シングルボーイ下位時代

しょっぱいドルヲタが細々と喋ります

2018年アイドル横丁の思い出【後編】

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とってつけたような夏画像

 

【前回までのあらすじ】

 

・2018年アイドル横丁、灼熱の1日目が無事終了

・ブログが長い

・推しメンが好き過ぎてついに限界を迎え、七夕に1人で星になりかけるヲタク

 

・暑い

・ブログが長い

 

おわり

 

 

 

 

【7/8(Sun)いざ横丁2日目へ】

 

『「モチベがねぇ」とかわざわざ口に出して言うヲタクほどいざ現場来たらクソはしゃぐ』というこの世の真理の通り、結局なんやかんやアイドル横丁1日目をはちゃめちゃに楽しんだゲバラ

そろそろ低モチベ発言税を支払って欲しいものである。

 

そんなこんなで、既にそこそこ横丁から日が空いて割と内容忘れてるとか今更ここで書けるわけないからシレっと完結編も空元気でシャーイクゾー(深夜テンション)

 

 

【3番地・水着コラボ】

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3番地の1日通し動画しかなかったのでこれでご容赦を。

 

「もうホントお前はそれしか考えてねぇのか? 」と仰る皆さんには『はいその通りです』とノータイムで答える以外ないこの盤石の選択肢。

 

これだけの夢コラボに対して「ライブが手抜き」みたいな小言をイチイチ言うような奴はもうこのステージ見なくていいし風情が分かってねぇなぁと逆に詰め寄りたいというのが正直なところである。

 

そもそも夏の水着とは「ただそこにあるだけで尊い」というもの。

かくして昨日と同じ(イイ意味で雑な)ステージを昨日を超えるえびす顔で見守ったゲバラ

 

出演者の皆さん、2日間最高の夏をありがとう。

ぜひともまた来年会いましょう。

 

(ちなみにこのステージを見に会場へ向かう道中では「僕が僕であるために」を聞いていました)

 

 

 

 

 

 

 

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【1番地・バンドじゃないもん!

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水着コラボが終わったら遠方からうっすら「ショコラ・ラブ」が聞こえたので歩美ちゃんばりのアジリティで速攻1番地へ。

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昔行ったコンカフェで偶然話したキャストさんがバンもん好きだったので「みゆちぃカワイイよね」だけの知識で間を持たせようとしたら会話が山火事になった時のことを思い出しました(イキりニワカ、ダメゼッタイ)

 

【3番地・SO.ON project tokyo】

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横丁の動画なかったので公式の以下略~

失礼ながら全く存じ上げない状態で移動の合間にチラっと遠目に見て「面白い曲やってるな~」と思い即座にグループ名だけメモったSO.ON project(ソーオンプロジェクト)。

 

wiki見たら大阪の専門学校が大元の母体で、東京校と福岡校がそれぞれ支店に当たるのだとか(この解釈で合ってるのかな?)。

 

SO.ON project(ソーオンプロジェクト)は、大阪スクールオブミュージック高等専修学校の生徒からなるアイドルグループ。当項目では、派生ユニットである東京校(SO.ON project Tokyo)、福岡校(SO.ON project Fukuoka)の各ユニットに関しても記述する。(※wikiより)

 

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(重ね重ね失礼ながら)正直グループ自体全く知らなかったので、いい意味で先入観なくスッと聞けたというか、大規模グループには珍しい攻めた曲調が多くて気になりました。

 

この夏またどこかでお目にかかれる機会があったらいいな。

 

 

【2番地・クマリデパート】

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横丁の動画なかったので公式のワンマン動画貼っときます。ちなみにこのライブを持ってオリメンの羽井リサコちゃんが卒業、その後新メンバーが加入した新体制で横丁に参加してました。

 

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現メンバー4人。

 

今は既存メンバーの

 

早桜ニコ(さおにこ)ちゃん(青)

優雨ナコ(ゆうなこ)ちゃん(ピンク)

 

に加え、新メンバーの

 

小田アヤネちゃん(赤)

楓フウカちゃん(白)

 

の4人で活動しているとのこと。

 

思えば以前書いた「最近気になるアイドル」的なブログでも紹介させてもらったクマリデパート。

 

色々あって今は4人のメンバーに落ち着いて日が浅いながらも、この日のステージでは大森靖子さん作詞の新曲が初披露だったりと新体制早々かなり攻めてる印象でした。

 

これを書いてる時点ではまだYoutubeに新体制でのライブ動画が上がってないので、そのうち更新されたら追記していこうと思います。

 

そして新曲はハチャメチャな振り付けとカワイイ歌詞がピッタリ合ってて大好きな感じだったので、これから動画があがるのを楽しみに待とうと思います。

 

ちなみに先日、僕の中の「この鼻筋がスゴい2018MVP最有力候補」こと”美の化身”優雨ナコちゃんとチェキ撮りに行った際、ナコちゃんがすごく嬉しそうに『最近新メンバーの2人とどんどん仲良くなってきたんだ!』と教えてくれてヲタクは無限に目尻が下がりました。

 

この期に及んで鼻がどうのこうの言ってる自分の愚かさに嫌気が差したのでこれからはキレイなナコちゃんのヲタクとして出直します。

 

これまでの汚いゲバラのファンだった皆、今まで本当にありがとな。

 

ところでクマリデパートはもうすぐワンマンがあるそうです!(宣伝)

色々被らなければなんとか行きたいなぁ~

 

 【休憩】

 

ここで水着コラボで全回復した体力が早くも尽きたので昨日に引き続き会場裏手の木陰に入り休息タイムへ。

 

自身の消耗ぶりを見るに昨年より明らかにバテるのが早くなっており、認めたくはないがさすがに老いを感じ始めたゲバラ

 

一度下ろした腰を再度上げるのがツラいお年頃。

 

一応2日分の通し券を買ったとはいえ、1日目だけで既に推しメンの尊さを再確認できたり、年に数回のつりぼり特典会を楽しんだり、加えて新たな出会いまであったりと存分に夏を楽しませて貰ったので、今日はもうそこまで無理して走り回らずとも、お目当てだけのんびり回れればいいかな、なんてことを思いながら、揺れる木の葉の隙間から見え隠れする小さく切り取られた青空を、僕はぼんやりと眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

【3番地・sherbet】

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横丁の動画なかったので以下略

 

 

「デキる男ってのはな、隠し玉持ってるんだよ!」

映画「アイアンマン3」より


 

「夏・海・アイドル…」とここまで完璧に条件が揃っていて揺れるのが木の葉だけでは何とも寂しいというもの。

 

先ほどのファッション過労発言からものの十数分、sherbetの出番直前に合わせてスマホのアラームより正確にフルオートで再起動したゲバラは、つい先ほどまで高津のシンカーより沈んでいたその重い腰を軽々と上げ、まるで何事もなかったかのようにターミネーターシュワちゃんみたいな走り方で横丁3番地と言う名の戦場に舞い戻った。

 

ステージを見上げるとそこは既に煽情のメリークリスマス。

何がどうとは言わないがsherbetの皆さんの皆さんは常に縦横無尽のおジャ魔女カーニバル。

 

そんな今夏最高の「視覚的縦ノリ」を前に、ゲバラ以下有志ヲタ友数名のボルテージはペットボトルロケット並の射角で無限のグン上がりを見せた。

 

言わずもがなライブの感想はこの一言に尽きよう。

 

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いつか絶対小箱のリリイベとかで最前地蔵キメような

 

 【2番地・pimm's】

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Pimm'sさんは5月頃?に別のグループ目当てで行った主催イベで初めてライブを見たんですが、この日もただすれ違っただけのヲタクの足を次々止められるような、頭で考える前に一目で分かる熱のあるライブをやっていました。

 

5月の初現場から「男前なライブをやるグループだなぁ」と思っていた反面、メンバーカラーに準拠したペンライトを使う曲や、「ウリャオイ」みたいなベタなコールをカッコよく叫ぶ曲があったりと、スタイリッシュ路線に寄せる中でもアイドルヲタクに向いた要素を振り切りすぎないよう上手くバランスを取っている印象でした。

 

演者は常に客より強くあって欲しい派なので、規模感に関係なくフロアを丸ごと飲み込むような熱量あるライブができるグループの臭いがプンプンして、まだ勉強不足で情報少ないながらも今後に期待しています。

 

ここも機会あれば単独とか行ってみたいし、少なくとも夏がバキバキに似合うグループだと思うので、フェスタイテ等の優先度は自然と高めになってくると思います。

 

 【2番地・フィロソフィーのダンス

夏のクオリア

夏のクオリア

  • provided courtesy of iTunes

 

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この日のセトリは

1)夏のクオリア

2)ライブ・ライフ

3)イッツ・マイ・ターン

 だったと思います(曖昧ですまん)

 

いきなり「ダンス・ファウンダー」からの「アイドル・フィロソフィー」というガンダムマクロススクラム組んで要塞に突っ込むような1日目の「剛のセトリ」からガラッと変わり、「夏のクオリア」から涼しく始まって爽やかに新曲2つに繋げる「柔のセトリ」でした。

 

「ライブ・ライフ」はこれ書いてる時点でまだライブ動画上がってないっぽいので貼れてないんですが、メンバーの日向ハルさんが奥津マリリさんと佐藤まりあさんの身体を欲望のままにまさぐるような振り付けがあったので、推しメンのおとはすこと十束おとはさんに「おとはすはセクハラ受けないんだね」と言ったところ『ね~!なんかそういう担当じゃないみたい!』と笑顔で返され「そっか~w」と笑顔で帰ってきました。

 

 

 

もはやいちいち言わなくてもいいくらい毎回鉄板でそうですがライブはめっちゃ楽しかったです。

ちなみにフィロのスでの僕の推し曲は「アルゴリズムの海」です。

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 【3番地・神使轟く、激情の如く。

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 以前のブログで僕が激推ししていた神激こと神使轟く、激情の如く。

 あれ以降かなり激しくメンバーの脱加入があり、このブログを書いている2018年7月時点ではメンバー4人+同系列の妹分グループから日替わりのサポートメンバー2人を加えて活動しているとのこと。

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 正直自分は度重なるメンバー変更で疲弊したというか、少なくとも以前ほどの熱量で追い続けられる自信はなくなりました。

 

現状を否定する気もないし離れ際にアンチコメを残すような無粋をする気も無いのですが、以前渋谷O-WESTで見た旧体制でのワンマンが楽し過ぎた思い出として自分の中で美化されている分、それを超える感動や興奮みたいなものを現体制の神激から今すぐに感じ取る事は少し難しいのかなと思います。

 

【AIS・つりぼり横丁】

この日のAISはつりぼり横丁からスタート。

 

まずは某ヲタ友さんの代行で彼の推しメンの関澤朋花ちゃんのつりぼりに行ったら予想外に朋花ちゃんと仲良くなれてしまい、思いがけない高揚と何とも言い難い罪悪感が入り混じって『君が望む永遠』みたいな気持ちになりました(カモンベイビー同世代)

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AIS・関澤朋花ちゃん

 

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『中身がドロドロしてるアニメほどOPが爽やか』の法則 

 

ちなみに朋花ちゃんとすげー喋ってたら特典会自体の時間がなくなり推しメン(橋本麗愛ちゃん)とは「あついねー」『そうだねー』ぐらいの話しかできずに終わりました(¥1,000)

 

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後日某公式に素晴らしい推しメン画像が上がったので喜びのあまり共有します。日本の夏、鼻筋の夏。

 

【休憩】

 

すげー疲れた上に人間には空腹という概念があることを思い出したので再度の休憩へ。

 

いくら事前に計画を練っていても、実際に炎天下の中で動くとなると当然ながら消耗が半端じゃない。

 

これからTIFとかもあるので、このへんは本当にムリせずというか、楽しさに飲まれて自分の体のコンディションを見誤らないよう、皆さんも休息や水分補給を忘れず、万が一にも倒れたりしないようにヲタ活してくださいね。

(天に召すのは推しに全財産積んでからにしようね)

 

 

【2番地・虹のコンキスタドール

 

「隈本さんんんん!!!!!!!」と『剛のモチベ』で臨んだこの日一回目の虹コンとなる二番地でのライブ。

 

ずっと聞きたかった隈本さんがいる状態での新曲『ずっとサマーで恋してる』はまたも来なかったものの、僕が隈本さんで壮大に始まった昨年の夏曲「キミは無邪気な夏の女王」が来たのが色々感慨深くて…夏。

 

(めちゃくちゃ財布搾られたけど)楽しかったなぁ、去年。

 

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今のところ人生で一番積んだCDがこれです。

 

【1番地・AIS】

そのまま流れるように1番地のAISへ。

この日のAISはグループとしてのライブがここ1番地の一度きりだったので、メンバーもヲタクも相当気合いが入ってました。

 

え?そういうお前はどうだったかって?

こまけえことは(ry

 

<セトリ>

1)サマーライオン

2)Over The Future

3)Endless Summer

 

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上の3つがAIS公式のライブ動画です

 

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通しの配信動画がこちらです 

(客席の様子などはこちらの方が見やすいです)

 

ライブが始まった時こそ内心(あれ?人少なくね?)と心配したものの、1曲目、2曲目とやっているうちに徐々に人が集まってきた事にフェスイベの醍醐味を感じたし、なによりこれまで続けてきたメンバー7人の心強さが改めて見えて嬉しかったです。

 

やはりこういう環境でのライブはドミノ倒しで熱が伝わっていくので、「舞台で歌うAIS→近くで見てるヲタク→中距離で見てるヲタク→遠距離で見てるヲタク→遠くからその様子を見て集まってくるヲタク→その様子を配信で見てる在宅のヲタク…」と少しずつでもAISのライブの楽しさが外へ外へと伝わったらいいですね。

 

え?そういうお前はちゃんと声出したのかって?

