シングルボーイ下位時代

しょっぱいドルヲタが細々と喋ります

レポ日記「AIS定期公演 vol.19 〜目指せ!アイドルマスター!〜」

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ご挨拶なご挨拶

水とロリコンは低い方に流れる。

こんばんは。貴女の夜の官房長官、チェる・ゲバラです。今回はアイドルライブのレポ日記を数世紀ぶりに書いてみようと思います。少々長くなるかもしれませんが、時間の許す限りお付き合いください。それでは以下より始まります。

 

さっそくですが、

当記事を書き出す直前に、こんなクソブログより遥かに良いまとめ記事が上がりました。なので今回のライブレポについてはこちらをご覧ください。ぜんぜん少々長くなりませんでした。お付き合いありがとうございました。チェる・ゲバラでした。

mikan-incomplete.com

 

ってわけにも、

いかないので以下より始まります。

 

見に行ったグループは?

アイドルグループ「AIS(アイス)」です。

「ALL IDOL SONGS」の頭文字から取った名前通り、21世紀以降のアイドルソングのカバーのみを歌う7人組グループです。

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グループの沿革とメンバー1人1人の紹介については過去に書いた拙記事をご覧ください。

 

sesshokujiko.hatenablog.com

 

sesshokujiko.hatenablog.com

(※6月に先輩グループのアイドルネッサンスとAISを兼任していた宮本茉凛ちゃんが兼任解除となったためメンバーが1人減ってます。過去ブログの為、その他にも古い情報があります。ご了承ください。) 

 

そして現在の持ち曲はこんな感じ。

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2017年11月時点で活動開始から約1年半。 

今ではハロプロ、AKB系などの大手をはじめ、バンドやラップなどの飛び道具も含めた非常に多種多様なラインナップになっています。

気になる曲があったら、毎日更新している公式動画チャンネルの「ライブ動画(初披露)」から見てみてください。

 

AISの定期公演について

ちなみに現在AISは「全7回の公演で通算動員1000人」という目標に挑戦しています。

そして毎回来場者全員に渡される、メンバー手書きの「ありがとうのおハガキ」には、一枚一枚にナンバリングがされており、それを公演期間中に1000枚全て配り終えたら、晴れてワンマンライブを開催できるという発表がされています。

www.youtube.com

 

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 現物はこんな感じ。

どのメンバーのはがきが貰えるかはランダムなのですが、書き方にも1人1人の個性が出ていて面白いです。

そして、気になるカードの残り枚数は毎回公演の最後に発表されています。

 

レポ本編

さぁ、慣れないマジメ口調で噛まずに告知をやり切った自分を褒め殺しながら本編にいきやす。

まずAISのことをまだあまり知らない方に言っておきたいのが、今回の公演は初の試みとして「メンバープロデュース」公演だったということ。

そして記念すべき第一回目のプロデューサーはリーダーの橋本麗愛(はしもとれな)ちゃん16歳。というか推しメン。

なんと公演のコンセプト・衣装・セトリ・企画に加え、新たに持ち曲として加えられる新曲のチョイスも担当するらしく、初めて知った時、ヲタクは心配とストレスで胃がチキン南蛮になりました。

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推しの罪はヲタクの罪。これで何かやらかしたり動員アチャーだったり世界観出し過ぎて他のヲタからヒンシュク買ったりしたら最悪僕が責任取って頭丸めて虚無僧スタイルで全国謝罪行脚まであるなコレ…ぐらいの気持ちでドキがムネムネ(死語)しながら公演当日を待つこと数週間。

 

その後、サブタイトルの「目指せ!アイドルマスター!」からお察しのとおり、今回の衣装と新曲はアニメ・ゲームシリーズでお馴染みの「THE IDOLM@STER」からの出典である事が発表された。

 

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ライブ当日

祝日ヲタクのフットワークは羽根より軽い。

推しメンに会える喜びからコジマ電機のロゴを優に超える笑顔を満面に湛えつつ、愛馬都営線をPASMO1枚で乗りこなしてアキバへ直行。

現地AKIBAカルチャーズ劇場へ入る際、一度に大量のパンフ類を渡されてサークルの勧誘を受け過ぎた新入生みたいになる恒例のヤツも終え無事会場入り。 

通常は最後方PTAヅラを決め込むのが常なゲバラだが、今回はワケあって前の方の座席を確保。そしてその理由を速攻ツイートしてまぁまぁウケる。笑いは仕込みが7割。

 

 

 

 

 

 

 ブレないカメラとブレるヲタク。

心のピントは常時推しメン。

残金尽くまでチェキ山紀信。

文脈を無視して語感遊びを始める悪癖を反省しながら、写ルンですの巻取りをカリカリ練習していると会場が暗転。ついに念願の推しプロデュース公演が始まった。

 

