シングルボーイ下位時代

しょっぱいドルヲタが細々と喋ります

【AISヲタクインタビュー⑥】「栗原舞優」編・しばっちさん

まえがき

 

そうだ!

京都に行かずにアイドルの魅力をヲタクに聞こう!

こんにちは!

みんなの恋のサポーター、チェる・ゲバラです♪

 

やってきましたAISヲタクインタビューブログ第6回!!!

自分を鼓舞すべく仰々しい横文字を使うとセミファイナルでございます!!!

 

思えばつい先日あった突然の解散発表からはや数週間。

個人的にはようやく徐々に思考が整理できてきたように感じる今日この頃です。

 

ただ、こういうことはあまり自分から言うべきではないと思うのですが、前回のブログは解散発表直後というタイミングもあり、個人的に書いていて一番辛いものとなりました。

 

解散の決定により『AISの魅力を広げたい』という当初の目的を失った状態でこの企画を続けることに意味があるのか?と何度も自問自答し、正直『考えるだけでこんなに辛いなら、いっそ解散ライブまでAISの事は極力思い出さない方が幸せなのでは?』という所まで思い悩んだのですが、件の発表よりずっと前にインタビュー用の録音を録り終えていたKTさんから、『キツイと思うけど、こういう時だからこそなんとか書いて欲しい』というありがたいお言葉をいただき、突貫工事ながらなんとか形にすることができました。

 

その結果、予想を超える多くの方にお読みいただいた上に、『インタビューを読んで、星来ちゃんのことがより好きになりました』といったありがたい声もいただき、そういった一つ一つの暖かい感想が自分の中で本当に救いになったというか、これまでこのブログを続けてきて本当に良かったなと改めて感じる事が出来ました。

 

文章は読んでくれる人がいなければ存在しないのと一緒なので、改めてこの広いインターネットの海から、こんな感情だけの稚拙な書き殴りを見つけてくださった全ての方に感謝いたします。

ありがとうございます。

 

今後については正直まだ分かりませんが、そもそも僕自身がヲタクの話を聞くのが好きなので、インタビュー企画はまたそのうち気が向いたらやるかもしれません。

ただ、ひとまずAISに関しては今回を含めあと2回で終了となります。

 

あともう少しだけ続きますので、どうぞお付き合いください。

 

・・・

 

さて!

それではいつも通り前回の振り返りから参りましょう!

 

第5回となった前回は、ファインダー越し見守り系ヲタク、KTさん(@hello_KT_07)にお話しを伺った、「磯前星来ちゃん編」をお送りしました。

 

元々アイドルの「ア」の字も知らないところから、AKB、ももクロエビ中、アイドルネッサンス、AIS…と色んな現場を渡り歩くうちに、気付くと立派なアイドルフリークへと進化していたKTさん。

 

また『推しメンの成長を記録する為にカメラを買った』というエピソードなどは親心全開で聞いてて少し泣きそうになるのですが、ただそこに至るまでに通った地下現場でのあれこれは色んな諸事情により残念ながらカットとなりましたw

 

というのも、話の流れで星来ちゃんに会うよりずっと前、地下現場デビューしたての頃のKTさんが、いわゆる『ガチ恋沼』に一番深刻にハマっていた時期のチェキを少し見せてもらったんですが、正直『朝のカレーより重いっすねw』以外の感想を返せなかったほどにバッキバキにキマっていてビビり散らしましたw

 

ただ、そういった限界チキンレース的なヲタク沼をズブズブ泳いでいた過去を振り返って『あれは色々不健康だったねw』と笑顔で語ったKTさんだったので、一度そういう沼の底を見ているからこそ、星来ちゃんも最初から健全なスタンスで応援できていたのだと思えばまぁ結果オーライかなとw

 

…と、正直書いてて自分でもキレイにまとまってるのか分かりませんがw、インタビュー自体は優しいKTさんの人柄が出た暖かい内容にまとめることができたので、我ながらながら本当に満足しております。

 

改めて、KTさん本当にありがとうございました。 

(P.S. 僕もガチ恋病みにだけは気を付けますw)

 

それでは前回の振り返りもそこそこに、今回の内容紹介といきましょう。

 

本日の主役はくっきり眉毛のかまってちゃん・栗原舞優ちゃん。

インタビューを受けてくださったのは「しばっちさん(@shibatch0501 )」です。

 

あのAKBをキッカケにドルヲタに目覚めたというしばっちさん。 

 

その初代推しメンはなんとあの高橋みなみであり、そこからどういったヲタク遍歴をたどってきたのか、様々な現場を見る中で感じた『声援やコールの重要性』や、舞優ちゃんとの出会いから推しメンとして好きになるまでの事、そして、解散ライブを直前に控えた今の舞優ちゃんへのメッセージ等についてお話を伺いました。

 

 それでは今回も簡単な紹介文より始めさせていただきます。

 

 

AIS・栗原舞優ちゃんの紹介

AIS・栗原舞優ちゃん

 

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 AISの年長組にして、自他共に認める寂しがり屋の舞優ちゃん。

 