こまけえことは(ry

 

【特典会・虹のコンキスタドール

 

昨日からの限界に次ぐ限界で気持ちは既に爆発寸前のセル状態のゲバラ

 

さすがに一枚くらいは横丁で隈本さんとチェキ撮っておきたいと思い、なんとか空き時間に特典券を入手してはいたものの、2.6Kの通常の2チェキに更にプラス2.6Kの倍プッシュで「会話時間40秒&直筆サイン」を上乗せする実に現実的な魔法を使う経済的余裕はこの時点ですでになかった(それまでにDDが捗りすぎた事は秘密)

 

そして身も蓋もないことをいうと虹コンのサインなしの通常チェキはヲタクにとってかなり人権がないというか、撮影が済み次第タンポポを乗せ終わった刺身用トレーくらい業務的にバババっと流されるので、仮に推しメンに伝えたいメッセージが何万字あろうが、いいとこ5~6文字前後に要約する必要があった。

 

そんな一休さんがグレかねない超ド級の難問を前に、『猛暑×限界』という『GLAY×EXILE』並の協力タッグなバッドコンディション脳で立ち向かうことになったゲバラ

 

特典会スペースに着くととりあえずまだ待機列が長かったので、最後尾についてから自分の番が来るまでに考えることにした。

 

僕はまず自分が隈本さんに伝えたい思いを一度脳内で全て反芻してみることにした。

 

(隈本さんこんにちは!今日も暑いなかお疲れ様!思えば僕が隈本さんと出会ったのは一年前のこのアイドル横丁でした。あの時は予科生だったけど今は正規メンバーに昇格して自分だけのマイク、衣装、歌割り、CDジャケットと…その他諸々全部自分の力で頑張って諦めずに手に入れてきたよね。僕はそんな隈本さんの姿を見て毎日励まされてきたし、素直に応援していきたいと思いました。割と表情がワンパターンな自撮りも、安いエロ本みたいな煽り文が付いた画像ツイートも、脳がwi-fiに無線接続してんじゃねぇの?ってくらい早くて見てて不安になるツイ消し芸も大好きです(※やや含みあり)。そんな(どんな?)隈本さんのヲタクを自分ではライトにやってるつもりだった僕ですが、昨日の朝のライブに隈本さんがいなかった事が思ってた以上に寂しかったです。もう寂しくて寂しくて隈本さんのことしか考えられなくなりました。でもCYNHNの奏音ちゃんとはチェキを撮りました、可愛かったので(照)話を戻します。とにかく夏の虹コンっていう最高の風景の中に隈本さんがいないことが本当に辛すぎて、僕はやっぱり隈本さんのことが大好きなんだなって思いました。かけがえのない推しメンなんだなって思いました。でもCYNHNの奏音ちゃんとはチェキを撮りました、可愛かったので(照)(中略)未来のことは分からないけど、いまこの夏のこの瞬間に隈本さんが僕の目の前にいてくれることが本当に嬉しいです。やっぱり僕は隈本さんのことが大好きです。)

 

…といった感じで考えがまとまった(※まとまってない)ので、「なるほどこれを5~6文字に要約すればいいんだな」と右の拳をギュっと握りしめた辺りでスタッフさんから、「次、隈本お待ちの方いらっしゃいますかぁ~?」と声がかかり、反射的に「は、はひっ…!」と返事をしてしまいCrazy完全な無策のままチェキを撮る流れに。

 

僕は撮影場所まで向かう途中で目が合って「あ!ありがと~!」と出迎えてくれた隈本さんに、『コレと同じポーズで頼む!』と一年前の初対面時のグラビア横丁チェキを見せて頼んだ。

 

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「ふふwいいよw」と即答で答えてくれた隈本さんと撮れた今年のチェキがこちら。

 

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フェス特有のバタバタの中で撮った割にはすごく写りが良くて満足している一枚。心なしか雑コラのしげるも去年より血色が良い気がする。 

 

 あれだけ散々「グラドル横丁出てくんないとヤダヤダ」と幼児退行したSNSで連呼し続けていたものの、こうしていざ撮ってみるとやっぱり隈本さんには虹コンの衣装が似合うし、「水着を着ている1人のアイドル」ではなく、「虹のコンキスタドールのれっきとした一員」としての隈本さんとこうしてチェキを撮れて本当に良かったと思う。

 

(にしてもヲタクは後乗せで自分に都合のいい理屈を組み立てるのだけはやたら上手くてイヤになることしきりである)

 

とりあえず夏の野外という最高のロケーションで可愛いいい!!(※発声に圧を込めながら)推しメンとこうして2チェキを撮れてよかった。

 

しかし忘れちゃいけないのはその後である。

こうして無事にチェキを撮り終えたが最後、プラス2.6Kの上乗せ魔法を使えない下級魔術師とバレるやいなや、運営さんが速攻で剥がしに向かってきた(それはそう)

 

(やばい、チェキもらう数秒でなんとか伝えなきゃ…さっきイメトレした内容を5~6字に要約して伝えなきゃ…っ!)と焦った結果、

 

(パシャッ!)

隈本さん「ありがと~!」(サインありと勘違いしてそのまま落書きスペースにチェキ持っていこうとする)

ゲバラ『あぁ~ごめっ!サインなし!!サインなし!!』(※相当恥ずかしい)

隈「えっ、あっうん!じゃあ、はい!」

ゲ『ありがと…あ、あの…隈本さん…』

隈「ん?」

ゲ『俺…あのっ…昨日のライb…』

スタッフさん「はいありがとうございました~」(圧)

ゲ『…ぃなくて…さ、寂しかった…』(←大事なとこ全部かき消された)

隈「え?あ…うん!ありがと~♪」(←絶対聞こえてない)

ゲ『ま…またくるわ…』(←かろうじて絞り出した)

隈「~♪」(笑顔で手振り)

 

…と、見ての通りの敗北具合である。

要約するならせめて「大好きだよ」とかシンプルかつ核心を突いててコンパクトにリアクションしやすいフレーズにしろよ、とか今になって我ながら思うものの、いざ追い詰められた僕はこともあろうに『寂しかった…』とか重たい彼女の代名詞みたいなフレーズを口走ってしまった上に聞き取ってすら貰えず大爆死を果たした。

 

まぁそもそも僕が小声だったのがいけないんですけどね…(さも事故ってない雰囲気出して取り繕ってくれようとする隈本さんの優しさには密かに涙ちょちょぎれましたけどね)

 

こうして限界を極めたアイドル横丁での隈本さんとの接触は無事(?)幕を閉じた。

 

【2番地・uijin】

昨日素晴らしいステージを見せてくれたuijinを少し見てから、途中で1番地のアイルネコラボへ移動した。

 

【1番地・アイドルネッサンス大好きコラボ】

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参加メンバーの自己紹介が終わって拍手をしたのち、「前髪」のイントロが聞こえた瞬間に僕はその場を離れて2番地のuijinに戻った。

 

参加メンバーの皆さんには何の罪もないし、むしろこれは僕自身の面倒な性格が全部悪いのですが、この曲だけは他の人に安易に手を付けて欲しくないなと思ったし、個人的にオリジナルの歌い出しを任されていた人への思い入れが強かったので尚更拒絶反応が出た。

 

話題性重視で企画したのか知らないけど、これをやってルネヲタの大多数が手放しで喜ぶと本気で思っていたのなら、発案された方はもうちょいヲタクの面倒臭さを理解して欲しいなと思った。

 

(※このコラボを楽しまれた方の気分を害するような書き方をしてしまったことをお詫びします。申し訳ございませんでした。)

 

【3番地・なんキニ!】

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年初の対バンで初めて見た時からメンバー変更があり今は4人体制のなんキニ!。

 

個人的に仲良くさせてもらってるヲタ友さん数名のご贔屓だったりするので、「へぇ、あの娘が噂に聞いてた〇〇さんを狂わせた女だね…」と心のお局がしゃしゃり出てきて遠巻きに値踏みするようなイヤらしい目で見てしまった。

 

ライブはあまり回数見たことない上に新体制のステージを見るのは初めてだったので、情報不足でまだなんとも言えない感じなんですが、癒し系っぽいステージに対してお客さんのノリが沸き系だったので少しだけ「噛み合ってなさ」みたいなものを感じました。

 

これからメンバーの4人がもっとフロアを制するようになって、強制ではなく煽りながら少しずつ初見さんも入りやすい優しい盛り上がり方になるよう誘導していけたらいいんじゃないかなーと思いました。

 

【2番地・CYNHN】

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2番地の動画なかったので1番地の貼っときます

 

初見でハマってからの昨日の今日で即座にタイテに組み込む僕の柔軟性を褒めてください。

 

ちなみに散々言ってる通り「崎乃奏音(さきのそと)ちゃん」で始まって以降、後日無銭のトーク会に行ってきたのですが、個々人のキャラがいい意味でバラバラでMCが楽しくて一気に引き込まれました。

 

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CYNHN・崎乃奏音(さきのそと)ちゃん

 

こと全体MCの楽しさに関しては回し担当の百瀬怜ちゃんの手腕がめちゃくちゃ大きいと思いました。凄い!偉い!ツッコミが的確で早い!

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CYNHN・百瀬怜(ももせれい)ちゃん

 

既にレギュラーラジオ持ってたり新曲リリース決まってたりと波に乗りまくりに見えるのでこの夏は積極的にチェックしていこうと思います(ただ推しメン(虹)と同事務所なのが地味に気まずいところ)

 

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MV中で背景に使われてる絵が全てメンバーの綾瀬志希ちゃんの作品だと知って小便漏らし散らしました

 

 【AIS特典会】

2番地のCYNHNが終わってAISの特典会場に着いたのがだいたい17時ちょうど。

 

この時僕は内心とんでもない焦りを抱えていた。

このあと17:25から1番地で今年の横丁ラストとなる虹コンのライブが控えていたためだ。

ここで僕に与えられたミッションを整理すると以下の通り。

 

1)17:20までにAISの特典会を済ませる(サインチェキ2枚:推しメン分・代行分)

2)速攻で1番地へ行き場所取りをする

3)17:25に始まる虹コンのライブでキマる(ずっサマでハートマサイ(※後述)をキメる)

4)17:45ライブ終了と同時にAISの特典会に舞い戻り、(え?さっきからずっとここにいましたけど?)みたいな顔で誰にも中抜けした事をバレることなくメンバーの締め挨拶を見守る

 

「よし、これでいこう」

我ながら完璧なプランだった。

そうしてCYNHNのライブを見終えて速やかに特典会スペースに来た僕は急いで列に並んだ。

 

(長い…)

 

数秒と経たずに増す焦り。

横丁最後の特典会だったからか、チェキ撮影会では野外というロケーションを存分に生かすべく「こっちの方向がいいな。あ、このまま海をバックにする感じで!」などと撮影に細かく注文を付ける演出家系ヲタクが大量発生していた。

季節はヲタクを芸術家に染めるな。

 

しかしそこは運営も大人。

さすがにヲタク一人一人のそうした注文に事細かく答えていたら時間が無くなる。

きっと適当にあしらってスムーズに凡チェキで処理していくに違いな…

 

スタッフさん「いや、この角度だと逆光なんで、こっち向きにしましょう!あ、いい感じ!」

 

ジーザス!!!!!親切!!!!!!

なんでこんな時までヲタ一人一人にめっちゃ親切なんだよAIS運営!!

良現場かよ!!!ヲタクとして誇らしいよ!!!!

と、内心そんな叫びを上げているとようやく僕の順番がきて、件の代行を果たすべく朋花ちゃんの1ショットチェキを撮る事に成功した。

ここでホッと胸をなでおろして時計を見ると既に15分。

あと10分で夢にまで見たフルメンバー虹コンの1番地ライブが始まる。

しかし手元にはAISの特典券。

この券を消化しないまま虹コンのライブに行ったら確実にその間に特典会が終わる。

要するに、最高の夏の幕開けに「推しメンの特典券を死なせた」という汚点を残すことになる。

それだけはなんとしても避けなければならない。

僕は意を決して再度列に並ぶ。

思う事は一つ、推しメンの橋本麗愛ちゃんが自分の番まで指名されず、スムーズにチェキを撮り終えることだけである。

眉間にシワを寄せて拝んでいると、スタッフさんが自分の前にいたヲタさんに指名メンバーを聞きに来た。

 

ス「どの子と撮りましょう?」

「れなちゃんで。」

 

ジーザス!!!!!!!人気!!!!!!!!

推しメンがいつもお世話になってますううう!!!!と髪をかきむしりながら焦りに焦ること数分。

ふと1番地を覗くと、虹コンの前のアイドルが挨拶を終えてステージから去る様子が見えた。

(ここまでか…)

意を決した僕は近くにいたヲタ友さんに「すいません、ちょっとこれ持っててください!」と券を預け、特典会スペースを抜け出して1番地へ走り出した。

 

湿り気ある夕方の空気が頬を撫でる。

息を弾ませながら隈本さんの待つ晴れ舞台、1番地へ猛然とダッシュをかけるゲバラ(※良い子の皆はフェス会場を走っちゃダメだそ)

 

なんとか登場SEが鳴り終わる頃に観覧スペースへ到着する。

ゆっくり舞台に現れた隈本さんが位置に付き、僕は今か今かと曲鳴りを待った。

 

【1番地・虹のコンキスタドール

 

登場SEが終わり、「さぁ来いずっサマ!」と待ち構えてたら有頂天のイントロが鳴ったので、僕は速攻で今来た道を逆走しAIS特典会場に舞い戻った(※すまん夏曲の中でも一番優先度低いんだ有頂天…)

 

【AIS特典回(2回目)】

さっき券を預けたヲタさんの元へ汗だくで戻り「はぁっ…はぁっ…すぃぁせん…さっきの券を…」とややゲル化した状態で受け取りに行った。

 

半ば引き気味のヲタ友さんから預けた券を無事に受け取ると、ちょうど推しメンの麗愛ちゃんがフリーだったので僕はボロボロの腱を引きずりながらクシャクシャの券をスタッフさんに差し出してほぼ吐息だけの限界小声で「あの、れなちゃんで…」と告げた。

 

そうして「れなー!」とスタッフさんに呼ばれた拍子にこちらを振り返り、僕の顔を見た瞬間に微笑んで駆け寄ってきてくれる推しメン。

 

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AIS・橋本麗愛(はしもとれな)ちゃん 

 

 

僕にはまだ帰れる所がある。こんなに嬉しいことはない。

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 こうして最高のロケーションで撮れたチェキがこちら。

「夏・海・推しメン」、これ以上の並びを僕は知らない。

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(よぉ~っし、これであとはササっとチェキにサインもらってもう一回ババっと1番地へ走ればなんとか隈本さんの晴れ舞台を無事見れるな…)とゲバラが内心ほっと一息ついたところで、撮り終えたチェキにサインを入れるべくペンとボードの準備をしながら、さきほどまで満面の笑顔だった麗愛ちゃんが急にジト目になり一言こう告げてきた。

 

『さっきは走ってどこ行ってたんですか?』

 

 

「え゛っ(汗)」

 

いきなりの問いに僕の思考は止まった。

(こ い つ み て や が っ た な)

そう動揺する僕に対し、なおも推しメンはいたって冷静にこう続けた。

 

