シングルボーイ下位時代

しょっぱいドルヲタが細々と喋ります

レポ日記「AIS定期公演 vol.22 〜目指せ256人!絶対あきらめない千秋楽〜(2017/12/9)」

 

 

決意の朝

もう下唇は噛み飽きた。

 

気付くとデビューから約1年半。

今だAISは、明確な目標を達成したことがなかった。 

 

一度目の夏。

指先に触れていたはずの勝利を、最後の最後で掴めなかった後悔の記憶。

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与えられたチャンスを、最後まで生かしきれなかった第1回定期公演。

 

突如奈落に落とされるような思いを味わった、3/19の悲劇。

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共に何かを成せぬまま、ついに訪れたタイムリミット。

泣きながら強がって送り出した、凛々しくて頼もしいあの背中。

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そしてすぐさま7人体制での再出発。

決意を抱き駆け抜けた、二度目の夏。

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しかし、はやる気持ちとは裏腹に変わらない現状。

かつて希望を胸に言い放った「AKIBAカルチャーズ劇場満員」という目標は、いつしか呪縛のようにその身に付きまとった。

 

変わりたい。

 

変わらなきゃ。

 

変わっていける。

 

変えていける。

 

心が折れそうになるたびに、誰でもない自分に言い聞かせた。

 

そして2017年9月。

始まった第2期定期公演。

掲げた目標、「全7回の公演で通算動員1000人」。

 

増えた持ち曲、

 

磨いた技術、

 

固めた結束、

 

見据えた未来。

 

着実に、丁寧に、愚直に積み上げてきた約一年半。

もはや今のAISに必要なのは、何かを達成したという事実だけだった。

 

既に6回の公演を終え、12/9の千秋楽を残すのみとなったところで、目標動員まではあと256人。

ここまでの一公演ごとの平均動員はおよそ100人弱。

今までの約2倍強という高いハードルを前に、ついに窮地に立たされたAIS。

それでも、もう下を向く者はいない。 

 

視界に捉えた最初の栄光。

夢へと続く希望の糸口。

残り時間が尽きるまで、もがき、足掻き、歩を進める。 

 

仮にこの目標を達成したとしても、何かが変わるという保証はない。

しかし、もし何かが変わり始めるとしたらそれは今この瞬間からだと、誰もがそう信じずにはいられない不思議な空気があった。

 

メンバーの笑顔を願ったファンと、

ファンの笑顔を願ったメンバー。

 

双方約一年半に渡る壮大な足踏みの終わりを信じて、多くの想いが交錯した、決意の朝が静かに明けた。

 

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(※レポ本編のみを読みたい方は「MC01」まで飛ばしてください)

いざ秋葉原

当公演の一週間ほど前から、メンバー・スタッフ・ファン各人の眼の色はこれまでと明らかに違っていた。

メンバーのビラ配りやチケット手売りなどの地道な販促活動が急遽行われたのに加え、加速度を増す公式の告知活動、ライブに友人を誘おうと積極的に動くファン達。

誰に頼まれるでもなく「絶対にこの目標を達成しよう」と、各自が今自分にできる行動を起こし始めた。

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人の想いが人を動かし、新たな人へと繋がっていく。

むしろこれについて多くを語るのは野暮とさえ思う。

とにかくこの日ばかりは僕も、AIS以外のことを考える余裕は全くなかった。

目覚めのよい朝を経て、いざ決戦の地、秋葉原へと向かった。

 

 

寄り道①

一時間後、舌の根も乾かぬうちにクマリデパートのリリイベに到着した。

声に出して読ませたい数行前。

「友よ、なぜ君は他箱(あくま)に魂を売ったのか?」

推し増し戦隊ライブマンを地で行くゲバラ

しかもちゃっかり運営予約まで絡めて小銭を節約する徹底ぶり。

それにしても我ながら丁寧な前フリだった。

 

ヲタクの発言と平松のシュートはよく曲がる。

ライブ後、新宿MARZの中心でバキバキにキマった僕は秋葉原方面に聞こえないようこっそりこう叫んだ。

 

「優雨ナコちゃんドチャクソかわいい…♡」 

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鼻筋の通ったアイドルと人生に筋の通らないヲタクの奇跡2ショ。

 

優「MVいっぱい見てね♡」

ゲ「うん♡いっぱい見るね♡」

 