見た目同様その性格はひたすらキュートで愛くるしく、どこまでも『THE女の子』を地で行くふわふわラブリ~♡っぷりを見せてくれる。

 

しかしその反面、アイドル活動への想いは誰よりも熱く、ただカワイイだけではない芯の通ったストイックさも持ち合わせる。

 

毎日更新を続けて今やメンバー内でダントツの件数を誇るブログを始め、ランニング等の自主トレ、常に気を抜かないMCや舞台裏動画での積極的な立ち振る舞い、他グループとの交流時に誰よりも先に声をかけて周囲に会話の糸口を作れる社交性…と、一つ一つ挙げていけばキリがないほどに誰よりも頼りになる存在である。

 

そしてどんなに苦しい時でも決して崩れない彼女の笑顔には、舞優ちゃん流の『アイドルとしての矜持』が宿っている。

 

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インタビュー本編

  2018年9月某日、都内の喫茶店でしばっちさんと待ち合わせた。

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  お久しぶりです。今日はよろしくお願いします。

 

しばっちさん「こちらこそ、よろしくお願いします。」

 

ドルヲタになったキッカケ

 

  ではまずしばっちさんがドルヲタになったキッカケから教えてください。

 

「細かいところからいくと、僕が小さい頃にちょうど初期のモーニング娘。が世間的に流行ってて、その時に自分の2個上の姉がそれにめっちゃハマってたんですよ。もうCDとかグッズを買い漁ってコンサートとかバンバン行くだけじゃ飽き足らず、1人で勝手にオーディションとかも受けたりしててwウチは親がそういうのを許さないタイプだったんで、姉も内緒で履歴書とか送ったらしいんですけど、それが一次の書類審査を通っちゃってwただその合格通知が家に届いた時に親の目に触れて、結局姉は両親にブチギレられてオーディションも辞退させられちゃったんですけどねw」

 

  なんか色々すごいっすねwただしばっちさん自身その時は、『アイドル』というものにハマるところまでは至らなかったわけですか?

 

「そうですね。そもそも当時は本当に幼かったので自分でもあまりよく覚えてないんですけど、何人かのメンバーを指して『カワイイ』みたいなことは言ってたらしいですね。ただ特別何かに入れ込むようなことはなかったですね。当時は普通にテレビを点けたら映ってましたし、『芸能人・タレント』みたいな大枠のうちの一部として見ていたぐらいで。で、そこから少しして世間的なモーニング娘。の盛り上がりが落ち着いてくると同時に姉の熱も冷めていって、それに伴って自分もアイドル的なものに一切触れない生活に入っていったんです。で、その後2005年のちょうど自分が中学に上がるタイミングでAKB48が結成されたんですよ。」

 

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  なるほど。というかしばっちさんがお若いのは前から分かってましたが、こうして具体的な出来事込みで時系列で聞くと更にクラクラしますねwそれで、その時にAKBを見て一気にハマったんですか?

 

「いえ、正直最初は特に興味なかったんですよ。でもちょうどその時に仲の良かった友人がAKBにハマって、それから『一緒に劇場にライブ見に行こう』みたいな感じでめっちゃ誘われるようになったんです。最初は僕も興味なかったんで普通に断ってたんですけど、そのうちアイドルがどうこうってより、秋葉原って街そのものに興味が湧いたというか、一回行ってみたいと思うようになってきたんですよね。」

 

  あの当時はドラマ版『電車男』のヒットからメディアにヲタク文化が取り上げられるようになっていって、秋葉原も一気に観光地化しましたからね。

 

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※『電車男(ドラマ版)』(2005)

 

「そうですそうです。まさしくその流れで単純にアキバに行ってみたくて、それで『どうせ行くならついでに付き合ってやるか』みたいな感じで、友人の誘いに乗って初めて秋葉原の劇場に行ってAKBを見たんです。個人的にはそれが人生初のアイドルライブになりましたね。」

 https://youtu.be/ns7LTtznTfg

  その時の感想ってどんな感じでしたか?

 

「まったく事前予習なしで行ったんですけど、普通に楽しめましたね。曲も自分の好きな雰囲気だったんで。ただその時はライブ全体の感想とかよりも、あるメンバーが強烈に印象に残ったことをよく覚えてますね」

 

  そのメンバーって誰だったんですか?

 

高橋みなみですね。」

 

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高橋みなみ:元AKB48兼AKBグループ総監督。初期メンバーとして2005年のAKB立ち上げから2016年の卒業までグループ全体を牽引する活躍を見せたAKBブームの立役者の1人。

 

 

  え、あのたかみなですか!すごいっすね!えっと、僕AKB方面に疎いので初歩的な質問で申し訳ないんですが、ブレイク以降に各メディアに出ていたような人気メンって、割とすぐ劇場に出る機会とか無くなってていくわけですよね?

 

「そうですね。ただこの時はまだチケットを手売りしていたような時期だったので、普通にたかみなも劇場公演に出ていて。分かりやすく時代でいうと、まだ篠田麻里子がAKB劇場内のカフェで店員をしていた頃ですね。」

 

  なんというか、期せずしてとんでもない時期に立ち会ってるんですね。ちなみに、その時は偶然生で見たたかみなのどういう所に惹かれたんですか?