 『で、どこ行ってたんですか?』

「い、いや~、ってか、え?俺さっきまでずっとそこにいたけど?」

『嘘です!さっき走ってくとこ見てましたからね私!』

「いやいや人違いじゃない?(汗)あ、ってか今日もかわいいね」

『そんな都合よくごまかされないですからね!?』

 

(ここらへんで「有頂天サマー」が終わり、次に「キミは無邪気な夏の女王」が流れ始めた)

 

「いやいやマジで言ってるって!俺が好きなのは麗愛ちゃんだけだから!え、ってか逆に今までそれ伝わってなかった?うわぁ~ショックだわぁ~かなりショックだわぁ~(超早口)」

『もう、ほんっと都合いいですね!』

「いやいやwあ、ところで麗愛ちゃん二日間横丁お疲れ様!きっと麗愛ちゃんもクタクタだろうからさ、正直ホントはずっと喋ってたいんだけど!オレ麗愛ちゃんとならいつまででも喋ってたいんだけど!さっすがに今日は麗愛ちゃん疲れてるだろうし、サインも適当にさっさっさ~でいいからね!さっさっさ~でw」

『いえいえそんなことないですよ!むしろいつもの感謝を込めてめっちゃ丁寧に書きますね!』

「うん~~~そう?wう~わ嬉しいなぁ~w超うれしいなぁ~w(1番地をチラ見しながら)」

 

(この辺で「夏の女王」も終盤に差し掛かっていた。そろそろマジで走って向かわないといよいよ間に合わなくなるぞ…とソワソワしてたら麗愛ちゃんが声を上げた)

 

『はい、書けました!』

「お、さんきゅ!」

 

と即座に出来上がったチェキを受け取ろうとしたら、

 

『ほしいですか?』

 

とチェキを体の後ろに隠しながら言う麗愛ちゃん。

一番地では「夏の女王~」のアウトロが聞こえている。

 

「あぁ~…えぇ~っと~(汗)」

『お願いしてくれたらあげますよ?wでも別にこのあと他のグループのライブ見に行くわけでもないし、特に急いでないからいいですよね?w』

 

と、全てを理解している目で言ってくる麗愛ちゃん。

推しメン、何もかもが流石である。

だがしかし僕にもプライドというものがある。

いくら推しメン相手といえども、いい大人がJK2に頭を下げるなどあってはならない。

僕はひとつ深呼吸をしてから、男として、いやヲタクとしての威厳を取り戻すべくこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの、お願いします…そのチェキください…」

 

そもそもヲタクに威厳などなかった。

そうして平身低頭で懇願するゲバラを見て『ふふっw』と一度満足そうに笑ってからチェキを手渡してくれた麗愛ちゃん。結果的に天使。

 

それを受け取った瞬間「ありがとな」と一言残し、振り返った僕は再度一番地へ向かい全力疾走を始めた。

 

【1番地・虹のコンキスタドール(2回目)】 

舞台の前に着き、人混みをかき分けながら少し進んだところで聞こえてきたのは、僕がこの二日間ずっと待ち望んだあの曲だった。 

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再生時間調整済(超ドヤ顔)

 

ここまで再三触れてきた虹コンの新曲「ずっとサマーで恋してる」は、「THE☆有頂天サマー!!(2015)」「限りなく冒険に近いサマー(2016)」「キミは無邪気な夏の女王(2017)」の夏曲三部作に続くリスタートを込めた虹コンの新しい夏曲。

 

別々の3曲の歌詞内で1人の女の子の成長をストーリー調に紡ぐという、遊び心と意欲に溢れた堂々たる三部作の完結を経て、今年新たに作られた夏曲「ずっとサマーで恋してる」には、明るく前向きなタイトルの反面、どこかこれまでにない寂寥が滲む。

 

既に去った想い人をひきずる男に対し「いなくなったあの子より、今目の前にいる私を見て」と強く切なげに訴えるその歌詞は、約半年前、立て続けに主要メンバーの脱退があった今の虹コンとぴったり重なる。 

 

 

たとえ理想と違っても、それでも夏はやってくる。

過ぎた過去とまだ見ぬ未来。

どちらも等しく愛するために、

目の前の”今”を噛み締めながら、

”ずっとサマーで恋してる”。(ライターとかやってみたい)

 

はいっ。

 

とりあえずこの曲はサビでハートマサイ(※両手でハートを作りながらひたすらジャンプ)しておけば無限に楽しいのでフェスイベとかで見かけたらよければ加わってみてください。

 

(↑の動画にもあるとおり、集団のハートマサイを遠巻きに見ると鮭の遡上っぽくなってなかなかのキチっぷりがあり面白いです)

 

そんなこんなで、こうして最高の「ずっサマ」で横丁最後の虹コンを〆たゲバラ(△はイントロで下がって休憩に当てました)。

 

【AIS特典回(3回目)】

そして鳴り響く「三角形」こと「トライアングル・ドリーマー」をBGMに、推しメンの特典会締め挨拶を見守ろうと大急ぎでAISの特典会スペースへ再び走るゲバラ

 

「間に合ったぁ…!」

 

と、出入口から何の気なしに特典会スペースに再度入ろうとした瞬間、

 

『あ、お客様。再入場される場合は特典券をみせてください』

 

「え゛っ(汗)」

 

と、会場スタッフさんにやや強めに呼び止められた僕は先ほどと同じ声を発した。

 

ちなみに僕の特典券はさきほど推しメンとチェキを撮った際に全て消化してしまったので現状ゼロ。

見るとAIS始め知り合いのAISヲタ諸兄は僕の半径約10m先で楽しそうに締め挨拶を繰り広げている。

 

事情を説明するだけの語彙すら失い半泣きでスタッフさんを見つめてみたものの、『特典券がないと、この先にはお通しできませんね』の一点張り。

実によくできたスタッフさんだった(すすり泣)

 

そうして仕方なく僕は特典会エリアを囲む柵にもたれながら、目の前で楽しそうに締め挨拶で盛り上がるAISとAISヲタを見守った。

 

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※イメージ

 

続いてAIS特典会恒例のジャンケン大会(※景品はメンバーのサイン入りチェキ)も僕の視界の先で楽しそうに行われていた(もちろん僕は参加することができなかった)。

 

次いでメンバーとファン全員での記念撮影があった(もちろん僕は参加することができず指をくわえてみていた)

 

こうして最後にメンバーがファンへ挨拶をしてから深く一礼し、手を振りながら去っていった(距離があったため僕は一瞥もしてもらえなかった)

 

てか雑コラでもいいから集合写真に写りたかった(泣)

 

 

 

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※イメージ

 

【2番地・転校少女】


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横丁動画なかったので公式の以下略

 

バッタバタで終わった特典会の次は、最近AIS現場の知り合いが次々と陥落している塩川さんのいる転校少女を見に行った。

 

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転校少女*・塩川莉世(しおかわりせ)さん

 

失礼な話、最初は半ば知り合いの冷やかしで見に行ったものの、この日初お披露目の新曲「Girl's Time」が好みの曲調でかなり刺さった。

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そしてその塩川さんは個人としても夏の大一番に臨むそうなので、これを見て気になった方はぜひ応援してあげてください(僕はガチヲの知り合いが積んだプレイボーイを無限回収してプレイボーイ風呂に入ろうと思います)

 

 

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※イメージ 

 

【さいごに】

 

と、ここまで見て大方のお目当てを消化したのと二日連続のドンチャン騒ぎで心の千代の富士が「体力の限界…」しか言わなくなったため、少し早めに切り上げて撤収することと相成りました。

 

気付けば終始跳んだり病んだり走ったりで忙しかったけど、やっぱり今年のアイドル横丁もとにかく激烈に楽しかったです。

 

些細なことに引っかかってモチベがどうのこうのと要らないことを言うよりも、せっかく時間と金と体力を使って手に入れた今を、誰よりも全力で楽しむことが大切だと改めて教えてもらった気がします。

 

ありがとう横丁。

ありがとう横浜。

また来年もよろしくな。

 

 

あ、ちなみにこれまでさんざん言ってきたグラドル横丁なんですが、結論から言うと、今年は行かなかったです。

 

というのも、横丁前日に改めて出演者一覧を見た時に、やっぱりどうしても隈本さんがいなかったのが寂しかったんです。

 

初めてグラドル横丁に行った去年も結局隈本さんとしかチェキを撮っていないので、「前日の時点でここまでモチベの上がらない僕は、結局グラビアのヲタクではなく隈本さんのヲタクでしかなかったんだな」と、ネタブログの最後を飾るにはなんとも味気ない真面目な結論に辿り着きました。

 

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ここまでオッサンなりの照れ隠しで、くどいくらいに「グラビアグラビア」と言ってきましたが、その実僕が本当に見たかったのは水着なんかじゃなく、なによりも隈本さんの心からの笑顔だったのかもしれません。

 

それだけ自分は隈本さんの笑顔が大好きなんだと再確認することができたので、今年も横丁に来て本当に良かったです。

 

きっと次に特典会で話す時はまた照れ隠しで「ねぇTIFのグラビア企画には出ないの?w」みたいなことを言ってしまうかもしれませんが、なるべく出禁にはならないよう、セクハラ加減には充分気を付けようと思いますw

 

最後になりましたが、前・中・後編と、ここまで無駄に長いブログにお付き合いくださった皆さまに心より感謝いたします。

 

TIFや@JAMのレポ日記もそのうちのんびり書けたらなぁと思うので、その時はまたお時間の許す限りお付き合いいただければ幸いです。

 

それではここらへんで本当に終わります。

ありがとうございました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【P.S】

 

 

 

 

 

 

 

すっごい大きかったです。

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桐山瑠衣さん

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ゆうみさん 

 

推しメンが髪切ってメンブレしたヲタクの話(後編)

◆前回までのあらすじ

(間が空きすぎて前編の内容忘れちゃった方は先にこちらをどうぞ) 

 

推しは心の日曜日、この日は愉快な金曜日。

いつも通りカールおじさん並のアホ面で口半開きのまま推し箱「AIS(アイス)」のshowroomを見ていると、突如ダイターンに髪を切った推しメンが画面に現れ謎の動揺のまま寝込んでしまってさぁ大変な限界ヲタク不肖ゲバラことワタクシ。

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他人事ならばどこまでも好き勝手言えるメンタル事故も、いざ自分の身に降りかかると何もできないのがヲタクの性。

 

某ワンダフルワールド入国の際に、糞事務所に謎の社民党カットを強いられたイメージフルーツ:グレープさんのヲタクの阿鼻叫喚ぶりが記憶に新しい。

 

弾ける若さはブドウ感。

やんなきゃよかった武〇館。かしこ。

 

◆3/17(土)

 

「今日が休みでよかった」

目覚めた直後にそう思った土曜の朝だった。

 

ぼんやりとした昨日の記憶にはまだ現実味がないながらも、幸運にもタイミングよく訪れた現場予定のないこの休日を使って、今の自分の素直な感情を整理しようと試みた。

 

◆この動揺は何なのか?

 

今思うとこの時の僕は、「なぜ今自分はこんなにモヤモヤしたまま気分が晴れないのか」について何ひとつ明確な回答を持ち合わせていなかった。

 

そもそも僕自身決して「ロング派」というわけではなかったし、「俺はコイツの長ェ髪が好きだったんだよ!」みたいなヤンキーチックなオラつき彼氏気質も微塵たりとも持ち合わせていない。

 

(じゃあなぜこんなに感情が不安定なまま堂々巡りを繰り返すのだろう?)とぼんやり考えていると、気付くと何もしないまま夜になっていた。

 

◆ひとまずの最適解

 

「知識や情報を手に入れやすい現代を生きる若者の弱点は、不安から思考ばかりを巡らせて行動を起こせない点だ」という指摘をかつて何かの本で読んだことがある。

 

 

なるほど確かにその通りだ。

頭でどれだけ考えたところで、いつの時代も事件とサークルモッシュは現場で起こるものである。

 

「足りない頭で変に悩むより、今は何も考えず直接本人に会いに行ってみよう」と、ひとまずの最適解にたどり着いたゲバラ

 

この日の翌日はちょうどAISのライブがあったので、(小難しいことを考えるのはいったん辞めて、頭カラッポのまま会いに行ってみよう)と考えた。

 

しかし、一つだけ大きな懸念があった。

 

◆二律背反

 

バカのくせに気取って難しい言葉を使って申し訳ない。

しかしこのパートは本当に僕の面倒臭さ爆発というか、謎持論のラッシュというか、とにかく全く小ボケを差し込む余裕も無いと思うのでそのつもりで読んで貰えたら幸いである。

 

いや、冷静に考えたらそもそも別にこんなブログを読む必要はないのだけれど、せっかくここまできたのだからよかったら地獄とピリオドの向こう側まで付き合ってくれたら更に幸いに思う。

 

話を戻そう。

髪を切った推しメン(※AISの橋本麗愛ちゃんのことです)との邂逅を翌日に控えた夜、僕の頭にはある大きな懸念が浮かんでいた。

 

「特典会で本人に『(この髪型)どうですか?』と聞かれたらどうしよう」

 

そう考えた瞬間、あることに気付いて頭を抱えてしまった。

僕の中で答えが見えなくなってしまったからだ。

 

というのも、この問いへの回答を想像した時に、自分の中にある2つの考えが正面衝突を起こしてしまった。

 

【その①】大好きな子に嘘をつきたくない

→そもそもの話として、『「かわいい」という言葉を何の考えも無しにリズムで使うようになったら終わり』というのが面倒な僕の自論の一つとしてあった。

 

おそらく現代で最も便利で、言えば全てを丸く収めてくれる魔法の言葉こと「かわいい」。

 

そんな「かわいい」を日常的に連発するドルヲタだからこそ『思考停止して単なるリズムだけで「かわいい」を言うようにはなりたくない』というある種の怖さのようなものを常々感じていたし、人の意見やその場の雰囲気に流されてではなく、ちゃんと自分の感性で判断した上で一回一回の「かわいい」を発信していきたいと思っていた。

 

今回のことでいうならば「年頃の美少女が意を決して長い髪を切ってボブにした」というシチュエーションだけで、端から見て既に「かわいい」と言ってしまいそうなものであるがゆえに、逆に僕はそこで条件反射的にリズムだけの「かわいい」を言うことに抵抗を覚えた。

 

他の子ならともかく、大好きな推しメン相手だからこそ、その場しのぎで軽く「かわいいよ」とか「似合ってるよ」なんて口が裂けても言いたくなかったのだ。

 

もし仮に麗愛ちゃん相手にそういった雑な褒め言葉を通してしまったら、今後の人生で自分が発する全ての「かわいいよ」と「似合ってる」が軽くなり、もう二度と自分で自分の言葉を信じることができなくなる気がして怖かった。

