分の番では「あーりーさんの作る曲が大好きです」と伝えたところ「ありがとうございます。ただ性格が悪すぎましたねw」と、Pは自嘲気味に笑ってました。
でも「曲がいい」という事実を、安易な謙遜で濁さないでくれただけで一ファンとしては充分に嬉しかったです。
繰り返しでくどいですが、その他の感想についてはまた機会を改めてまとめられたらなぁと思う次第です。
かくして!
計画性が微塵もないまま組まれたこの弾丸スケジュールのボッチ強行軍でしたが、なんとか推しの地元凱旋を見届け、大満足で帰りの深夜バスへ乗り込んだのでした。
余談ですが、行きであれだけ苦しんだ深夜バスに早くも慣れたのか単に疲れてただけか、帰りはビックリするくらいちゃんと眠ることができました。
ひとまず最も伝えたい事には、皆さんも外人カップルにはくれぐれもお気を付けください。
ただ、今回の旅で唯一心残りがあるとすれば、ヲタ活関係で回りたいところが多すぎて食を気にする余裕がなく、大阪らしいものを一つも口にしなかった事ですね(昼食→マクド)
なので、次回また行ける機会があればなんとか食レポFSK芸できるよう励みたいと思います。
それでは、後半推しの話し始めた辺りから真面目になり過ぎまして失速しましたが今日はこのへんで!
お粗末!