 

「なんですかね。その時って、そもそも僕自身メンバーはおろか『AKB48』っていうグループ名すら曖昧なくらい事前知識が0だったんですよ。さっきも言いましたけど本当に友人に連れてこられただけなので。でも、そこで見たたかみなは僕が漠然と抱いていたアイドルのイメージから良い意味でかけ離れてたというか、とにかく衝撃だったんですよね。正直あの当時のたかみなってアイドルとしても駆け出しだし、そこまで可愛くもなければ歌もダンスも特に上手くなかったんです。でもなんというか、変に気取ってカッコつけたりアイドルぶったりみたいな感じが一切無くて、逆に全部むきだしで、今その場で自分に課せられた事を、ひたすら全力でやっているように見えたんです。そういう姿が単純にカッコよかったんですよね。もはや男らしさというか。なので、そういうたかみなの在り方に心打たれたところから、どちらかというと、いわゆる『アイドルへの好き』みたいな感情よりは、人としての敬意やリスペクトに近いニュアンスで好きになったんです。」

 

  なるほど。たしかに門外漢の僕でさえ、たかみなが何かに手抜く所って見た事も無ければ想像もできないですもんね。そういう男らしいというか、ひたすら全力な所はデビュー当時から本当に変わらなかった訳ですね。で、そうしてたかみなを好きになってからは、どのような感じでその後のヲタク遍歴に繋がっていったんですか?

 

「まぁ当時まだ中学生で、お小遣いでチケットやCDを買ってたので、たかみなの事を好きになってからもお金をバンバン注ぎ込んだりとかはそもそも物理的にできなかったんですよ。なのでそこからしばらくはユルくヲタクしてましたね。学生なので平日の公演とかはまず行けないし、よくて土日のイベに行けた日だけライブ見る、みたいな。そんな感じで学生生活の傍ら、付かず離れずの距離感で2012年頃までヲタクしてたんですけど、当然ながらブレイク以降は徐々にチケットとか取れなくなったんですよ。たかみなの握手券とかも本当に手に入りづらくなって。当時の僕のAKBへのモチベって、かなりの部分がたかみなだったので、やっぱり簡単に会いに行けなくなった辺りで徐々に気持ちが冷めちゃったんですよね。各支店や乃木坂とかも出てきて、本店としてのAKBの力が弱っていったのも見ていて悲しかったですし。」

 

  なるほど。初めの頃から近い距離感で見ていた分、それはちょっとツラいですね。

 

アイドルネッサンスとの出会い 

 

  こうしてドルヲタとして初めてハマったAKBと一度距離を置いたしばっちさんだったんですが、それ以降はどうなったんですか?

 

「その後はちょっと個人的な事情というか、生活環境の変化とかでしばらく現場に行けない時期があったんですよ。期間にするとだいたい半年ぐらいかな。なので、そもそもチケットを取れるかどうかとかじゃなく、しばらく現場に行く事自体ができなくなっちゃって。で、それが2014年の事だったんですけど、僕、その頃にヒマつぶしでアメブロを書いてたんですよ。もう後で掘り返して読んでみたら本当にくだらないことしか書いてなくて笑っちゃったんですけどwただ、そうやってアメブロで色々遊んでたら『オススメのブログ記事』みたいな機能で見たこともないアイドルのブログが出てきて、それが当時アイドルネッサンス候補生だった(宮本)茉凜だったんですよね。」

 

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元アイドルネッサンス宮本茉凜

 

「そうして茉凜のブログを偶然読んだ時に、単純に可愛いなと思って。で、色々気になって調べてみたら、その当時お披露目もまだ先だったので当然会いに行ったりとかはできず、しばらくブログコメとかしながら在宅で追ってたんですよ。それからしばらくして年度が変わった辺りで僕もまた現場に行く時間ができるようになって、ちょうどその直後の5月にアイドルネッサンス候補生のお披露目公演があったんです。個人的にそれがかなり久しぶりの現場だったりとか、しばらく在宅で追ってきた茉凜との念願の初対面だったりしてめっちゃテンション上がってたのを覚えてますね。」

 

  AKBを離れてから一度空白期間を挟んで、ここでやっと新天地のルネにたどり着いたわけですね。ちなみに茉凜ちゃんとの初対面ってどんな感じだったんですか?

 

「それについてなんですけど、当時の僕ってアメブロに普通に顔写真とか載せてたんですよ。特にためらうこともなくバンバン画像使ってて。そんな状態でしばらく毎日茉凜にブログコメしてたんで、既に初対面時から顔認知あって。で、その日は特典会とかなかったんですけど、終演後にあった退場時のお見送り会で初めて茉凜に会った時に『あ、しばっちさん!』ってあっちから呼んでくれたんですよ。」

 

  へぇ~!それは嬉しいですね!