 

【その②】大好きな子を傷つけたくない

→ちょうど前日に上がったブログで本人も言っていたとおり、髪を切った推しメンに対して「かわいい」「似合ってる」以外の言葉を返す自分の姿が想像できなかった。

 

きっと問いかけた本人からすれば「即答で肯定する」以外の反応は全てNOと受け取るだろう。

 

勇気を出して髪を切って、ドキドキしながら自分のヲタクに感想を聞いたあげく、その反応が良くなかった時の推しメンの心情を想像すると、とても苦しくていたたまれなかった。

 

そんな風に推しメンを傷つけるようなヲタクは推しメンの前に一生現れないで欲しいし、そんな推しメンを傷つけるヲタクにこれから自分がなりかねないという事実がツラかった。

ameblo.jp

 

仮にどこかで素直に受け入れられない自分がいたとしても、笑顔で「かわいいよ」「似合ってるね」と嘘をつけるのが人並みの大人なのだろうな、ということは薄々自分でも分かっていた。

 

しかしそうしたセオリー通りの返答をする自分を頭でシュミレーションすればするほど、脳内にいる僕は推しメンの前で目を反らしたまま無言で硬直する以外の反応を取れずにいた。

 

麗愛ちゃんのことを大事に思っているように見せつつも、結局僕は小難しい理屈を振りかざしてただ自分を守りたいだけの子供でしかなかった。

 

◆ありふれた言葉

 

そんな事を考えながら、この夜僕はある曲を延々とループ再生して聞いていた。

 

 

 

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ありふれた嘘でもいい

その優しさに涙が出そう

すべては手に入れられないけど

進んで、進んでいこう

 

同じイントロとアウトロを何度も通り過ぎながら「本当の優しさって何なんだろうな」みたいな事を考えていたら、いつのまにか眠りにつき、何の変哲もない朝が訪れた。

 

 

◆3/18(日)

翌日、髪を切った麗愛ちゃんをライブ会場で直接見た時、僕は反射的に泣きそうになった。

動揺を見抜かれたくなくて、ライブ中は近くに来ても目を反らしたし、特典会中は遠巻きに見ていたし、麗愛ちゃんがチラシ配りで歩き回っていた時などは意図的に避けるように距離を取った。

 

改めて我ながら最悪だったと思う。 

 

 

結局この日は特典会にも参加しなかった。

ただ、髪を切った麗愛ちゃんを直接見たことで、これまでに感じていた寂しさや悲しさの正体がぼんやりと分かった気がした。

 

◆寂しさの正体

 

思えば自分が知ってからの麗愛ちゃんは、ずっと髪が長かった。

 

跳ねて喜んでいる時も、下唇を噛んで悔しがっている時も、泣いて悲しんでいる時も、その表情はずっと長い髪の下にあった。

 

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きっとそれを無意識に当たり前に思っていたからこそ、初めて髪を切った麗愛ちゃんを見た時、僕はそれまでの麗愛ちゃんとの時間が全部嘘だったんじゃないかと、不思議な悲しさを感じた。

 

当然、それまで行ったライブの感想ツイートや、各イベントで撮ったチェキも残っているので、それらの時間が確かにあったことについては今更疑いようがない。

 

それでもその所在が一瞬でも揺らいだように感じたのは、それらの時間が僕の中で、かけがえのない財産になっているからに違いなかった。

 

思えば麗愛ちゃんには色んな所に連れていって貰った。

元々インドア派なので、もし麗愛ちゃんに出会っていなければ行くことのなかったであろう街やライブハウス、降りることのなかったであろう駅がたくさんある。

 

広いステージや狭いステージ、混んでる日や空いてる日。

荒れたフロアや、逆に静か過ぎたフロア。

色んな会場でライブを見て、特典会に参加してきた。

 

「暑いね」

「寒いね」

「ブログ読んだよ」

「新衣装いいね」

 

色んな場所で数えきれないほどの話をしたけれど、不思議とその一つ一つが今でも鮮明に思い出せる。

 

会話が噛み合った日があれば、噛み合わなかった日もあったし、励ました日もあれば、逆に励まされた日もあった。

 

ただ一つ言えるのは、理由はどうあれ「今日麗愛ちゃんに会いに行ってよかったな」と思わなかった日は一日もなかったという事。

 

◆「変わっていく」ということ

 

そうした大切な思い出をたくさんくれた大好きな推しメンだからこそ、過去の思い出に浸ってこれからの変化を見ようとしないのはファンとして失礼だなと改めて感じたし、言い方を変えるなら、「そう感じることができた」のが嬉しかった。

 

思えば「人生において変わらないものなんてない」という事は、むしろドルヲタになってから強く意識するようになった。

 

好きだった人やグループが次々と表舞台を去り、自分の通う現場に新たに来てくれた人もいれば離れていった人もいたし、かく言う自分が離れる側になる事も数えきれない程あった。

 

時間が流れる限り、人は変わる。

 

そうして変わるのに伴って人の興味や好奇心も移っていくし、環境の変化で止む無く離れていってしまう気持ちもある。

 

だからこそ、今この瞬間に持続できている「好き」がどれだけ奇跡的なのかと改めて思う。

  

世の中に変わらないものなんてない。

むしろ、自分と推しメンの変化が同時に止まってしまった瞬間こそが、気持ちの離れるタイミングだとさえ思う。

 

変わっていく麗愛ちゃんを受け入れて、喜んであげられなかったのは、変われずにいる自分がその変化に取り残されつつあったからだとなんとなくわかった気がした。

 

本当に、何度鏡を見てもパッとしない平坦顔だったりとか、いつも開演時間ギリギリに着く無計画なとことか、大事なこと言うべき場面ほど照れ隠しでふざけたりとか…いつまで経っても変わらない自分のダサさにうんざりすることは多々あるけれど、変わっていく麗愛ちゃんの新しい良さを今後もたくさん見つけていけるように、ヲタクとして、僕もいい意味で少しずつでも変わっていきたいと改めて思うことができた。

 

(胸焼けする一人語りが続いたのでお口直しにベボベさん貼っときます)

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「変わり続ける君を、変わらず見ていたいよ」

 

◆3/20(火)なんてったってハロプロライブvol.21

 

こうして感情の散らかり具合が酷かった土日を経て、翌々日の火曜日はAIS初のなんハロライブがあった。

 

 

色々情けなさ過ぎた一昨日の自分に若干のトラウマもありつつも、AISとしては珍しい平日現場ということで、仕事を終えて急ぎ足で秋葉原に駆け付けた。

 

色々思考が整理できたからか、この日は登場からリラックスしながら麗愛ちゃんを見続けることができた。

 

そして特典会。

ぼんやりしてたら券枯れちゃってたけど、ヲタ友さんのご厚意で一枚譲って頂き、なんとかお見送り会に行けることに。

 

 

そうして蓋を開けたら、一昨日が嘘だったかのようにいつも通り麗愛ちゃんと喋ることができた。

 

 「あ、この前の特典会なんで来なかったんですか!?」

『えーいやなんか初めて生でショートカットの麗愛ちゃん見たら可愛すぎて照れちゃってさーw』

「そんな適当な事言って!」

 『いや、ほんとほんとw』

 

みたいな会話をしたと思う(おぼろげな記憶)

 

ただ、この日言った「かわいい」が適当に言ったものじゃなかったことだけは、今でもはっきり覚えています。

 

ちなみに麗愛ちゃんの数人前にいた島崎友莉亜ちゃん(※)とは、

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「あ、麗愛のショートかわいいですよ?w」

『いやその話題はねwちょっと真面目になっちゃうからさw』

「ふふっ!(嘲笑)」

『はははw(あん?)』

 

という煽られ事案が発生しました(友莉亜ヲタク責任取ってください)

 

ともあれ、こうして時間を置いて改めて振り返ってみて思ったのは「ヲタク、マジで限界だなぁ」ということでしたw

 

まぁでも、よくも悪くも全く感情が揺らがなくなったらそれはそれでヲタクとして終わりだなーとも思うので、今後も適度なライトさで柳の葉のようにヲタ活できたらと思います(当時色々心配してくださった皆さん、ご迷惑おかけしました)

 

「都合がイイね」ボタン1000回押したい

 

今後も変わり続ける尊い推しメンに負けないよう、自身の変化や素直な興味関心の移ろいに正直に生きつつ、時には推し増しも辞さない覚悟でラフかつ決死かつユルくやっていきたいと思います。

 

ここまでヲタクの地獄ポエム(夏)に付き合ってくださった心優しい暇人の皆さん、マジさんきゅな。

 

それではまた拗らせた時に会いましょう。

お粗末!

 

 

 

 

ホンマそれな

 

2018年アイドル横丁の思い出【中編】

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とってつけたような夏画像

 

 

【前回までのあらすじ】

 

全世界の夏モチベを司る「夏の推しメン(虹)」こと、虹コンの隈本さん(※画像)に日々ゾッコン胸キュンドキムネでオネツな限界ヲタク一年生ことゲバラ(死語デジャネイロ)

 

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虹のコンキスタドール・隈本さん(隈本茉莉奈さん)

 

しかし2日目のカレー並にしつこく「たのむ今年もグラドル横丁出てくれ…」とネットの海に叫び続けるも、特典会で本人から「今年は私グラドル横丁でないからw」と直接言われる始末。

 

あまりの悲しみに枕を濡らす切ない夜を超えること約数週間。

夏のドルヲタの開幕試合ことアイドル横丁夏祭りが今年もついにやってきた。

 

輝く日差しと青い海。

買い増すCD、溶かす券。

 

全ての答えは夏に聞け。

ヲタクと推しの明日はどっちだ。

 

 

 

 

 

 【やる気が出ない】

 

とは言ったもののやる気が出ない。

 

水着の推しメンと2チェキを撮る為だけにこの一年を生きてきた下世話なヲタクは、かの発言を受け一気に命の輝きを失っていた。

 

ここまで散々周囲のヲタ友に「グラドル横丁行かなきゃ夏が始まらないっすよ!(意訳)」みたいなこと言ってたくせに、ここにきてモチベの地底に叩き落とされた悲しき鳥アイコン。

 

もはや完全に横丁に対するモチベを失っていた。

 

 

 

 

とはいえせっかくなので形だけは整えようと推しメン(AIS)を意識した赤ランシューを買ってきてネットに上げちゃうカワイイところのあるツイ廃。

 

 

年に数回、フェスイベの時だけ全力のスポーティールックを固めるインドアヲタク。

「計画性ゼロのKSDDタイテを回すにはもう脚力しかない」と悟った数年前の夏が懐かしい。

 

 

これから一緒に夏を駆け抜ける相棒なので、ここはしっかり名前も付ける。

由来については分かる人だけ分かって欲しい。

 

 

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 【7/6(Fri) 23:41】

 

特にやる気はなかったが、豪雨の中、イベ前日の終電で横浜へ出発。

 

当日の始発で行くかギリギリまで迷った結果、割とトラウマになっている去年の悪夢が脳裏にちらつき、気付くとガラガラの終電に乗り込んでいた。

 

 【7/7(Sat) 1:15】

 

そうしてアイドル横丁の会場である赤レンガ倉庫最寄りの関内駅に着いたのが、日付変わって7/7の深夜1時頃。

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この日の主食となった氷砂糖と一緒にパチリ!(旅行雑誌風)

 

 

 

会場までの道の確認がてら、夜の横浜を氷砂糖と練り歩く。

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ギリギリまで設営してたスタッフの皆さんホントにお疲れさまです。 

 

会場までのだいたいの所要時間が分かったので、関内駅に戻って最寄りの漫画喫茶にチェックイン。

窮屈に仕切られた空間に秒でヲタクの不夜城を築く。

 

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その後マイタイテを少し見直してから、翌日に備えて早めの就寝(4時)。

我ながら色々と「大概にせーよ」という感じである。

 

【7/7(Sat) 9:45】

 

深い谷間と浅い睡眠。

寝る前に某水着MVをエンリピで見過ぎた結果、案の定のショートスリープと相成ったゲバラ

 

漫画喫茶を出た後は、数時間前に歩いた経路をたどり会場の赤レンガ倉庫まで移動。

現地で知り合いと合流し話しているとリストバンド交換の時間になり、スタッフさんの誘導に従い所定のスペースまで歩いた。

 

(去年は完全な無策で来てこのリスバン交換に散々泣かされたからな…今年は始発どころか終電で来たし、多少あっちの動きがモタついても全然”あのライブ”には間に合うぜ…フフフ…)と内心ニヤついてたものの、どうやら今年の横丁は去年の反省をしっかり生かしたらしく終始スムーズにリスバン交換が行われ、朝イチのライブが始まるかなり前にすんなり会場に入る事ができた(さすがだぜ横丁!)

 

でもそれだと俺がわざわざ終電で来た意味って…

 

 

【アイドル横丁2018開幕】

無事通し券を2日分の入場用リストバンドに交換できたゲバラ

睡眠時間など支払った代償はそれなりに大きかったが、さすがにそこは織り込み済み。

 

なぜならこの日一発目のライブを見れば、失ったすべての体力が全回復する確信があったからである。

 

(※以降は僕が見たライブをハイライト形式でどうぞ)

 

 

【3番地・水着コラボ】

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さすがにこれを見なければ夏が始まらない。

 

何を隠そう、この水着コラボを確実に見るためだけに終電に乗って貫禄の半前日入りを敢行したといっても過言ではないゲバラ

 

在宅の動画視聴では決して味わえない今年一番の「ライブ感」を、青空の下で全力で噛み締める。

 

水着コラボステージにご出演された皆さん、同じ時代に生まれてくれて、あの日僕に(水着で)出会ってくれて本当にありがとう。

 

【2番地・虹のコンキスタドール

当ブログで冒頭から散々話題に出していた虹コン。

 

しかしその虹コンをいきなりタイテ被りした水着コラボと天秤にかけ、挙句水着を取って最初の5分を干すという暴挙に出たゲバラ

 

しかし、そんな突飛な行動に出たのにも実は理由があった。

というのもこの日の朝のライブには、推しメンの隈本さんが不参加であることが事前に発表されていたのだ。

 

断じて推しメン以外に興味がないわけではないが、やはり夏の野外という最高のロケーションだからこそ、この完璧な風景に推しメンだけが欠けているという寂しさは想像以上だった。

 

水着コラボを見終えてすぐに移動して見たライブは当然楽しかったものの、やはりそこには言い表せぬ切なさが付きまとった。 

 

ライブが終わると、昨夜からの流れに少し疲れを感じた僕は、一度ライブペースを出て会場裏手の木陰に座り、休息を取った。

 

ライブの喧噪から少し離れると、脳裏に浮かぶのは隈本さんのことばかり。

一度心から好きなものを見つけると他が視界に入らなくなるのは僕の昔からの悪癖だった。

 

「せっかくの横丁なのに、このままだとあんまり楽しめないなぁ」

 

ぼんやりそう思いつつも、そんな自分の面倒な性格が、この日は不思議と嫌じゃなかった。

 

【2番地・CYNHN】

数分後、偶然ライブを見たCYNHN(スウィニー)の崎乃奏音(さきのそと)ちゃんで壮大に始まる。

声に出して読ませたい数行前。

メンコとヲタクの手のひらは返すためにある。

てかこの鼻筋、国宝か?