と、接触レポ書いてて思うが我ながら地獄のような話歴である。

ヲタクはアイドルに誘発されて語尾に♡を付けるな。

と、そうして熱気立ち込める新宿MARZから出て、どの面下げてか図々しくも地球に再臨したゲバラ

 

今度こそ秋葉原を目指し、意気揚々と歩を進める。

 

(ちなみにクマリデパートの新曲「ピアノ」は、現在会場限定シングルとして好評発売中だから皆よろしくな(小声))

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寄り道②

①があったら②があるのが世の道理。

自認して初めて現実になるのが老いと花粉症である。

軋む関節もなんのその。

心のスクールメイツと共にツーステップを踏みながら冬の往来を颯爽と闊歩し、「新宿区若者の集い」へと向かった。

そして俺はいったいどの年代に向けてこのブログを書いてるのだろう。

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ちなみにそろそろAISファンにキレられそうなので駆け足で書くと、虹コンとか二丁魁とかアプガプロレスとかフィロのスとか見たよ(早口)

 

推しMV貼っとくから気が向いたら見てね(超早口)

 

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虹コン冬曲MV、心のJRスキーが「浴衣メガネ隈本さんでCM撮りたい」しか言わない。

 

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ディスコチック声量高校、DOPEのカラーギャングことフィロソフィーのダンス

ちなみにヲタ活始めて以降、僕のカード決済履歴も新しいダンスを踊りっぱなしである。

 

こうしてたくさんの素敵なサムシングを見つけてからサイコー無銭を後にしたゲバラ

外に出ると日も暮れつつある夕刻。

冷たい風に触れふと我に返る。

思い出したように少し緊張しつつ、今度こそ本当に秋葉原へ向かう。

既に現地にいた友人からは「すごい数のお客さんが入ってる」という連絡があり、歩調は無意識に早まった。

 

ライブレポ本編

入場

新宿から移動して、会場のAKIBAカルチャーズ劇場へと到着。

 

中に入ると、ファンの宣伝活動の甲斐あってか、AIS以外の現場からもたくさんの人が見に来てくれていた。

会場内はいつもと段違いの人口密度。

普段スイスイ歩いていた通路も、この日はすり抜けるのにかなり手こずった。

同時に、それが素直に嬉しくもあった。

 

物販スペースを抜け、ライブハウス内へ。

写真を撮ってみようと思った一回を除き、ずっと自分の定位置にしていた下手最後方の立ち見エリアを目指す。

ここAKIBAカルチャーズ劇場は入口が上手側後方の一か所しかないため、下手最後方のこの場所からは、人の出入りを含め会場内のすべてが見渡せた。

 

その為、ここからの視界の良し悪しでその日の動員具合が一目で分かった。

同時に、いつか大盛況の客入りにより、ここから見る僕の視界が悪くなることが個人的に密かな夢だった。

そうして思い描いた景色が、今まさに眼前にある。

既に少し泣きそうになりながら開演を待っていると、関澤朋花ちゃんの影ナレに次いで会場が暗転。

準備は整い、あとは主役の登場を待つのみ。

各自万感の思いを込めた、AIS定期公演千秋楽がついに幕を上げた。

MC01

奇跡でも偶然でもない、必然の結果がそこにはあった。

元気よく舞台に飛び出した7人が、ついに満員の会場に向かい合う。

湧き上がる歓声。

厚みのある熱気。

夢にまで見たその光景は、ついに現実の物となった。

「一曲でも多く皆さんにお届けしたいと思います」という言葉のとおり、簡単な挨拶のみを済ませ、すぐに曲の準備に入るAIS。

会場の暗転に次いで流れた聞き慣れたイントロは、AIS流の「今日は出し惜しみなし」という宣言にも思えた。

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M01.Over The Future/可憐Girl's

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約一年半前、7人がAISとしてスタートを切ったその日。

グループが結成され、その名が発表された当日に、同時に初披露されたはじまりの曲のうちの一つ「Over The Future」。

イントロからファンの大歓声が上がり、メンバーを大いに鼓舞する。

曲の熱量に歌い手が振り回されるような、そんなかつての不安さはもうない。

7人がAISとして歩んだ一年半の、汗と涙と苦悩と喜び。

その全てを刻み込んできたこの曲を皮切りに、ライブはいきなり最高潮で幕を開けた。

 

M02.ZETTAI/PARADISE GO!!GO!!