 

「そうですね。まぁその頃って茉凛のブログに毎回コメントしてるヲタクとか数える程しかいなかったんで、しかもバンバン顔写真使ってればそりゃそうかって感じなんですけどwただもう一つ嬉しかったのは、このお披露目公演があったのが5月4日なんですけど、僕の誕生日が5月1日なんですよ。で、ブログとか見たのか茉凜がそれを知っててくれて、『お誕生日おめでとうございます!』って言ってくれたんですよ。それを言われた直後に『よし、推すか』みたいなw」

 

  いや簡単ですねwでも初対面からそれはめっちゃ嬉しいですもんね!

 

「まぁそうですねwで、そうしてルネのヲタクになってからだいたい1年ぐらいはイベントに全通してましたね。ただ、ちょうど『YOU』のリリース時期ぐらいからまた個人的な事情で現場に行けない時期に入ってしまって。僕自身、『全通できないなら最初から行かなくていいかな』とか思っちゃうようなヲタクなので、そこから分かりやすくモチベーションが下がってきてしまって。」

 

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アイドルネッサンス候補生を見るまで

 

「そうしてまた現場に行かない時期を挟んで、その年の年末に『アイドルネッサンス候補生』の発表があって。」

 

  のちのAISメンになる7人を含む9人の候補生ですね。

 

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「そうです。年明けから始まった候補生公演も、初回のお披露目だけ行けなかったんですが一応2回目と3回目は行ったりして。ただ、この時も最初はあまり熱を持って追ってた訳ではなくて、どちらかというと冷めた感じでなんとなく見に行ってたんですよね。(この子たち大丈夫なのかな?)みたいな。なので事前に動画とか見てたんですが『特にこの子!』って思うような子はいなくて、本当になんとなく見てたんです。」

 

舞優ちゃんが気になったキッカケ

 

  なるほど。ではそこから舞優ちゃんに惹かれるまでには、どういった流れがあったんですか?

 

「一気に好きにはならないまでも、初めて舞優のことを『この子気になるな』と思ったのは2月にやった候補生公演の2回目ですね。1月のお披露目公演は顔見せと自己紹介MCだけだったので、これがあの子たちが初めて客前でライブをやった日で。そうしていざライブで歌い踊る舞優を見た時に、すごい平凡な感想になってしまうんですけど、『笑顔が素敵な子だな』って思ったんです。あとは、『幸せそうにライブをする子だな』みたいな。」

 

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  舞優ちゃんは最初から笑顔が強かったですもんね。あとは一応僕もその時の候補生公演見てたんですが、舞優ちゃんってMCでのくじけなさが凄かったですよね。司会のオテンキのノリさんに少しイジられても、普通その年代の子なら落ち込んだり泣いたりしちゃいそうなところを、逆に『オイシイ♪』みたいな顔してましたもんね。

 

「そうなんですよね。あの子自身、元々メンタルが強いってのはあると思うんですけど、それ以上にアイドルとしてのこだわりというか、仮に内心傷つくようなことがあっても、それを客前で表に出すようなことは絶対しなかったですね。」

 

  当時まだ中2とかですもんね。本当に芯が強い子ですね。そして、そういった好意の予感みたいなものが確信に変わった瞬間ってなんだったんですか?

 

「これは特に分かりやすい理由もなく、気付いたらライブ中に目で追ってたんですよね。自分でも終わったあとに気付くぐらい自然に。でもそうやってなんとなく見ていくうちに舞優のことをもっと知りたくなったんですよね。まぁライブを見てる限りはもう本当に可愛くて明るくて笑顔は素敵だけど、そうやってただふわふわしてるだけじゃなく、心の中にそういうのを支える何かがあるんじゃないかと思って。」

 

  なるほど。ちなみに、特典会で初めて話した印象とかはどうだったんですか?

 

「特典会で初めて舞優と話した時は、まぁ最初は喋ってて普通に楽しいなぁと思ったんですけど、こうふとした瞬間にパっと目を見た時に、なんというかこうめっちゃギラギラしてたんですよね。『絶対にデカくなってやる』みたいなw」

 

  若手の頃の劇団ひとりみたいなw

 

「そうそうwまだ中学生なのに今よりずっと先を見ているようなオーラ的なものを感じて。なんというか、割と他の子たちが皆緊張しておどおどしているように見えた中で、あの子だけ根拠のない自信を持っているように感じたんです。『不安だけどやるしかねぇんだ』みたいな良い意味での開き直りというか。ってとこまで考えた時に、(あれ?なんかこの感じ知ってるな…)みたいになって、」

 

  それが”たかみな性”だったわけですね。

 

「まさしくですwそういう所から(もしかしたら将来化けるんじゃないか?)とか思って、その時にはもう心が決まってたんです。それで本人にもすぐ『推すね』と伝えて。」

 

  本人に直接『推すね』と宣言する事については何かこだわりがあるんですか?

 

「単純に自分自身の退路を断つためですね。そもそも僕の性格上、好きな物を複数持つようなことってできないので、常にその時の『1番』を全力で追いかけるって形にはなっちゃうんですけど。だから自分の中の1番をはっきりさせるためにも本人に伝えるようにはしてます。なので、申し訳ないんですがこの時点で茉凜やルネを追い抜いて、自分の中で圧倒的な位置に舞優が入って来てしまったんですよね。」

 

AISに茉凜ちゃんが入った事について

 

  こうしてその後アイドルネッサンス候補生からAISが誕生した訳なんですが、正直、AISに茉凛ちゃんが入ると初めて知った時はどう思いました?