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青森在住のおばあちゃんっ子で演歌が好きな関係でソロパートに得意のこぶし歌唱が組み込まれている上に色白キレイなお姉さんルックながらあざといシチュエーション系ツイートもイケるクチでしかも自他共に認める微ポンコツって最高過ぎんか?(プロモーションツイート)

 

端的に言って可愛すぎてムリである。

この夏は奏音(そと)ちゃんと内内な関係になりたい。

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まぁゆうていくら始まったからって、「推しメン不在で寂しい」とか散々言いながら直後に他メンとチェキ撮るヲタクなんておらんやろな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ…///

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ちなみに内心(若干レギュきついな…)と思って事務所調べてみたら腑に落ちすぎて笑いました。

 

俺たちは、ディ〇ステージを卒業できない。

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【4番地・AIS】

その後は4番地へ移動してAISのライブへ。

セトリはこちら。

 

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この日初披露だった新曲はAeLL.さんの「Endless Summer」でした。

 

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地獄の根暗なのでタオル曲を聞くとアウェイな飲み会に来ちゃったみたいな気持ちになりますね。

ライブはとても楽しかったです(湘〇乃風を全曲聞いて出直してきます)

 

 

【1番地・ラストアイドルファミリー】

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完全なミーハー根性でLaLuceだけ見に行って「うわぁ~テレビで見る人達やぁ~」と口半開きで見ながらバンドワゴンを1サビ終わりぐらいまで聞いてました。

 

ちなみに僕は過去スーパーでアルバイトをしていた時、食品用のワゴン台車を使って先輩と瞬獄殺ごっこをしているところを店長に見つかってブチギレられたことがあります。

 

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【3番地・GANG PARADE

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僕自身WACKには全然詳しくなくて、各グループのメンバーの脱加入とかトレードについても全く把握できてない上に、そういう動きの持つ意味とか熱さについても全く理解できていないのですが、以前見た動画で、現状一人勝ち(に見える)のBiSHにライバル意識を剥き出しにしているギャンパレの姿を見て、単純に「今一番ドラマを持っているグループなのかな」と密かに気になっていました。

 

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冒頭1分半のMCで会場全体に火を点ける流れに鳥肌が立ちました。

 

MCの強さは独自性に比例すると思うので、「世界中でそのグループにしか言えない事をいかに自分の言葉で発信するか」が良し悪しの一つの基準になると感じます。

 

加えて、そういう独自性あるMCを作る事がそのまま自分たちの個性や強みや立ち位置を俯瞰で見る事に直結するので、その視点を持つこと自体が、会場の雰囲気づくりだけでなくライブにも生かされていくのかなと思います。

 

実際ギャンパレのライブは余裕や自信に満ちていてカッコよかったし、単純に楽しかったです。

 

あと「文系にも優しい正義のヤンキー」って感じがして好感持ちました(体育祭とかでクラスの団結感めっちゃ大事にする感じの)

機会あればまた見に行きたいと思います。

 

【1番地・東京パフォーマンスドール

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メンバー減員後のTPDをライブで見るのは初めてでした。

そして個人的に思う「好きなダンス三傑」の一人、橘二葉ちゃんが相変わらず可愛くてキレッキレで最高でした。

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TPDはメンバーの成長に伴って大きな路線変更をした印象だったのですが、この日一番盛り上がった(ように見えた)のがデビュー曲の「BRAND NEW STORY」だったので、今まで通り初期TPD曲や旧パフォーマンスドールの楽曲資産を歌い継ぐのも良いですが、それ以上に今のTPDを象徴する新しい代表曲が必要な時期なのかな、と門外漢ながら思いました。

 

【2番地・寺島由芙】

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アイドル界の1人サウンド・オブ・ミュージック、ゆっふぃー。

「サークルモッシュがダメなら音頭を踊ればいいじゃない」の精神で赤レンガ倉庫に巻き起こった、スローリーなファンの行進が印象的でした。

 

ここまで平和な雰囲気を作れるのは本人の人柄とファンとの信頼関係ありきだと感じたし、とても平和でいい景色を見せてもらいました。ありがたき。

 

【2番地・つりビット】

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2番地の動画なかったので1番地貼っときます。

 

ドの付く王道に見せて掘れば掘るほど玄人向けなイキフンを感じるつりビット。

Chuしたいのフリコピは世界一ヲタクに優しいな」とか思いながらライブみてました。

 

推し曲は釣り銭ムーチョとカツオの私服です。

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【AIS特典会】

つりビットを見終わって時計見たらちょうどAISの特典会が終わりそうなタイミングだったので「やっべぇ特典券が紙キレになっちまう」と全力のヲタクダッシュをキメて特典会場へ。

 

スタッフさんの「それではここでAISの特典会終わりにしま…」「ちょっと待ったー!!!」のタイミングでねるとんばりのカットインを見せるゲバラ

 

締め挨拶待ちのヲタさんからの大ブーイング(ネタ)を受けながら推しメン(※橋本麗愛ちゃんのことです)と青空チェキ。

 

普通に知り合いが写り込んできて2ショが集合チェキになる辺りがお祭り感あってよかった。

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【3番地・CY8ER

ここで身体に限界を感じ、このままだとガラスの肘が爆発する可能性があったので再度ガッツリ休憩をとってからCY8ERへ。

ヲタク、タイテ組む時に疲労と空腹の概念を失念しがち。

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あいかわらずりなはむ社長が近未来のSF巫女っぽくて神々しかった。

やみぃさんお美しいしはくちゅーむは鉄板で湧けるし信頼しかない。

 

【特典会・AISつりぼり横丁】

次いでAISのつりぼり横丁へ。

時間内なら自主的に剥がれるまで実質1Kで好きなメンと話し放題という異次元のレギュに沸き立つヲタ友さん方の姿が微笑ましかったです。

 

 

そしていつも特典会の時に「今日は事故った」と言う知り合いに『今日どうでしたか?』と聞いたらやっぱり「今日は事故った」と言っていたので『あ、これ会話時間の問題とかじゃねぇんだな』と思いました(日記)

 

そしてやっぱり推しメンは可愛かったです(全てを丸く収めるフレーズ)

 

【3番地・あゆみくりかまき

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あゆくまさんは東京の現場が少ないので、こういうフェスイベとかでしか見る機会に恵まれませんがライブ熱いしヲタさん達の雰囲気いいし何より本人たちが楽しそうに歌ってくれるので大好きなグループの一つです。

 

ちょっとバンドに近いノリでいい意味で敷居低くて、古参も新規も分け隔てなく楽しめる器の大きいライブを魅せてくれる印象です。鮭鮭鮭!

 

【2番地・マジカルパンチライン

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また2番地のライブなかったので1番地の動画貼っときます

 

この時の2番地のセトリが、

01.私が私を燃やす理由

02.手のひらがえし

03.Never Ending Punchiline

 だったと思うんですが、正直言って「コレ運営正気か?」と思いました。

 

有料スペース内の中心にあって最も通りすがりの一見さんに訴求できる2番地でなんでこんな応用編みたいなセトリ組んでるんだろうと純粋に疑問に感じました。

 

このセトリ群の曲聞かせるのはもっと名刺代わりの曲聞いて貰って基本的なカラーを知ってもらってから「実はこんな一面もあるんです」的に後乗せしていけばいいんじゃないかと思いました。

 

賛否分かれる意見でしょうが、新体制になって「脱・魔法」化したというか、もともとビジュアルレベルの高いメンバー陣の今まで見られなかったいい意味で人間臭い部分が見えてきたいい時期にあると思うので、そんなグループのモチベーションをもっと的確に生かせるセトリがあったんじゃないかなぁ…と、またも門外漢ながらひっかかってしまいました。 

 

楽曲は粒揃いだしこんな所で終わるグループではないと思ってるのでTIFとかでも時間合えば積極的に見にいきたいです。

 

【2番地・AIS】

この日最後のAISのライブ。

 

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つい先日初披露した今夏の新・必殺技「サマーライオン」。

 

同アイドルからの複数回目となるカバー曲は、それだけグループへの解釈が深まっている分、曲の強みを理解して自身に落とし込むまでのスピードが速いなと感じた。

 

そこからAIS初期にカバーしたBerryz工房 マジグッドチャンスサマー、中期にカバーした乙女新党のお受験ロッケンロールという流れは、決して平坦じゃなかったこれまでの蓄積を感じて見ていて心強かった。

 

【3番地・uijin】

 

個人的なこの日の優勝ライブでした。

 

1曲目のten-ageから本当に楽しかったし、セツナメモリアル001と更にギア上げてからfutureで締める流れが尺の短さ感じさせないくらい全部乗せで豪華過ぎたし、ブチ上がりからのエモっていう野外フェスに求めるものが全て凝縮されているように思えて完璧でした。

 

uijinは両日参加ながら7、8日ともに1ステージだけの出演だったので、そういう意味でも「この一発で決める」という覚悟が違っていたのかなとも思います。

 

あとありぃくんのMCは本当に惹き込まれるし心臓から直で言葉吐き出してるような感じが大好き。

 

まぁ散々細かい理屈グチャグチャ並べたけど、一番伝えたいのはホントに楽しかったってことです。uijinありがとう!

 

【1番地・フィロソフィーのダンス

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1番地に対する気負いが全く見えなかったフィロのス。

 

個人的にフィロのスのライブの一番凄い所は「仲間はずれを作らない」事だと思っているんですが、この横丁一番地の大舞台でもその強みは健在で、老若男女誰でも楽しめる音楽を地蔵でもフリコピでも聞く人個々人のスタイルで皆が思い思いに楽しめる理想の空間を、誰より自分達が楽しみながら作り上げちゃう辺りが反則級に無敵だなと思いました。

 

 

どんなに時代が複雑化して趣味や音楽のジャンルが細分化されても、「楽しい」だけは永遠の共通言語で在り続けると確信させてくれる何かを感じました。

 

【3番地・虹のコンキスタドール

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この日2回目の虹コン。

待ちに待った推しメン・隈本さんの合流にヲタクは登場SEの段階で正直少し泣いてました。

 

 

 

普段は斜に構えて滅多にコールとかしないサイレント地蔵ヲタクの僕なんですが、この時は自然と口から波動砲出るんじゃねぇの?ってくらい声出たので、いま振り返ってみても推しメンの合流がめちゃくちゃ嬉しかったんだと思います。

 

ただ隈本さんとでんぱ兼任の根本凪ちゃんを含めたフルメンバーでの新曲「ずっとサマーで恋してる」を見られなかったことだけがこの日の心残りだったので、その分は期待を込めて翌8日に持ち越しということになりました。

 

こうしてライブが終わる頃には無事限界の極みに達したゲバラ

 

知り合いのAISヲタクに「なんで隈本さんってあんなに可愛いんですかね?」と謎のマジ相談を持ち掛け「知らねえよw」で一蹴される始末。

 

再度会場を出て裏手の木陰に座り休みながら、

 

「今日は本当に楽しかったし、最後にちゃんと隈本さんを見られて本当によかった。もう今日のライブはこれでいいや…というか、変にこれ以上他のグループのライブを見て記憶を更新せず、あの最高の隈本さんの笑顔を胸に刻んだまま横丁一日目を終えよう」

 

そうぼんやり考えながら、ゆっくり沈んでいく夕焼けを遠巻きに見送った。

 

 

【3番地・純情のアフィリア

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数分後、ニーハイ・エゴイストのイントロが聞こえた瞬間に気付くと僕は走り出していた。

メンコとヲタクの手のひらは以下略。

 

千代丸ちゃん作詞の非ハローつんく曲こと「ニーハイ・エゴイスト」は当時の僕がアフィリアにハマるキッカケになった曲なので初めて生で聞けて感慨深かった。

 

あと月曜日の大人たちを元気にする魔法を使えるマホさんが個人的に大好きです。

 

このアフィリアのライブを見てゲバラの一日目アイドル横丁は本当に終了となりました。

 

 

はぁ…ロゼ様元気かなぁ…。

 

 

【後編につづく】

 

「どうせ勢いで前編書いて全然つづき書かねぇいつものパターンだろ?」と思っていた皆さん、意外と早めにつづき書いて偉くないですか?褒めてください。褒めてほめて褒めちぎってください(承認欲求)

 

といううわけで、僕の横丁1日目はこんな感じでした。

このブログキッカケで新たに興味出たグループとか見つけてもらえたら「書いた甲斐あったなー」と嬉しくなるので皆さんよければ色々と調べてみてください。

 

さぁ残すは横丁2日目の後編のみ。

推しグループAISの要注目メン、関澤朋花ちゃんも自作動画の週3定期投稿を宣言したということで、ヲタクも負けじと頑張ってブログ書けたらなーと思います。

 

 

 

あとここまで勢いだけで書いてきたので、もし誤字と誤情報とかあったらそっとこちら(@Aruiteru_4329)まで教えてくださるとありがたいです(他力本願)

 

それでは、ここまで駄文長文にお付き合いくださりありがとうございました。

後編につづく!!!(書ければね!!!)