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初披露当時、兼任解除を間近に控えた宮本茉凛から「ファンと推しとの間にある、『好き』という気持ちに通ずるサビの歌詞に注目してほしい」という紹介を受けた曲、「ZETTAI」。

 

グループの初心ともいえる「Over The Future」から、先輩・宮本茉凛が伝えようとしたアイドル哲学を象徴する「ZETTAI」という流れに、今のAISの精神性が凝縮されているように感じた。

M03.I NEED YOU/Buono!

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目の覚めるような2曲から一転、一気に力の抜けるギター音が鳴り響く。

着実に積み重ねた自信と経験は、ただ闇雲に熱を煽るだけではない、硬軟自在のライブの振り幅をも生んだ。

 

失恋後の少女の心境を、表情が多く緩急の激しいメロディに込めたロックナンバー「I NEED YOU」。

決して一筋縄じゃいかないこの曲を、この大一番で堂々と歌う彼女たちの表情には、「楽しい」という感情が見て取れた。

 

息を吸い、落ち着いて、周りを見て、今を楽しむ。

トップスピードに乗せた足がもつれる事はもうない。

 

この日手にケガをしていたメンバーの朝熊萌ちゃんも、周囲の心配を跳ねのけるような素晴らしいダンスソロを決めてくれた。

つい十数分前に涙ぐんでいた彼女たちなのに、今はどこか余裕すら感じられる。

「皆こんなに頼もしくなったんだ」 

無意識に感嘆の息が漏れた。

 

M04.それだけなんだけど/Whiteberry

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あえてギリギリのキー設定や簡単な振付など、他の曲と比べ、技術や表現より「気持ち」を押し出すことに特化された印象を受ける「それだけなんだけど」。

 

ストレートで情感溢れる、等身大の少女らしい歌詞が何度聞いても胸に刺さる。

順に回るソロパートの後に全員歌唱になるシンプルな歌割りを通して、何かを伝えようと懸命に歌う7人の表情が忘れられない。

 

M05.Faraway/PARADISE GO!!GO!!

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聞くだけで涼風を感じるような爽やかなイントロが会場に鳴り響く。

一年前の新人公演の総括動画でも使われている「Faraway」。

弾むようなテンポ感に、「行こう」「もっと」という前向きな歌詞のリフレインが堪らない。

曲が終わり、清涼感溢れるアウトロがゆっくり引いていく。

クラップを経て一つになった会場からは、惜しみない大きな拍手が贈られた。

MC02

休憩と曲紹介を兼ねた中間MC。

ここから続くパートでは、9月から行ってきた定期公演で新たに持ち曲に加えられた歌を連続でパフォーマンスすることが伝えられた。

M06.マーチングマーチ/HALCALI

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今回の第二期定期公演で追加された新曲群は、明らかに今までとは異質かつ高難度の楽曲が続き、グループとしても挑戦的な要素が強かったことは素人目にも分かった。

ある種その象徴ともいえるのが、この全編ラップのみで構成されたHALCALIの名曲「マーチングマーチ」である。

ラップといっても昨今流行っているような、いわゆるフリースタイル系のギザギザしたものではない。

ゆるやかかつマイペースに言葉を紡いでいくHALCALIのラップスタイルに、素直な感性で寄り添ったAIS。

 

歌詞の端々に転がる時代感香るキーワードと、はたしてそれらをどこまで理解して歌っているのかわからないメンバーたちとの不思議な対比が面白い。

良い意味で一本調子なメロディの中で、声質や抑揚など各人の個性光るラップが映えていた。

 

M07.SWEET&TOUGHNESS/南青山少女歌劇団キャナァーリ倶楽部

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快活にして爽涼なメロディが印象的な「SWEET&TOUGHNESS」。

カバーのカバーということもあり、大元の原曲が初めて世に出たのは1993年。

しかし今聞いても全く古さを感じないどころか、むしろ新鮮さすら覚えるこの一曲。

今では「世代を超えてアイドル界の名曲を歌い継ぐ」というAISのコンセプトを象徴する、とても心強い武器となった。

 

M08.こあくまるんです/おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!