 

「まぁあの日も新体制お披露目イベントの会場には行ってたんですが、まずスクリーンに映像が映される形で発表があったじゃないですか。」

 

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「あの日は結構いい席が取れたんで、僕もあの映像を割と前の方で見てたんですよ。そしたら茉凜の兼任が発表されて。」

 

  その時ってどんなリアクションしたんですか?

 

「スクリーンの茉凜と同じ顔してましたねw」

 

  (爆笑)wwwwwwwwwwwwwwww

 

 

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「(は、はぁ…)みたいなwで、その映像が終わった瞬間にちょうど目の前にカチューシャを付けた茉凜が現れて、結構しっかりお互いの顔が見れるくらいの距離で茉凜を見ながら、(こりゃ大変なことになったぞw)みたいなwで、この日はライブ終わりに結成直後のAISとルネで別々に特典会があって、茉凜はルネの方に参加してたので、とりあえず僕は現実逃避するようにAISの特典会だけを回って『よかったね~おめでとう~これからよろしくね~』みたいなことをひたすら話してw」

 

  まぁ半分事態を飲み込めてないわけですもんねw

 

「そうそうwで、それからAISとしての茉凜と初めて特典会で話したのが7月のアイドル横丁になるんですが、その時ってお見送り会の並び的に先頭が茉凜だったんですよ。で、まぁいつかは通ることになる道なので、覚悟を決めて普通にフラっと行ったんですよ。まぁこっちとしては『久しぶり~』から入ろうかな?ぐらいのテンションで。そしたら僕の顔見た瞬間に茉凜が一言、『あ、舞優ヲタだ』って言ってきてw」

 

  (爆笑)wwwwwwwwwwwwww

 

「それももう無表情とか超えて軽蔑の眼差しでw」

 

  『お誕生日おめでとうございます』って言ってくれた頃の茉凜ちゃんはもういなかったんですねw

 

「ホントどこ行っちゃったんでしょうねwまぁでも悪いことしてるのは100%こっちなのでw正直それ言われた瞬間にボケで返すかマジで謝るかの2択を迫られたんですけど、さすがに空気のヒリつきがすごかったので即座にマジ謝りしてwまぁ何言っても『ふぅ~ん』ぐらいのリアクションだったんですけどw」

 

  それはキツかったですねwまぁそうしてお見送り会も終えたわけですよね。

 

「いや、その後4回ぐらいループしましたね」

 

  え!!?マジすか????そんな大事故になってからですか?メンタル鬼強いですねw

 

「なんというか、逆にここが勝負だと思ったんですよ。ここで折れたらもう次行けなくなるなと思って。今日ここでなんとかしておかないとと思ったんですよ。別に僕が嫌われたりとか許されないのは全然いいんですけど、間違っても『茉凜がいるからAISの特典会に来づらくなった』みたいな空気を本人に感じて欲しくなかったんですよ。そもそもプラスに考えたら、一度に一推しと二推しの両方と喋れる訳だし、得だなみたいな。そうして何周か使ってマジ謝罪してたら、焦ってる僕を見てようやく茉凜が少し笑ってくれたりもして。」

 

  おお、誠意って伝わるんですね。

 

「まぁ自分で言ってて本当に都合良いですけど、別に舞優に推し変したからといって、茉凜のことを嫌いになった訳じゃないですからね。この日も(最悪シカトされてもしょうがないな)くらいには覚悟してたんで、喋ってくれるだけ優しいなとか思ったりして。」

 

  考えてみればそうですね。それで一応茉凜ちゃんとは仲直りできたんですかね。

 

「ん~、まぁ一応自分の正直な気持ちは伝えたって感じですかね。最初こそ驚いたけど、茉凜がAISに来てくれた事は素直に嬉しいし、これからもずっと居て欲しい、みたいなことを本人に伝えたりとか。まぁあの子の中での僕の評価は最悪だったと思うんで、割と話半分に聞いてたんでしょうけどwただそうやって推し変したりだとか、ルネヲタ時代の僕のイキってた頃の話とかも茉凜から舞優に行ってたはずなんですけど、特典会で色んな子に聞く限り、舞優は最後まで僕のことを『しばっちさんはいい人だよ』って言ってくれてたらしいんです。それを伝え聞きで聞いた時に僕少し感動しちゃって。絶対茉凜から『アイツはすぐ推し変するから信用するなよ』みたいな話されてたと思うんですけどw舞優だけは僕のことを信じてくれていて。」

 

  それは嬉しいですね。それに、その後の17年6月に茉凜ちゃんのAIS兼任が解除されるまでに、7人と茉凜ちゃんとの間にあった壁を壊したのって間違いなく舞優ちゃんですもんね。もしかしたらしばっちさんのことも、共有できる話題の一つとして重宝されてたのかもしれませんね。

 

「割と悪口多めでしょうけどねwまぁホント悪い事したんで、笑い話のネタにしてもらえてたら逆にありがたいくらいですよね」

 

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舞優ちゃんのここが好きポイント

 

  次なんですが、舞優ちゃんの『ココが好き』とか『ココがすごい!』みたいなポイントがあったら教えてください!