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2018年アイドル横丁の思い出【前編】

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とってつけたような夏画像

 

【ここまでのあらすじ】

 

感情が高まりすぎて非科学的に爆発した2017年アイドル横丁の夏。

 

その思い出をふとした気まぐれと直近のリリイベ接触での推しメンとの話題づくりの為だけに突如ブログの形で書き上げてTLにドロップした健気すぎて泣けてくるヲタクことゲバラ

 

筆者の低い人望の割に地味に伸びるブログのビュー数。

イカやそうめんよりやっぱりアクセス数が美味しいネト廃の夏。

 

そうして青天井に昇っていく夏へのモチベ…と思いきや、浮かれるゲバラに降りかかったまさかの事態。

 

 

 

ゲバラの夏モチベの97%を占める虹の推しメンこと隈本さんから直接言い渡された絶望の現実。

しかしヲタクの心とクルトガはそう簡単には折れない。

粘ってなんとか『ホントは出るよ』の一言を引き出そうと試みるも、

 

 

これである。

端的に言って明日が見えない。

 

以前のブログ(※)であそこまで大風呂敷広げておいて、そもそも今年は推しメンが約束のグラビア横丁に出ることすらないという事実が、ただでさえ陰鬱なヲタクの猫背を更に丸くさせた。

 

sesshokujiko.hatenablog.com

 

止まらない絶望。

終わらない月光(エンリピ)。

織り交ぜる防人。

トリは女尾崎。

 

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こうやって無駄に動画ベタベタ貼るから長文に相まって更に接続重くなって読む人の不快指数上げるんだろね、分かってるならそんな無駄なことせずもっとスタイリッシュにネタブログ書けよって感じだよね、分かってる…よく分かってる…でもできなぁぁあいっっっ!!!!(←これ言いたかっただけ)

 

 

そんなこんなでSASUKE2ndステージ終盤の謎のハイハイ歩きぐらい落ち着きのないゲバラの感情が更に落ち着く間もなく訪れた別箱の推しメンの生誕イベント。

 

生誕なのにヲタクを泣かせる要素が一切なかった辺りに流石のネットコンテンツ系アイドルぶりを感じて信頼しかなかった。

 

しかも年に一度の生誕イベなのに、他メンが次々と笑いのゾーンに入って神ボケを連発し続け、主役の輝きをゴリゴリ喰われる流れになるも、「一歩引いて全体を見られる不動のリーダー」感をそこに見てヲタクは誇らしかったぞ推しメン(ムリに美談でまとめんな)。

 

あと歌よかったぞ!(とってつけたような感想)

 

ともあれ、誕生日おめでとう推しメン!

今後もポジティブ陰キャ同士、末永くネット経由で仲良くしてくれよな。

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ちなみにこの生誕イベのあとはヲタク仲間で飲みに行ったのですが、乾杯の音頭で『今年の夏はAISで色んなグループを喰ってやりましょう!!(覇気)』みたいなことを言った数時間後に上がったこのMVで見事に自分が喰われてしまいました()。

落ち着く前にオチが付いてしまったね(上手くねぇぞ)

 

 

 

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地震・雷・火事・水着。

推しグループの水着MVと5枚揃ったエ〇ソディアは出た瞬間に勝利が決まる無敵のカード。

 

かくして数時間前の生誕の余韻を秒で吹き飛ばし、『推しメン(虹)ちゅきぃ…///』以外の言葉を発せなくなる惨いまでの無語彙ぶりを露呈した限界ヲタク(初夏)。

 

去年は予科生だった関係で見切れ出演しかなかった推しメンが、正規メンになった今年はAメロ1番から堂々とソロカットで出ている上に「ケツどアップ→指クルクル→水パッシャ~ン♪(0:36~)」のめくり3段が見事にキまり秒でピヨる鳥アイコン。

心はすっかりいいケツ・夢気分である。

 

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そして仮にもタイトルに「2018年アイドル横丁の思い出~」と謳っておきながら、これだけ文量書いてきて話がまだアイドル横丁に及んでいないの冷静に考えてヤバくないですか?

 

まぁ乗りかけた船だと思って引き続き可能な限りお付き合いいただきたいのですが、ここで話を本題に戻します。

 

確かに↑の水着MVの到着によりモチベはEX昇竜拳レベルで上がったものの、肝心のグラドル横丁(※なんぞそれ?って人はググるこのブログを読んでね)にはやはり推しメンが出ないようである。

 

しかも公式の案内見るとシレっと値上げ(1K→2K)までされている始末。

 

こうして相次いで届く悲報の嵐を前に、前前前世からグラドルグラドル言っていた筆者の悲しみがいかほどであったかはだいたいのバイブスで伝わることであろう(伝われ)。

 

 

かくして複雑に入り混じった感情を胸についに迎えたアイドル横丁当日。

 

果たしてゲバラは夏に爪痕を残せたのか。

新たな出会いはあったのか。

推しメンとのエモ事案は起きたのか。

そして、あれだけ言ってたグラドル横丁には結局行ったのか。

 

すべての答えは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後編につづくッ!!!!(書けたらね!!!!)

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【AISヲタクインタビュー④】「関澤朋花」編・みつなりさん

まえがき

も~っと!アイドルの魅力はヲタクに聞け!

 

ピーリカピリララこんばんは、ゲバラです。

ってなわけで始まりましたAISヲタクインタビュー企画第4回!

 

遅筆で飽き性の筆者が見切り発車で始めた当シリーズも、ついに折り返しとなる第4回に漕ぎつけました。

 

不定期すぎる更新ながらここまで続けてこれたのも、毎回長い長いと言いつつちゃんと読んでくださり、感想など暖かいお言葉をかけてくださる皆さんのおかげです。

今後も長い長いと言いながら引き続きお付き合いいただけましたら幸いです。

 

ちなみに第3回となった前回は、Bigな愛とWackな癖でお馴染みのまっくさん(@DFMACF)にお話を伺った「朝熊萌ちゃん編」をお届けしました。

 

インタビュー中に感極まってヲタク2人でスタバで泣くという珍事にも見舞われつつなんとか完成の日の目を見た萌ちゃん編なのですが、手前味噌ながらエモさとヤバさの二重奏な良いブログが仕上がったのでないでしょうか。

 

そしてなにより、インタビューを受けてくださったまっくさんとこれを機に仲良くなれた事が個人的にとても嬉しかったです。

 

ただ僕が一度その気になれば、スタバで推しメンの話をしながら涙するまっくさんのインタビュー音源を指先一つでどこでもすぐ爆音で流せるので、僕たちが既に生物的なヒエラルキーとして全く別のステージにいるということだけはしっかり理解した上で今後の僕への対応や言葉遣いをよくよく考えて欲しいなと思うばかりです。

 

さて、これ以上この小ネタを引っ張ると夜道の背後が怖いので真面目な話に移りますが、どちらかというと「点」ではなく「線」として、長い期間をかけて徐々に好意を固めていかれたまっくさんのお話は、その時々の萌ちゃんとご本人の変化を並行して追えるとても興味深いものでした。

 

改めて良いお話をたくさん聞かせてくださりありがとうございました。

でもスタバで泣いた件は一生イジります(真顔)

 

それでは、相変わらず前置き長くなりましたが、早速今回の内容紹介といきましょう。

 

本日の主役は毒舌おっとりカントリー・関澤朋花ちゃん。

インタビューを受けてくださったのは「みつなりさん(@nkl_rune)」です。

 

山形県在住の遠征ヲタクであるみつなりさん。

同じ東北出身者として、福島県出身の朋花ちゃんにどう惹かれていったのか、またどういう時に推している事への幸せを感じるか等々お話を伺いました。

 

それでは恒例となりました簡単な紹介文から始まります。

お時間許す限りごゆるりとお付き合いください。

 

 

AIS・関澤朋花ちゃんの紹介

AIS・関澤朋花ちゃん(16)

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 福島県出身で自称「田舎っ子」の朋花ちゃん。

あだ名は「もかちゃん」「とんちゃん」「ともちゃん」等々。

 

性格はマイペースのおっとり系で、絵を描いたり動画の編集をしたりと、クリエイティブな才覚を発揮してグループの魅力を発信するAISの宣伝隊長。

 

元々引っ込み思案で内向的だったため、AISの前身に当たる「アイドルネッサンス候補生」時代は誰よりも口数が少なかったようだが、最近ではメンバーに対しちらほら毒舌的な一面も見せるなど、少し不器用でちょっぴり独特な愛情表現が見られるようになってきた。

 

そして時折見せる演技力にも通ずる情感あふれるパフォーマンスは、まるで絵画に陰影を付けるように、AISのライブに目に見えない感性を添える。

 

グループ結成から約2年が経った今も「歌・ダンス・表現力・トーク力…etc」と、全てにおいて今後の伸び方が全く読めない、どこまても未知数な魅力の持ち主である。

 

 

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インタビュー本編

 

  2018年4月某日。

都内某所のマク某ナルドにてみつなりさんと待ち合わせた。

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とりあえず所持品を全て出させる取調べスタイルのインタビュアー(※個々のアイテムについては後述)

 

  それでは、今日はよろしくお願いします。

 

みつなりさん「はい、よろしくお願いします!」

 

ドルヲタになったキッカケ

  ではまず最初に、みつなりさんがドルヲタになったキッカケについて教えてください。

 

「自分は元々アイドルとかは全く知らなかったんですけど、ちょっと仕事で悩んでる時期になんとなくネットで動画を見てて、偶然エビ中が出た回のダウンタウンDXの動画を見たんです。そしたらエビ中が本当に面白くて。まぁMC2人の回し方が上手いってのもあったと思うんですけど、とにかくそれで『こいつら何だ?w』と思って、そこから少しずつエビ中のMVとかを見るようになって、徐々にアイドルに興味を持ち始めていったのが最初ですね」

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  それでは、初めて行ったアイドル現場はどこのグループでしたか?

 

「これは『いぎなり東北産』ですね。たしか2016年の2月14日で、場所は仙台の桜井薬局センターホール(※現在は「仙台セントラルホール」に改称)ですね。仙台は学生時代に少し住んでたりもしたので、特に抵抗なくフラっと行けました。」

 

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他に通ってる現場

 

  ちなみに、今ってAIS以外だとどんな現場に通ってますか?

 

「AIS以外だと、まずエビ中は今だに推しの生誕には行ってますね。あとはさっき言った『いぎなり東北産』と、他には『parfait』とか『notall』とか、それに『PassCode』とかも行きますね。」

 

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  なるほど。AISとはまた毛色が違う所が多いですね。激しいノリのライブとかもあまり抵抗はないんですか?

 

「そうですね。モッシュ・ダイブ・リフトとかある現場も普通に行きますし、特に抵抗とかはないですね。自分が元々バンドのライブとかもちょくちょく行ってたからっていうのもあると思います。」

 

  なるほど。ちなみにバンドだとどういうグループのライブに行ってたんですか?

 

 

「バンドだと『N'夙川BOYS』とか

東京カランコロン』とか、

あとは『RIP SLYME』とかも行ってましたね」

 

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AISを知ったキッカケ

  それでは次なんですが、お話を聞く限り割とスタダ一色だったところから、どういうキッカケでAISを知ったんでしょうか?

 

「これはまず『いぎなり東北産』ヲタの友達がアイドルネッサンスにハマったんですよ。それで、その友達に「いっしょに見ようぜ」って誘われたのがキッカケで、2016年に初めてルネを見たんです。その時にルネが『二人のアカボシ』をやったんですよ。アカボシは元々大好きな曲だったので初めて聞いた時に「マジか…!」と思ってwそこからまずルネにハマったんですよね」

 

  「二人のアカボシ」はホントにいいですよね。あとキンモクセイだと「車線変更25時」もいいですよねぇ。遠巻きに見る工場の風景を歌うっていうw

 

「そうそうw」

 

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  すいません、話を戻します笑。それでまずアイドルネッサンスを知ってから、AISにはどのようにたどり着いたんでしょうか?

 

「しばらくしてお台場でやったルネのワンマンの『迸るネッサンス‼』を見に行ったんですけど、その日にオープニングアクトとしてAISが出ていて、そこで初めてAISをちゃんと見て認識したって感じですね。で、その次にアイドルネッサンスとAISの全員が出た、クリスマスの『スマイルネッサンス』を見に行ったんです。そこでなんとなく1人1人の個性とかが掴めてきて、年明けにはAISの定期公演に通うようになったんです。まぁ最初のキッカケは『AISはルネのやってないチェキ会もやってるのか。じゃあ茉凜ちゃんもいるし、なんとなく撮りに行ってみようかな』ぐらいの軽い気持ちだったと思います。そこから朋花ちゃんを推すようになって、あの子を好きになるのと平行してグループ自体もどんどん好きになっていった感じですね。」

 

朋花ちゃんを好きになるまで

 

気になり始めたキッカケ

 

  それでは次なんですが、朋花ちゃんを推そうと決めるまでにはどういった経緯があったのでしょうか?

 

「えっと、AISを初めてちゃんと見た『迸る~』では、オープニングアクトの出演だけだったんで、ライブは見れても個人のキャラクターとかは全然分からなかったんですよ。で、さっきも言ったとおり、その次にクリスマスの『スマイルネッサンス』を見た時に、朋花ちゃんが福島県出身ってことを初めて知ったんです。自分も出身が山形なので、東北っていう括りで見れば一応同郷ってことで、そこから少しずつ気になって、(応援したいな)と思うようになっていきましたね。」

 

  なるほど。ちなみに同じAISの橋本麗愛ちゃんも福島県出身ですが、それでも朋花ちゃんだけにピンポイントでビビっときたのには何か理由があると思いますか?

 

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AISリーダー・橋本麗愛(はしもとれな)ちゃん。

朋花ちゃんと同じく福島県出身。

 

「う~ん…なんでしょうね、単純にタイプだったんですかね笑(無邪気)」

 

  なるほど、それ言われたら何も言い返せないですね(引笑)

(※注)インタビュアーは麗愛ちゃん推しです

 

  まぁ橋本麗愛ちゃんに関しては、デビュー前から大規模なコスプレイベント等にも行っていたそうなので、どちらかというとより都会慣れしていない雰囲気のあった朋花ちゃんに同郷感を感じたのかもしれませんね(必死のフォロー)

 

「あぁ、そうかもしれないですね(無邪気)」

 

(※注)みつなりさんはやや天然です 

 

明確に好きになるまで

 

  では次なんですが、こうして「同郷」というキッカケから少しずつ気になっていった朋花ちゃんが、みつなりさんの中で明確な『推し』になるまでにはどういった経緯があったんですか?

 

「たしか当時、自分がまだあまりライブとかも見てない時期に、CDでAIS版の『キャプテンは君だ』を聞いたんですよ。で、途中であるパートを聞いた時に『うわ、すごい良い歌を歌う子がいるな』って思ったんです。もちろん当時は声の判別とかもついてなかったし、歌割りも覚えていないので本当に歌声だけで惹かれたんです。で、気になってあとでYoutube動画を見て照らし合わせてみたら、その声の主が前から気になってた朋花ちゃんだったんです。そこから本格的に好きになっていった感じですね」

 

  歌声から推しが定まるパターンって珍しいですね。ちなみに気になったパートというのはどこでしょうか?