冒頭アテレコ

いつもは代表メンバー1名が影ナレとして公演の諸注意や盛り上げを行う冒頭パートだが、今回は特別にメンバー全員が演じるアイマスのアテレコ劇からスタートした。

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事前にブログにて伏線的に上げられていた絵の通り、各メンバーに橋本本人が担当キャラの配役を割り振った。

ちなみにその後のMCで語られた選出理由を合わせたキャスティング表がこちら。

 

渋谷凛→橋本麗愛(前からコスプレ等をしていたので)

島村卯月→栗原舞優(笑顔が多く天真爛漫な所が似てる)

城ヶ崎莉嘉→朝熊萌(ギャルっぽい?所が似てる)

本田未央→島崎友莉亜(真面目で緊張しいな所が似てる)

赤城みりあ→磯前星来(最年少で天真爛漫な点が似てる)

神崎蘭子→関澤朋花(中二病な所が似てる)

諸星きらり→徳久陽日(メンバー中最も背が高いのと明るい点が似てる)

 

以上、 AISとアイマス双方に詳しい人は是非楽しんでください。

ちなみに筆者はアイマス知識が木星までしかないカブトガニ級の生きる化石ヲタクですが、今回はデレマスの有名キャラで固めてくれたのでかろうじて各々の大まかな人柄はわかりました。サンキュー推しメン。

 

そしてストーリーはメンバー演じる各キャラクターがアイマスのカバーをするAISの噂を聞きつけ、定期公演を見にカルチャーズ劇場にやってくるというもの。

「楽しみだねー!」というメタフィクション的なセルフ前振りを終え、再度舞台が暗転。予告通りアイドルマスターの衣装に身を包んだメンバーたちが暗闇の中を進み、静かにそれぞれの位置についた。

 

新曲「GO MY WAY!!」初披露

M1:GO MY WAY!!/THE IDOLM@STER

舞台が照らされると同時に流れ始めた新曲は、アイマス初期からの人気曲で多くの人が馴染み深いであろう「GO MY WAY!!

アテレコの流れからてっきり最近の曲だと思っていた古参Pたちから野太い歓声が上がる。

 

MC

GO MY WAY!!を歌い終えたメンバーたちは会場ともに興奮冷めやらぬまま1回目のMCへ。

挨拶、自己紹介と続き今回の公演をプロデュースした橋本麗愛からの一言。

そして先述したアテレコと配役理由の説明から写真撮影タイムと続き、ライブは次のブロックへ。

 

M2~M4:アニメソング特集

ここではアニメファンの橋本麗愛が現在のAISの持ち曲の中からアニメに関係ある曲を3曲選びパフォーマンス。

 

M2:Faraway/PARADISE Go!!Go!!

www.youtube.com

アニメ「Major」のEDテーマ。

筆者は清水のファインプレーで泣いた記憶があります。

 

 

M3:ココロのちず/BOYSTYLE

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アニメ「ONE PIECE」のOPテーマ。

筆者はブルック登場までしか分からないのでジャンプの世界でもカブトガニヲタクです。

あと個人的に「ワンピースはどのシーンが一番泣けた?」という質問が本当に本当に苦手です。

 

M4:Over The Future/可憐Girl's

www.youtube.com

アニメ「絶対可憐チルドレン」のOPテーマ。

当時筆者は皆本より月詠イクトにぞっこんでした(中の人ネタ)

 

 

企画コーナー「山手線ゲーム」

「他人のケツをシバきたい(意訳)」とブログで常々語っていた推しメン。

現代のストレス社会を象徴するようなその歪んだ願いをDREAMS COME TRUEするべく、失敗したらケツバット付きの地獄の山手線ゲームが始まった。

 

(意気揚々とバットを持ってくる推しメン)

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 一応「リズムゲームアイマスにかけた」という口実はあるものの、推しメンの顔に浮かぶのは生粋のSっ気。

「俺もケツバットしてくれー!」というやや個性的な歓声の上がる客席をやんわり無視しつつ企画はまったりと進行。

「AISの持ち曲」というお題でゲームが始まり、結果的に磯前星来・島崎友莉亜・徳久陽日の3人がケツバットの餌食となった。

 

M5~M7:推しメン推し曲パート

ケツをさすりながらライブは中盤戦へ。

ここではセトリを手掛ける橋本麗愛が「自分の歌割りが多い3曲」をセレクト。

与えられたチャンスを最大限に生かす推しメンが流石すぎる。やるなら今しかねぇ(©長〇剛)。

 