 

「これはもう本当に無限に出てくるんですけど、まず特典会とかであの子と話して事故る人って見たことないと思うんです。っていうのも、あの子ってファンに対して絶対にイヤな顔をしないし、ネガティブなことも言わないんです。それと自分の推しかどうかに関わらず、ファンの事を本当に良く見てると思うんですよね。誰がどのメンバー推してるかとかもしっかり把握してるから、『〇〇ちゃんに好きって言わないんですか?』とか『この前〇〇が△△さんのこと話してましたよ』みたいな、ヲタクが嬉しくなるような事を言えるんだと思うんです。そういう頭の回転が速くて視野の広いところが好きですね。」

 

  たしかにあの子と喋って噛み合わなかったり、気分を害することって基本的にないですもんね。他にはありますか?

 

「これはさっき言った”たかみな性”ってところに集約されるんですが、世話焼きなところが好きですね。同い年の麗愛にベタついたりとか、年下のメンバーを甘やかしたりとかしつつも、ちゃんと全体の面倒を見たがる所というか。あと、これは他のメンバーが言ってたんですが、舞優ってレッスンの時に一番怖いらしいんですよね。でもこれって、ただ単に性格がキツイとかそういうことじゃなく、本当にメンバーやAISのことを想ってるからこそ言えるんだと思うんです。その点、麗愛とかはそういうキツイことをメンバーに直接言うのって苦手だと思うんですよね。そういうストレスが時にブログで爆発しちゃうようなこともあったりして。それに、そうやって正面から直接キツイことを言える子がグループに1人はいないと、他のマイペースな子とかが『私は私のやり方でやるから』って感じで少しずつ気持ちが遠退いてしまう気がするんですよね。だから、そういう自分が嫌われるかもしれないっていうリスクを承知の上で正面からメンバーと向き合える舞優の強さや優しさみたいなものは大好きだし、応援していて誇らしい部分でした。元々茉凜が下地を作ってくれたとはいえ、AISことを『7人のアイドル』から『1つのグループ』にしてくれたのは間違いなく舞優だと思うんです。公式のリーダーは麗愛ですけど、それを陰で支える形で現場を取り仕切っていたのは舞優だったと思うので。そういうところも高橋みなみと重なるんですけどねw」

 

  なるほど。他にはありますか?

 

「あとはこれまでもちょいちょい言ってるんですが、あの子って絶対ファンに暗い顔を見せないんですよね。おそらくそれって、『自分が病むと見ているファンも病む』ということを理解しているからだと思うんです。そうしてファンが病んでしまうと、それを見てまた舞優自身も病むことになって悪循環なので、そういう悪いサイクルを作らないように、『もし暗い空気が漂っても、絶対に自分で食い止める』みたいな覚悟を感じるところが好きでしたね。そういう、自力で立っているのが辛い時でも人に寄り掛かろうとしないどころか、それでもなお人を支えようとする姿勢というか、可愛らしい外見とは全く真逆の男らしさみたいな物が好きですね。」

 

  たしかに内に持ってる物はめちゃくちゃ熱そうですもんね。ちなみにブログについてとかってどうですか?

 

「まずあの子のブログって、正直内容がワンパターンだなみたいな声はあると思うんです。でも、アイドルになってから毎日、どんなに疲れててもどんなに話すことなくてもずっと続けてきたあのブログって、ファンはもちろんあの子自身のモチベーションを保つ為に本当に意味があったと思うんですよね。普段の生活からずっとブログのネタ探してるのって、それだけ常にAISの事考えてるわけですし、何よりあの子自身が何かにつまずいて下を向きそうになった時に、パっと見たら『栗原舞優の記事(833件)』とか分かりやすい形でこれまでの蓄積が見えるわけじゃないですか。何かしらの言い訳を見つけて書かないことなら誰でも出来ると思うんです。でも、あの子は最後までそれをやりきったので、それが本当に偉いと思うんですよね。」

 

  舞優ちゃんブログは『毎日』っていう更新頻度もそうですが、常にファンに話しかけるような距離感も素敵でしたよね。あれをどんなにライブ後で疲れててもその日の内に上げるのは本当に頭が下がりますね。

 

応援していて幸せだったこと&宝物チェキ

 

  次なんですが、しばっちさんが舞優ちゃんを応援していて幸せを感じた瞬間ってどんな時でした?