 

「1番Aメロの『天気予報ぜったいじゃない 誰も悪くない』の所ですね。特に『わぁーるくな~"(ぁ)"い~』って感じで、合間にちっちゃい『”ぁ”』が入る感じが好きなんですよ。音源だとはっきり聞こえると思うんですけど。で、あとはこの曲だけじゃないんですが、母音が『あ』の音で伸ばす時の歌声がホントにキレイだと思うんですよね。」 

 

  そうですね。朋花ちゃんは本当に聞いてて心地いいキレイな声してますし、歌声も飛行機雲みたく伸びやかで聞き入っちゃいますよね。

 

「そうなんですよ。とにかく伸びやかで、聞いてて気持ちいいんですよね。」

 

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上記パートは(00:42~) 

 

朋花ちゃんのここを見てくれ!

 

  さっきの質問と若干重複するんですが、みつなりさんから見た『朋花ちゃんのここを見てくれ!』ってポイントってどこですか?

 

「そうですね、さっきも言った通り『あ』の音で伸ばす歌声が凄い良いなと思うのと、単純に声がいいなと思いますね。あと、これは今まで上手く出せなかった部分がやっと開花してきたと思うんですけど、朋花ちゃんってMCというか、喋りが良いんですよ。っていうのも、前にあの子が編集した舞台裏動画で『AISの基地を紹介します』っていうやつがあったんです。まぁ内容はただ休憩中のメンバーの様子を面白おかしく紹介するだけなんですが、その中で朋花ちゃんの他の子に対する扱いが雑というか、結構ズケズケ言うんですよw個人的にアイドルグループって、メンバー同士が多少無遠慮に物を言える関係でいて欲しいというか、それくらい仲良くいて欲しいんですよね。たとえばももクロとかだと『ブス』とか普通に言いますしw当然グループによってコンセプトとかカラーもあるので、そこまでいかないにしても、たまにお互いに冗談で悪口を言い合えるくらいには仲良くいて欲しいんです。なので、そういう雰囲気を作り出せる今の朋花ちゃんの喋りはかなり好きですね。」

 

 

   それはありますね。逆にグループのメンバー同士がいつも褒め合ってるのは少しわざとらしいというか、見ててちょっと不自然ですもんね。多少は信頼感ありきのイジりイジられがあった方が端から見てて安心できますよね。

 

「そうなんですよね。しかも朋花ちゃんに関しては最初からそういう事を言うタイプじゃなかったというか、初期はむしろグループの中で一番口数が少なかったらしいので、そういう子が今あれだけ他のメンバーに好き勝手言えるようになったと思うと『ちゃんと信頼関係できたんだな』と、見てて嬉しくなりますね。」

 

  そうですね。どんなに推しメンが好きでも、グループの雰囲気が悪いと安心して応援できないですもんね。ちなみに他には何かありますか?

 

「さっきも言いましたが、動画の編集はどんどん上手くなっていて凄いなと思いますね。企画力も編集力も日に日に上がって、いよいよユーチューバーみたいになっててwあとこれは単に技術に限った話じゃないんですが、そうやって自分なりに考えて、人に届く伝え方を工夫できる所が良いなと思いますね。それと、これはあくまで推測なんですが、朋花ちゃんって”自分が中心になり過ぎない”ように考えているように見えるんですよね。メンバーがカメラを回す舞台裏動画とかでも、いつも進んで撮る側に回って、楽しそうに茶々入れながらも他の子の魅力をすごく引き出してるんです。本人がどこまで考えてやってるのかは分かりませんけどwアイドルネッサンスの解散ライブ当日に上がった動画でもそういう様子が映ってるんですが、僕のルネッサンスでの推しメンのゆめか(※野本ゆめか)を、『しょうがないから撮ってあげるよ』って言いながら、最後に素晴らしい表情で映してくれたのが他でもない朋花ちゃんだったので、それが本当に嬉しかったというか、やっぱり日も日だったので、すごく感動しちゃったんですよね。」

 

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上記シーンは(0:50~) 

 

 

  自分が目立つだけじゃなく、一歩引いて人の魅力を引き出すことは決して誰でも出来る事じゃないですよね。

 

「そうですね。そうやってちゃんと周りが見えてて奥ゆかしい所がいいなと思うんですよね。あと、そういう『人の魅力を引き出せる』って意味では、あの子の生誕イベントが特に象徴的だった気がします。」

 

生誕イベントについて

  生誕イベントですか。具体的にどんなところが象徴的だったのでしょうか?

 

「イベントではまず最初に『メンバー間の意識調査』ってことで、主役の子が他の6人の事をどう思っているかを紙に書いて、1人ずつ発表していくトークコーナーがあったんです。で、この企画ってこれまで他の子の生誕でも恒例としてやってきたものだったので、事前にだいたいどんな雰囲気になるかは知ってたんです。でも、朋花ちゃん生誕の時だけ他の子の時と大きく違っていたのが、発表を通して主役の自分が目立つんじゃなく、逆に他の6人を目立たせて、魅力をどんどん掘り下げてたんですよ。それもよくある分かりやすい褒め口調じゃなくて、イジり的な笑える毒舌で1人1人の意外な一面を暴露していったんです。そうやって終始ほぼ一人で喋って爆笑を取りながらも、話の内容的にはひたすら周りを立ててたんですよね。もしかしたらあの子自身が輪の中心にいるのが苦手なだけなのかもしれないですけど、トーク中は朋花ちゃん推しじゃないヲタクの人とかもすごく楽しそうで。あの日の朋花ちゃんはフリートークも滑り知らずだったし、ホント無敵でしたねw」

 

  同じ企画でも主役の子のカラーで雰囲気って変わりますもんね。それに、そういう笑える毒舌を言える人って、相手のイジれる箇所をよく見てますよね。そういう深い観察って興味や好意のある相手にしかできないと思うので、一見ただの憎まれ口に見えても、メンバーへの愛の裏返しだと思うとすごく可愛らしいですよね。

 

「そうなんですよね。まぁ冷静に考えると性格いいのか悪いのか分からないですけどw」

 

  まぁまぁwちなみに、他に生誕イベント関連で印象に残っていることはありますか?

 

「そうですね。これは単純に自分が嬉しかった話なんですけど、トークコーナーの後に、事前に朋花ちゃんのご家族にお話を聞いた、あの子に関するアンケートの内容を当てるクイズ企画があったんです。で、その中で『お母さんが、朋花ちゃんがAISに入って成長したなと思った事はなんでしょう?』っていう問題があったんです。それを聞いた会場はメンバー・お客さん含め結構ザワザワしていて『え、何?』『歌かな?』『ダンスでしょ』『いやMCじゃない?』とか色々言ってたんですが、僕はその問題を聞いた瞬間に一発で答えが分かったんですよ。で、舞台上を見てたら朋花ちゃん自身もすぐ分かったみたいで、迷わず手元のホワイトボードに答えを書いてたんです。」

 

  なるほど。おそらく会場で2人だけが、そのクイズの答えを一発で分かった訳ですね。ちなみに正解は何だったんですか?

 

「『東京の電車の乗り継ぎに詳しくなった』です。」

 

  あぁ、なるほど。

 

「たぶん『AISになってから成長したことは?』って問題を聞いた時に、関東の人とかだと『グループ活動を通して成長した事だろう』と無意識に考えちゃうんでしょうけど、地方から出てくる遠征民としては、グループ活動以前に『現地までの移動』っていうハードルが1つ多いんですよね。実際自分も初めて東京に出てきた時は色々分からなくて不安だったんですが、そこから徐々に慣れてきて、今日も乗り換えアプリを使わずに合流の駅に着けたんです。そう考えると自分と同じく朋花ちゃんも、右も左も分からず不安だった所から、少しずつ乗り換えを覚えていったんだろうなと思ったし、そういう地方出身者ならではの視点を共有できていたのがかなり嬉しかったんですよね。」

 

  それは嬉しいですね。やっぱり推しメンと自分に共通点がある喜びって、好意を支える柱になる気がしますよね。

 

「そうなんですよね。ちなみにあの問題は同じ福島出身の麗愛ちゃんも外してましたからねw(無邪気)」

 

  あはは、そうでしたね(真顔)

(※注)インタビュアーは麗愛ちゃん推しです

(※注)みつなりさんはやや天然です

 

 

 「推しててよかった!」と思った瞬間 

  次なんですが、「朋花ちゃんを推しててよかった!」と思った事や、応援していく中で嬉しかったエピソードがあれば教えてください。 

 

「嬉しかったことですか。まぁ最近でいうとやっぱり『パンピナッ!』ですかね。」

 

 

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3/24に初披露された「パンピナッ!(Prizmmy☆)」は、朋花ちゃんがアイドルになったキッカケの曲。

小さい頃から大好きだった憧れの曲をAISとして歌えることになり、初披露の際は歌いながら嬉し涙を流した。

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  そうですよね。普段あまり喜怒哀楽を表に出さない朋花ちゃんが、客前であそこまで感情を爆発させたのってとても珍しいことだと思うんですが、こういった「パンピナッ!」にまつわる一連の出来事についてどう思いますか?

 

「そうですね。まぁまず単純なファン目線でいうなら『やっとご褒美きたのかな』って思いましたね。っていうのも、朋花ちゃんってこれまでハモりやダンスとかで全体的にグループを支える役を多く任されてきた割には、あまり個人で目立てる箇所が多くなかったように思うんです。『こいしょ!』のラップとかを除くと意外と見せ場少ないなって。それでも歌やダンスだけじゃなく、他の子メインでメンバー動画を編集して上げたり、縁の下からひたむきにグループを支えてきた姿を見てきたので、ここでようやく本人のストーリー込みのメイン曲を貰えたのが最高のご褒美というか、これまでの事が報われた気がして、ファンとして純粋に嬉しかったです。」

 

  そうですね。決して担当パートが少ない訳じゃないんですが、すごくいい歌を聞かせてくれる割には、これまで個人として強く目立てる箇所はあまり多くなかった印象ですよね。

 

「はい。一番目立てる「こいしょ!」以外だと、「それだけなんだけど」は割と良い歌割りを貰っている気がするんですが、パートがシンプルなリレー方式なので結局『みんなの歌』みたいになっちゃったり…。でも、朋花ちゃん個人としてはいつだって本当に良い歌を歌ってると思うんですよ。「faraway」の2番のAメロとかもすごく安定してるんですよね。」

 

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上記シーンは(2:05~)

  

  ちなみに、他に嬉しかったエピソードってありますか?

 

「エピソードって訳じゃないんですけど、最近特典会で朋花ちゃんとチェキを撮る人が増えたんですよ。自分が通い始めた頃は、いつも自分入れて2~3人とかだったんですけど、最近あの子人気になっちゃってw」

 

  なるほど、やっぱりそれは嬉しいんですか?

 

「いや~もうめっちゃ嬉しいですよ!!この話は前に本人にも伝えたんですけど、その時は『そうですね、一回も呼ばれない日とかもあったので』と言われてしまって。朋花ちゃん自身あまり顔には出さないまでも、そういう個別での人気に悩んでた時期もあったのかなって。まぁその時期はまだ自分もAISに来ていなかったので何ともいえませんが。とにかくそういう過去を経ての今があるので、少しずつ朋花ちゃんの魅力がたくさんの人に伝わってるのが分かって、本当に嬉しいです!」

 

メンバーカラーについて

 

  朋花ちゃんのメンバーカラーについてどう思いますか?

 

「そうですね。ピンク…ですもんねwまぁ自分がよく見てきたスタダとかだと、ピンクって本当に『ザ・アイドル』みたいな子がなるんですよ。あーりん、ゆずぽん、みれいちゃんに…さくちゃんとか、とにかく一番『女の子女の子してる子』がなるんですよね」

 

  そういう見方で見ると朋花ちゃんは…(笑)

 

「まぁ全然そういう感じではないですねw少なくともそういうぶりっ子な感じではないと思いますwどっちかというとサバサバ系ですし、今までにないピンクだとは思いますね。」

 

今後の朋花ちゃんに求めること

 

続けて欲しい

 

  次なんですが、ファンとして今後の朋花ちゃんに求めることってありますか?

 

「これはまず単純に『アイドルを続けてほしい』ってことですね。」

 

  ファンとして、それが最小で最大の願いですよね。

 

「そうですね。これに関しては、前に宮本茉凜ちゃんとの”二者面談”みたいな動画が上がった時に、会話の中で『高校に上がったら(アイドルと勉強の)両立が厳しいかもしれないから~』みたいな話をしていたのが印象的で。当然あの子の人生はあの子のものですし、いつまでもアイドルでいるのは無理だと分かってるんですが、とりあえず今は、アイドルを続けていて欲しいですね。」

 

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  ファン目線からはついつい忘れがちですが、きっと売れることや有名になることと同じくらい『アイドルを続ける事』自体が大変な事ですもんね。

 

「ですね。きっと本人の意思だけじゃなく家族とか学校とか、そういう周りのサポートもあってのことだと思うので、そう考えるとあの子が今日もアイドルを続けていてくれることが本当にありがたく感じますね。」 

 

  ファンとして、そういう気持ちは常に忘れずいたいですよね。

 

一歩前に出てほしい

 

  それでは、他にはなにかありますか?たとえばさっきもお話しましたが、MCについてとか。

 

「あぁ、MCかぁ…そうですね。まぁこれに関しては本当に”強いて言えば”なんですが、さっきも言いましたがやっぱり朋花ちゃんって、実はフリーだとすごい喋れるんで、そういう良い部分をもっと出して欲しいって意味では、ライブ中のMCでもっと前に出て欲しいですね。っていうのも、正直AISってMCが弱点だと思うんです。前にハコムス(※ハコイリムスメ)とやったツーマンの時とか、全体MCで完全に喰われてたんで。現状だと安定して喋れるのが舞優ちゃんと星来ちゃんだと思うんですが、その他の子がちょっと大人しすぎる気がするんです。まぁ陽日ちゃんは今のままでいいと思いますけどw」

 

  ハコムスはポニョちゃん(※我妻桃実ちゃん)が本当に凄かったですからね。『陽日ちゃんはそのままでイイ説』には完全同意ですw

 

「ですよねwで、やっぱり朋花ちゃんって、さっきも言った『イジり』みたいなやや失礼な事を、『言っていい相手かどうか』のチェックがすごい慎重だと思うんです。あの子も当然無差別に毒を吐いているわけじゃなくて、メンバーはもちろんファンに対しても、『この人には何をどこまで言っていいのかな?』ってちゃんと前もって考えてると思うんです。だけど、逆にそのチェックが慎重になりすぎた結果、初対面のアイドルさんとなかなか仲良くなれなかったりとか、それこそAIS以外のアイドルが舞台にいる時のMCで前に出れなかったりすると思うんです。もちろんその気持ちはすごいよく分かるんですが、それでもやっぱり朋花ちゃんは面白いので、まぁ自分みたいな一ヲタクが何言ってんだって感じなんですが、勇気をもって一歩前に出てくれたら嬉しいですね。」