M5:スイミング/深田恭子

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セリフから始まる「アルティメットスイミングver(筆者命名)」で満を持してのパフォーマンス。

ちなみにこの曲は今回の撮影可能曲であり、震えながら写ルンです。を手に取ったゲバラ

序盤の集合撮影タイムで写ルンです。を使っていたところを後ろの客から「え、あれアナログカメラじゃね?w」「うわ、ほんとだwあれまだ売ってんだw」「つーかスマホの方が画質いいっしょw」と嘲笑され、一度はズタズタになった心をなんとか奮い立たせる。

その後も一人だけやけに渇いたシャッター音を奏で続けるヲタク。

無我の境地で撮り続けてたら目(レンズ)が合ったメンバーから軽く笑われた気がしたが気のせいだと信じたい。

ちなみにこの写ルンです。は残り枚数を撮り切ってないので今だ現像に出していない貧乏性ヲタク。

でもこの効率悪さというかタイムラグというか、あえて遠回りを楽しんでる感じがいいのかもしれないね推しメン。

 

M6:SWEET&TOUGHNESS/南青山少女歌劇団&キャナーリ倶楽部

www.youtube.com

 

続いて鈴木亜美が小走りで出てきそうなイントロが会場に響き渡る。

この「SWEET&TOUGHNESS」は元々1993年に浅倉大介が手掛けた南青山少女歌劇団のシングル曲。

ではなぜ「21世紀以降のアイドルソングカバー」がコンセプトのAISが20世紀に発売されたこの曲を歌っているのかというと、それは同曲をキャナーリ倶楽部が2007年にカバーしているからである。

つまり「カバーのカバー」という、野球で言う中継プレー方式なのである。なるほど納得。そんならなんでもありじゃねぇか

 

M7:情報/推定少女

 

www.youtube.com

今思うと色々ギリギリだった推定少女のカバー曲「情報」。

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AISでは珍しいカッコイイ路線の曲のため、合間に差し込むとセトリが締まる。

「当時から見た近未来」のような薄っすらしたSF感があり個人的に好きな一曲。

 

企画コーナー「サインボール投げ」

2回目の企画コーナーでは「ファンにケツバットしたかったが無理だったのでしょうがなく…」尻ーズ第2弾として客席へのサインボール投げが行われた。

メンバー6人が目をつぶって会場にサインボールを投げ入れたあと、最後に橋本麗愛が徳久陽日のトスを受け、客席にボールを打ち込んだ。

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後ろの客席までボールを届かせられなかった6人を見て、「私が最後列まで打ち込んでやりますよ!(意訳)」的なことを言った直後にボテボテのゴロで3列目に打ち込む推しメン、さすがフリオチをよく分かっているなと感心した。

 

M8~M9おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!パート

最後のブロックでは、先日初披露された「こあくまるんです」を含む、おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!の楽曲を2曲披露した。

 

M8:こいしょ/おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!

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ちなみに初MVとして採用されているこの曲。

歌割りも分かりやすくラップやセリフなど見どころも多い。

どれくらい良いかというと特にボケが思いつかないくらい良い。ぜひに。

 

M9:こあくまるんです/おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!

www.youtube.com

 

気付いたら落ちているのが恋と単位である。

”可愛いのリキ・ラリアット”こと、この「こあくまるんです」。

視覚的に殴るこのあざとさはもはやアイドル界のHiGH&LOW。

未体験の方にはぜひ一度現場で味わってみて欲しい。

 

MC~M10

告知を含めたMCを経て、ライブは最後の1曲へ。

M10:Like a Shooting Star

www.youtube.com

MCにて橋本麗愛が「この企画が決まった時から絶対に歌いたいと思っていた」

と語る一曲。

 

後日上がったブログでは「これからも自分やAISが、星のように輝けるように」という歌詞に込められた想いがつづられている。

ameblo.jp

 

こうして終始ドタバタだったライブは意外にも美しく幕を閉じた。

改めてどこをどう切り取っても橋本麗愛らしい公演に僕自身とても満足したし、なにより周囲のファンが皆口を揃えて「楽しかった」「いいライブだった」と言っていたのが嬉しかった。

 

最後に

 

この日発表された「ありがとうのおハガキ」の残り枚数は「551」。

残りの公演はあと3回なので1回平均180~190人近い動員が必要となる。

正直厳しい数字だが、かといって変に重苦しくならず楽しみながら頑張ってほしいところ。

そしてこのブログをキッカケにAISに興味を持ってくれた方が1人でもいてくださったらこれ以上なく幸せに思います。

それでは、ここまで長々とお付き合いありがとうございました。お粗末!

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