 

「まぁ割と常に幸せは感じてたんですけどねwただ、元々僕ってこれまで言ってる『たかみな性』というか、そういう人間への敬意とかリスペクト的な意味で舞優のことを推してたんですけど、これがいい意味で打ち破られたというか、いわゆるアイドルへの『好き』を上塗りされたことがあって。で、ちょっと『宝物チェキ~』の質問にも被ってしまうんですけど、まずこれを見てもらっていいですか?」

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「これはチェキ自体は2016年の新人公演の千秋楽の時に撮ったもので、サインは後々『過去チェキサイン会』で入れて貰ったんですよ。で、そもそもこれを撮った時って、ポーズのバリュエーションがなくなったのでスタッフさんに『雑談してるので適当なところでシャッターを切ってください』ってお願いしたんです。ただ頼んだはいいものの雑談の内容とか全く考えてなくて焦っちゃって、そしたら舞優がこのラクガキの通り『あのね…』って言ってきたんです。これはその瞬間を撮ったんですけど、まぁ肝心の会話のつづきとして、舞優が『あのね、まゆ、あだ名が欲しいの』って言ってきたんです。なので、僕も適当に『じゃあ、まーちゃんとかでいいんじゃない?』って返したんです。そしたら『違くて、舞優だけが呼ぶしばっちさんのあだ名が欲しいの』って言ってきたんです。で、僕下の名前がコウタっていうんで、それを伝えたら『じゃあコウちゃんね!』って言ってきて。」

 

  めっちゃ可愛いエピソードじゃないですか。じゃあ、それ以降はコウちゃんって呼んで貰ってるんですか?

 

「いやそれが、僕もてっきりその次の特典会で『コウちゃん』って呼んで貰えると思って会いに行ったんですが、普通に『しばっちさん』呼びだったんですよ。で、その時は『なんだ、その場のノリで言っただけでもう忘れちゃったか』って思ったんです。でも、それ以降ちょいちょい思い出したように『コウちゃん』って呼んでくることがあって、でも決して毎回じゃないんです。で、これどういうことだろうと思って考えた時に気付いたんですが、あの子って僕のモチベが下がってたりとか、僕が他のメンバーが気になってる時とかに、全部それを見抜いて自分に引き戻すための切り札として『コウちゃん』って呼んでくるんですよ。」

 

  うーわ、すごいっすね。

 

「あとは単にあの子の機嫌がいい日とか、二人の間で特別な日とかに特に何も言わずサラっと『コウちゃん』って呼んでくるんです。で、ひとつそれの極めつけみたいな出来事があって。2017年のTIFのつりぼりで、その時僕って朋花と星来と会話がよく合う時期で、決して推し変とかではなく軸は舞優に据えつつも、気付くと朋花と星来ばかりつりぼりに並んでたんです。で、夢中になって2人を周回してるうちに券があと1枚とかになって、あわてて最後に舞優のところに行ったんですよ。そしたらやっぱり分かりやすい怒られトークみたいのがあって、で、魚の風船を釣ったらすぐ『かしてっ!』とか言って取られて、少ししたらサインを書き終わった舞優が『これあとで見てね』って言って、サインが見えないように魚を裏向きで渡してきたんですよ。で、それを言われた通りあとで見てみたら『コウちゃん大好き♡』って書いてあったんですよねw」

 

  いやシンプルにノロケじゃないっすかwでもめっちゃいい話ですね。

 

「その時の『コウちゃん』がかなり久しぶりで、個人的にかなりのご褒美感があって本当に嬉しかったんですよね。でもなにより舞優が、そういう僕の些細な変化に気付いて、僕の気持ちを分かってくれることが本当に嬉しいなと思って、人としてはもちろん、アイドルとしても本当に大好きだなって再認識したんです。それに、そうやって僕のことを分かってくれる舞優だからこそ、僕も舞優のことをちゃんとわかってあげたいなと思ったんですよね。」

 

  言葉に出さなくてもお互いの気持ちにちゃんと気付ける関係って良いですね。改めて素敵な話をありがとうございます。

 

AISで好きな曲

 

  次にAISで好きな曲について教えてください。

 

「これはたくさんあるんですが、まずは『Over The Future』ですね。イントロから分かりやすく上がれるし、コールも盛り上がって本当に好きな曲です。」

 

  ちなみに、いつもライブ中に『しばっちさんのコールって声大きいしよく通るし心強いなぁ』って思って聞いてるんですが、コールやMIXってやっぱりAKB現場で身に付けたものだったんですか?

 

「これ言うとあんまり信じてもらえないんですけど、僕ってAKB現場では基本地蔵だったんですよ。」

 

  え!そうなんですか?めっちゃ意外です。

 

「むしろ目立たず静かにライブを見ていたいタイプだったんです。で、AKBから離れてルネの現場に来た時に、ほぼ地蔵しかいなかったんで本当に静かである意味理想的だったんですよ。で、そう思いながらしばらく現場に通ってたんですけど、ある日『全員静かなのもなんか違うな』と思って。あくまでデカい声出してる奴がいる中で地蔵がいるからバランスがあっていいわけで、全員が押し黙っちゃうと誰かに乗っかって声出したい人とかも結局大人しいままになっちゃう気がして。なにより、ライブやってるメンバーからしたら、今自分たちがやってることがどれだけ客席に響いてるかの分かりやすい反応って絶対欲しいと思うので、そういう色々が重なった義務感というか、謎の使命感でコールを叫ぶようになったら楽しくなって、今やガンガン声出す側のヲタクになったって流れですね。」

 

  なるほど。正直意外でした。でも仰る通り、静か過ぎる現場も寂しいですし、観覧スタイルも色んな選択肢があるから多様性があっていい現場になっていくんですよね。これからも迫力あるコール、頼りにしてます。

 

「任せてください!」

 

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  では、他にはありますか?