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いままでAISが定期的に行ってきた企画「恋するワンフレーズ」。

内容は、ファンの考えた胸キュンセリフの中からメンバー自身が選んだものを思いを込めて読み、実演するというもの。

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曲間のセリフがキモになっているこの「こあくまるんです」は、この「恋するワンフレーズ」企画がなければ採用されてなかったのでは、とすら思う。

 

一瞬でシチュエーションを描かせる演技力と、目線や仕草で見る物の心を惹きつける表現力。

些細な一つ一つの経験が全て無駄にならず今に繋がっている。

安易に消費されることのない強さが見えた今だからこそ、安心してこう言える。

7人とも本当に可愛かった。

 

M09.GO MY WAY!!THE IDOLM@STER

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定期公演中、初の試みとして行われたメンバープロデュース公演において、リーダーである橋本麗愛が新曲として選んだ「GO MY WAY!!

 

アニメ・ゲーム界屈指の名曲として長年愛されてきたこの曲を歌うアーティストの名は「THE IDOLM@STER」。

 

つまり、実在しない二次元世界のアイドル達である。

 

対して、リアルの模倣から端を発したバーチャル世界のスーパーアイドル・アイマスオールスターズのその輝きを、再びリアルに引き戻し、敬意を持って再製してみせたAIS。

 

時代や年代だけでなく、リアル/バーチャルの垣根すら超える、アイドルカバーの可能性を示した。

「定義の曖昧さこそ強み」と言わんばかりに、『アイドル』の解釈を更新する、若い感性の奔走が頼もしい。

 

M10.Love★Rasberry Juice/SweetS

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スキルの際立つ楽曲は、等しく演者の退路を断つ。

かつて「ダンス&ボーカルユニット」という茨の道を進んだ実力派グループ、Sweetsの誇る不朽の名曲「Love★Raspberry Juice」

 

大人びた容姿でスタイリッシュな楽曲群を歌い踊ったかつての少女たちと、時代を超えて違うステージ上で対峙するAIS。

 

その表情に溢れる自信からは、楽曲の強さに引けを取らない、積み重ねた努力への自負が見えた。

 

M11.ジン ジン ジングルベル/佐々木希Feat.Pentaphonic

 

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続いて披露されたのは、AISの持ち曲で初めて男声ボーカルを含む楽曲となった「ジン ジン ジングルベル」。

 

ラップ調の男女の掛け合い風の歌詞を、島崎友莉亜・朝熊萌のコンビがメインとなり軽やかに演じるように歌う。

 

いわゆるクリスマスソングにありがちなしっとりした雰囲気には似ても似つかない、終始ドタバタの曲展開がまるでコメディドラマを見ているようでひたすら楽しい。

 

M12.ジングルガール上位時代/Tomato'n Pine

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一転してザ・王道クリスマスソングの「ジングルガール上位時代」へ。

 

立て続けに披露された新曲群を締めくくるように組み込まれたこの曲。

初披露はちょうど一年前のクリスマスシーズンであり、それ以降、冬季の代表曲としてAISのライブを支え続けてきた。

 

まだ新鮮さすら感じる新曲たちの後に流れる、丸一年大切に歌ってきた「ジングルガール上位時代」の安心感。

 

貪欲に変化を求めつつも、今まで手にしてきた物も決して蔑ろにしないという気持ちが伝わってくるような気がして、見ていて嬉しかった。 

MC03

第2パートでもノンストップで7曲を披露したAIS。

次のMCパートでは今後のイベントの予定を案内した後、話題は次に披露される新曲へ。

「私たちの未来を、皆さんと描けるように。そんな思いを込めて歌います」という曲紹介に続いて、第二期定期公演最後の新曲が披露された。

M13.この手につかんだ未来地図/BON-BON BLANCO(初披露)

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この日の新曲はBONBON-BLANCOの「この手につかんだ未来地図(ストーリー)」。

 

明るく朗らかな曲調の中に、消せない迷いや不安が垣間見える歌詞というバランス感が、いかにも人間を歌った曲であり好感が持てる。

 

「ギュッとこの手につかんだ未来地図(ストーリー)輝かせにいこう」という歌詞は、まだまだ道半ばにあり、今後もっともっと大きなステージを目指していく彼女たちにピッタリだと感じた。

 