 

「『ZETTAI』ですかね。これは2番Aメロの舞優のソロパートが個人的に大好きなんですよね。普段ふわふわな舞優が切ない曲調に入り込んで歌っている時だけいつもと違う雰囲気になるギャップが本当に良くて。」

 

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  もう一曲くらいあれば教えてください。

 

「あとはやっぱり『ココロのちず』ですかね。僕自身、アイドルソングってAKB以外ほとんど知らなかったので、元々好きだった『ワンピース』っていう共通項ができて嬉しかったんですよね。まぁ正直いうとボンブラの『Bon Voyage』とかもやってほしかったんですけどねw」

 

  Folder5の『Believe』とか推定少女の『しょうちのすけ』とかもやってほしかったですよね。

 

「そうそうw」

 

 

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AISにカバーして欲しかった曲

 

  次にAISにカバーして欲しかった曲ってありますか?

 

「これはまずさっきも言ったワンピース関連の2曲ですね。ボンブラの『Bon Voyage』と、Folder5の『Believe』です。」

 

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  ちなみにたかみな枠だと何かありますか?

 

「たかみな枠だと、これはユニット曲なんですが、ノースリーブスの『Relax』って曲ですね。」

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AISの魅力とは

 

  それでは最後の質問なんですが、AISの魅力って何だと思いますか?

 

「一番はまずコンセプトとしてやっているアイドル版名曲ルネッサンスですね。やっぱり人の思い出を掘り起こせるっていうのが一番強いと思うし、実際にトマパイに通っていたような人達がライブに来てくれて、『いいね』って言ってくれたりしたのも知ってるので。それに、楽しみ方も2通りあると思うんです。AISがカバーしてる曲を事前に知った上で聞いて、『この曲はAISに合ってるな』とか『このグループがこんな曲やるんだ』っていうマッチやミスマッチを知った上で楽しむっていうのと、僕みたいにアイドルについて全然詳しくない人が純粋な新曲として見て、あとで原曲版を通じて歴史も遡れる、みたいな。で、要するにこの2通りの見方で全員が楽しめると思うんです。このコンセプトはAISだけの魅力だし、これを最後まで崩さなかったのは本当に良かったと思います。」

 

  ちなみに、メンバーについては何かありますか?

 

「メンバーについては全員いい子ってことですね。多少推し贔屓はありますが、結局皆いい子なんで大好きなんですよね。当然嫌いな子っていないですし。あと個人的には初めてAKBを見た時にも感じた、『等身大の女の子達が真剣に頑張っている』っていう雰囲気があって素直に応援できるところですかね。」

 

舞優ちゃんへのメッセージ

 

  次に、解散を目前に控えた舞優ちゃんへのメッセージなどあればお願いします。

 

「まず謝りたいこととしては、最近まで現場行ってなかったってことですね。理由はどうあれ、会いに行けなかったことは申し訳ないと思ってます。まぁこれについては今更言っても仕方ないですし、茉凜の時と同じことを繰り返すようでアレなんですが、舞優のことを嫌いになった訳では決してないので。というか、舞優を嫌いになった事なんか一度もないんですよね。あとは、舞優からは色んな物を一方的に貰ってばかりで、俺からは何も返してあげられなかったんですけど、今となって本当に伝えたいのは『幸せな時間をありがとう』って事と、『舞優の持ってる優しさや強さを、いつまでも忘れないでいて欲しい』ってことですね。」

 

最後に一言

 

  それでは、最後になにか一言あればお願いします。

 

「そうですね。えっと、まぁ僕自身最後はしばらく現場に来てなかったりとか、結構ネットでいらんこと言っちゃう悪癖で人に迷惑かけたなとか、一時期イキってた頃もあったりとかで、あんまりこういうことを語れる立場じゃないと思うんですけど。これは全体に向けてというか、今まで少しでもAISに関わってくれた全ての人に向けて言いたい事なんですが、まぁ泣いても笑ってもあと少しでAISは解散になってしまう訳で、あとやっぱり急な発表だったので、遠方の人とかで解散ライブに来れない人とかも居ると思うんですけど、少しクサい言葉ですが、AISのことを少しでも想ってくれている時点で、心の面では皆つながってると思うんです。やっぱり一つ一つの出逢いがあって今があるので、最後は皆で、それぞれの新しい道に進むメンバーの背中を押してあげたいなって思うんです。」

 

  そうですね。同じ時代に生まれてヲタクになって、数ある現場の中からAISを選んで一緒にライブを見れるって、実はかなりの確率というか、奇跡みたいな事ですもんね。

 

「そうですね。だからこそ本当に、来れない人も気持ちの上ではつながってると思うし、メンバーにも想いは伝わると思うんです。あとはもう本当に、ラストライブを皆で全力で楽しみましょう、ってことだけですね。」

 

 

  そうですね。当日は笑顔で最後まで楽しみましょう!しばっちさんのコール、心から頼りにしてます!本日はありがとうございました。

 

「こちらこそ、ありがとうございました!」

 

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