無理に盛り上げるでもなければ変に感傷に浸りもしない、ただありのままの今を喜びつつ、それを輝かしい未来に繋げていきたいと願う純粋な心を映したこの曲。

 

挑戦や変化の連続で終始息つく暇もなかった第二期定期公演の最後を、他でもないこの曲で優しく飾ることができて本当に良かった。

 

曲が終わってアウトロが引くと、会場には暖かい拍手が溢れた。

 

MC04

 

「この手につかんだ未来地図」を歌い終え、やや弾む息のままに曲の感想を話すメンバー達。

 

ほっとファンの表情がほころんだところで、リーダーの橋本麗愛が前に出た。

 

「ここで、『ありがとうのおハガキ』の結果を発表したいと思います。」

 

今回の定期公演中、来場者1人につき1枚を渡し、通算1000枚を配りきれば晴れてワンマンライブが開催できることが予告されていた『ありがとうのおハガキ』。

 

そしてついに迎える最後の動員数発表。

 

スタッフから手渡された紙を開き、中身を黙視する橋本麗愛。

その場の全員が固唾を飲み、次に続く言葉を待つ。

彼女は一つ息を吸い、噛み締めるようにこう言った。 

 

「AIS、初めてのソールドアウト。そして、総動員数…1000人達成しました!」

 

瞬間、一気に湧き上がる会場。

今までの緊張や不安から解き放たれたメンバー達は、泣いて跳ねて喜んだ。

 

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後日聞いたところ、この日は後から来た人が中に入れないくらいに立ち見エリア含め満員であり、会場外にある通路のモニターでライブの様子を見守る人がいたとか。

 

 なんの誤魔化しも効かない正真正銘の結果。

晴れてワンマンライブの決まったメンバー達は笑顔でファンへの感謝の言葉を述べ、舞台袖に捌けて行った。

 

EN.こいしょ!!!/おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!

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幸せな時間は最後まで笑顔で。

 

アンコールに応え再び飛び出した7人が披露したのは、おはがーるちゅ!ちゅ!ちゅ!より歌い継ぎ、MVも撮影されたAISの代表曲の一つ、「こいしょ!!!」

 

ここまでほぼノンストップで走り抜けた疲れなど一切感じさせない、最後まで全力のパフォーマンス。

 

それに同じく全力のコールで応える会場。

最後のラップパートを任されている関澤朋花の「ありがとうございましたー!」という言葉とともに曲が終わり、次いで最後の挨拶を終えたメンバーは会場へ深々とお辞儀。

 

「本当にありがとございました!以上、AISでした!」

 

こうしてAIS定期公演千秋楽は、汗と笑顔とたくさんの嬉し涙とともに幕を閉じた。

 

最後に

まずここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

 

このライブは僕にとっても去年で3本の指に入るほどに思い入れの深いものになり、そのためこのブログも書いては消し書いては消しを繰り返し、気付けば約1か月半も時間が経ってしまいました。

 

このままお蔵入りも考えた当記事を今こうして無理にでも書き上げたのは、アイドルネッサンス解散のニュースがあったためです。

 

僕自身、アイドルネッサンスとの出会いがなければ今こうしてAISを応援していないので、最初に聞いた時は大きな衝撃を受けました。

 

しかしそんなニュースの翌日、誰もが心配する中AISの橋本麗愛ちゃんはブログ中でこう言ってくれました。

 

『AISはAISのまま』です。
 
 
解散もしません。
 
 
AISはこれからも頑張って活動して参ります。
 
 
AISを応援してくれている皆さんはどうか安心して下さい。

 

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 これを聞いて、AISがまだいてくれる間、前を向いて走ってくれる間は、自分もそれを精一杯応援しようと改めて思い今この文章を書いています。

 

周囲で色々な出来事が起こり気持ちが沈む事があっても、いつかくる別れの日に向けて「もしあの時ああしていれば」を一つでも減らしていけるよう、自分なりに手を動かそうと思います。

 

改めて、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

 

そしてもしいらっしゃったら、当ブログをきっかけにAISを知ってくださった方へ。

 

アイドルネッサンスが終わっても妹分のAISは終わりません。

 

ライブの楽しさは保証しますので、もしご都合つきましたら、一度イベントを見に来て欲しいと思います。

 

それではこれで本当に終わります。

 

長文失礼しました。

 

お粗末!