 

  そうですね。MCは定型がない上に無音の中でグループをアピールできるので、上手く喋れればかなりのチャンスになりますもんね。

 

「いや~にしても我ながら謎に上から目線な事言っちゃって、今になって恥ずかしくなってきましたねw」

 

  いいものを持っていると思うからこそですもんね。決して上からではない応援感情として、その温度感はよく分かりますよ。そのうちももクロみたいにメンバーに『ブス』くらい言ってくれますよw

 

「いやwAISのカラー的に『ブス』はダメじゃないっすかねw」

 

宝物チェキ

 

1.5ショット&ガチ恋チェキ

  それでは次に、宝物にしている朋花ちゃんとのチェキがあれば見せてください。

 

「チェキだと、個人的に気に入ってるのはここらへんですね。」

 

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  なんていうか、ご自身の見切れ方が上手いですねw1ショットでも2ショットでもない、『1.5ショットチェキ』みたいな。

 

「これは特にこの写り方にこだわりがある訳じゃなくて、単純に自分が朋花ちゃんと見つめ合いたいと思ったところから自然とこの構図になったんですよね。隣同士だと見つめ合えないじゃないですか。」

 

  なるほど。みつなりさんってなんというかこう…サラっと攻めますよねw

 

「えw何がですか?w」

 

  いや、僕の知り合いにも冗談っぽくわざと恋人っぽい構図でアイドルと2ショットを撮りたがる人とかいるんですよwで、その人達の何が一番面白いって、自分からそういう『ガチ恋チェキ』を仕掛けにいって、なんなら『メンバーを照れさせてやろうw』みたいな悪だくみ顔で特典会行く人に限って、結局いざ撮る際に至近距離の推しメンにガチ照れして返り討ちに遭うんですよw自分から不意打ちしかけて逆に瞬殺みたいなwでもみつなりさんのこのチェキはそういう『仕掛けてやろう感』もなければ、返り討ちに遭って自滅ガチ照れしてる感じもないので、なんかこう…さりげなくめっちゃ攻めてますよねw

 

「まぁ確かにAIS現場はそういう『返り討ちヲタク』が多い気がしますねw話聞きながら思い当たる顔が何個もありましたw」

 

  いや~、にしてもホントさりげなく攻めてますよねwしかも他のヲタクみたいに返り討ちにあって照れたり病んだりしてる気配もないし。さっきも言った通り、チェキのスタイルがボクシングでいう大振りパンチなヲタクは結構よく見るんですが、みつなりさんは一発の重さはそのままに、モーション小さくてタイミング読みづらい感じがあります。

 

「いや、これチェキの話ですよね?w」

 

ゲヘヘっ♪

 

  ごめんなさい、つい熱く語ってしまいましたwそれでは気を取り直して宝物チェキをお願いします。

 

「あんまり順位とかは付けられないですけど、強いて言うならこれですかね。」

 

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  これもお二人とも良い表情ですね。ちなみに、あえてこのチェキを選んだ理由ってなんだったんですか?

 

「このチェキは4月の定期公演の時に撮ったんですけど、この時僕は卒業シーズンに絡めて『第二ボタンをねだってる風』の構図をお願いしたんです。そしたらこのチェキが撮れたんですが、個人的にこの朋花ちゃんの表情が大好きなんです。なんかこう…『ゲヘヘっ♪』って聞こえてきませんか?w」

 

  たしかにw言われてみるとそうとしか見えなくなりますねw

 

「この『ゲヘヘっ♪』っていうちょっと生意気な笑顔がすごく好きなんですよね!『欲しいでゲス~♪』みたいなw個人的にちょうどこの頃から打ち解けてきたってのもあって、写りの良さももちろんですが、思い出込みですごく大切なチェキになりましたね」

 

朋花ちゃんと打ち解けるまで

 

  ちなみに、朋花ちゃんと打ち解けるまでって、やっぱり大変でしたか?

 

「正直大変でしたねwなかなか生意気になってくれなくてwまぁ決して話してて失礼に感じることはないんですけど、とにかく懐に入れないというか、当初はそういうガードの堅さみたいなものを強く感じてました。最初はお見送り会もなかなか会話が噛み合わずに苦労しましたね。」

 

  なるほど。しかしそこで『じゃあ最初から仲良く喋れる他の子を推そう』という気にはならなかったんですか?だいたいのヲタクは第一印象でガードの堅さとか、相性としての『喋りづらさ』みたいなものを感じるとどこかで線を引くというか、『この子とはほどほどの距離感でいいかな』と考える気がするんですけど、当時のみつなりさんは朋花ちゃんに対してそこで全く挫けなかったんですか?

 

「そうですね。たぶん基本的に推し変とかそういうのが頭の中に無いってのが大きいと思いますね。後からより好きな物が出てきても、『推し増し』しかしたことないので。だから朋花ちゃんに関しても、一度気になってからは『なんとか仲良くなりたい』とずっと思ってました。その分ようやく特典会で会話が弾むようになった時とか、あっちから話を振ってくれるようになった時は本当に嬉しかったですね。このチェキはちょうどそういう時期に撮ったもので、もしかしたらこの『ゲヘヘ顔』も、仲良くなる前だったら撮れてなかったのかなと思うので、そういう仲良くなり始めた頃の幸せな気持ちを思い出せるっていう意味でも、このチェキは本当に宝物ですね。」

 

  チェキは一瞬一瞬のその時を切り取るものなので、推しメンと仲良くなるまでの過程を見直せるのが良いですし、こういうターニングポイントになった時の思い出はずっと大事にとっておきたいですよね。改めて素敵なお話をありがとうございます。

 

自作アイテム見せてください

 

  次なんですが、みつなりさんが自作されたAISの非公式グッズがあるということで、そちらを見せてもらえますか?

 

「はい。といっても最近はあまり作ってないですし、今日は二個しか持ってきてないんですよね。まぁ、まずこれがフィギュアプレートです。」

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「次にこれが缶バッジです」

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  カワイイですねw

 

「この缶バッジなんですが、どうしても欲しくて自分で作ったんですけど、ちょうどこれが完成した直後に公式が缶バッジ作ったんですよwしかも期間限定でやっていた特典会の『あっちむいてホイ会』の、負けた時に貰える景品だったんですwこっちはそれが欲しくて必死に作ったのに参加賞かよ!みたいなw」

 

  それはタイミング悪かったですね(笑)でも僕もたまに作るので分かるんですが、自作アイテムって見た目が不格好でも愛着湧くからいいですよね。また何か作られた際はぜひ見せてください!

 

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AISで一番好きな曲

 

  次に、AISで一番好きな曲ってなんですか?

 

「前に楽曲ソートもやったんですが、やっぱり一番好きなのは『キャプテンは君だ』でしたね。さっきも言ったとおり、朋花ちゃんを推すキッカケになった曲なので、そういう思い出補正込みで大好きな曲です。」

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「ちなみに2位が『お受験ロックンロール』で、3位が『ナビが壊れた王子様(LOVE CHANCE)』ですね。ただやっぱり自分の中ではキャプテン~が圧倒的ですね」

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今後AISにカバーして欲しい曲

 

  次なんですが、みつなりさんがAISにカバーして欲しい曲ってなんですか?

 

「これは一時期CMソングで流行った『キグルミ』っていうグループで2曲あるんですが、まず一つが『くるっと・まわって・いっかいてん』っていう曲ですね。」

 

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  いいとこ突きますねぇw

 

「やっぱり朋花ちゃんの愛称が『くるくる少女』なので、そこに引っかけてやってもらえたら嬉しいですね。曲も今までAISのレパートリーにはないトリッキーな感じで幅が広がると思うので。あとは同じくキグルミが歌っている洋楽の日本語カバーで『ダンシングシスター』を聞きたいですね」

 

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  上手くハーモニーが合わさると聞いていて心地よさそうな曲ですね。他にはありますか?

 

「あとは、『カバーできるのは既に解散しているグループの楽曲』というルール的に実現の可能性は0なんですが、『こういう路線の曲が聞きたい』って例で挙げるなら、こぶしファクトリーの『チョット愚直に!猪突猛進』ですね。」

 

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AISの魅力とは

 

  最後の質問です。ズバリ『AISの魅力』って何だと思いますか?

 

「まず、パっと見がスッキリしてるのがいいなと思いますね。コンセプトカラーが白で統一されてるし、衣装も猫耳とかフリルとかでゴテゴテしてなくて、見た感じの第一印象がスタイリッシュでいいなと思いますね。メンバー個々人も変なキャラ付けみたいなゴテゴテ感がなく自然体なのが好きですね。あとは、ちゃんと正面から取り組んでる上で、歌が良いところが好きですね。」

 

  たしかに歌に関しては、技術不足を目立たせない為にセリフやコールを多用するような、細かいギミックで誤魔化してるグループとかもありますからね。そういう意味では、決して近道をせず真摯に歌に取り組んでる印象を受けるのが良いですよね。

 

「そうですね。前に音響トラブルで途中からアカペラになった時のライブなんて、逆に綺麗なコーラスが目立って凄い良かったのが印象的でしたね。」

 

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ルネなき後のAISについて

  ちなみに先日解散した先輩グループ『アイドルネッサンス』なき後のAISについてはどう思いますか?

 

「率直に言って、本人達からしたら相当キツイと思いますね。仮にAISが無名事務所に所属している数あるアイドルグループのうちの一つとかなら、別に背負う物なんてほとんど無いと思うんですよ。ただ実際はSMA(※ソニー・ミュージックアーティスツ)っていうデカイ看板を背負っていて、しかもあの『アイドルネッサンス』の唯一の妹分な訳じゃないですか。なのでルネが解散した今、『あのアイドルネッサンスの妹分』っていうキャッチコピーが使えなくなったと同時に、高いハードルだけが残った気がするんですよね。それに、もし同系列内にたくさんのグループを抱えている大所帯事務所うちの一つであれば、こう言ってしまうのもアレですが、仮にどこかのグループが解散したとしても、まだカラーの近い他グループでフォローに入るような事は出来ると思うんです。でもSMAの場合、ルネが解散した今、AISが唯一の所属グループになる訳じゃないですか。そういう現状を考えると、無駄に大きいバックボーンを背負った割に、今の状況に目新しいメリットがほとんどないというか、追い風が無さ過ぎてホントに今の本人たちがキツイと思うんですよね。」

 

  そうですね。いなくなって初めてその大きさを知ったというか、改めてすごい先輩グループだったんだなと思いますね。

 

「そうですね。あと僕は基本的に、ルネは全員がキン肉マンでいう超人で、対するAISはジェロニモ集団だと思うんですよ。」

 

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ジェロニモ…「キン肉マン」シリーズに登場するキャラクター。元は超人に憧れるだけの人間の青年だったが、超人にも負けない不屈の精神力とたゆまぬ努力により己を鍛え続け、最終的に本当の超人となる。

作者のゆでたまごいわく、「僕も超人になりたい」という読者の声に応えるべく、「努力すれば人間でも超人に勝てる」という物語を描きたかったため登場させたキャラクターとのこと。

 

「AISは良くも悪くも最初からブッ飛んでる子っていなくて、どちらかというとこれまでの蓄積で闘っていると思うんです。だからといって決してルネが努力してこなかったという訳ではないんですが、元から持っていた物の差を埋めようとしたら、AISはルネの2倍や3倍は努力しないと追いつかないのかなとは思いますね。」

 

  そうですね。また結成後の進み方を見てもルネに対してAISは泥臭いですもんね。まぁアイドル業界全体の景気というか、その時々の時代感といってはそれまでですが。

 

「そうですね。ただ、元がジェロニモ集団な分、『成長を見せられる』っていう部分に関してはルネよりAISに分がありますし、そうやって成長していく中で出てくる個々人の個性や色を尊重してくれるグループだと思うんですよね。朋花ちゃんで言うなら動画編集や漫画とか、そういうメンバーそれぞれが好きな物とか、それを通して培っていく感性を否定しない土壌があることはAISの強みだと思いますね。イメージカラーも白ですし、そういう無限の可能性というか、ありのままの変化を楽しませてくれるのがAISの良い所だと思います。」

 

 最後に一言

 

 

   それでは、最後に一言あればご自由にどうぞ。

 

「とりあえず早く福島でライブをして欲しいですね。朋花ちゃんの凱旋ライブを是非お願いします!その時は関東住みの人達にオレの普段の交通費分はチェキ積んで欲しいですね()」

 

  なるほどw「関東民やる気出せ」とw

 

「そうですねwちなみに今回に関しては往復の新幹線代と宿代合わせてだいたい3万とかなので、関東のヲタクには3Kのサインチェキを僕より10枚多く撮ってほしいですね()」

 

  みつなりさん目が笑ってないんですがw一見ほんわか系に見せといて実は言うこと言う隠れ毒舌なのは推しメンと一緒ですね。やっぱり「推しはヲタクの鏡」っていうくらいですから、どこかしら自分に似てる子を推すのかもしれませんねw

 

「それはあるかもしれませんねwただ真面目な話をすると、自分はこれから家業の農家が忙しくなる関係で、上半期で現場に来れるのは今日(※インタビュー日:4/14)がラストなんですよね。次回はおそらく秋口頃まで現場に来れないので。やっぱり夏フェスとか、そういう勝負の時期とか大事なライブをリアルタイムで共有できないっていうのは本当に悔しいし、一人だけ置いて行かれたような疎外感があるんですけど、その分約半年後に大きく成長した朋花ちゃんに再会できるのを楽しみに、この時期を耐え抜きたいと思います。なので今AISの現場に行ってる人達には、自分の分までAISを応援してあげて欲しいし、自分の分までライブを楽しんで欲しいです。ついでに言うなら、(オレの毎回の交通費分くらいは多めに)積んで欲しいっていう、若干の皮肉を込めつつ言いたいのが『関東民やる気出せ(笑)』ってことですねw」

 

  肝に銘じて留守を預からせていただきますw本日はありがとうございました。

 

「ありがとうございました!」

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2017年グラドル横丁の思い出

男と生まれたからには、誰でも一生の内一度は夢見る「史上最高の夏」―。

グラビアヲタクとは、「史上最高の夏」を目指す夢想家(ドリーマー)のことである!

 

…はい。

超絶カッコいいイントロが頭をよぎった皆さんルックルックこんにちはゲバラです。

 

悠長にまえがき書いてると夏が終わるので急いで本題いきます。

 

 

①事の経緯

2017年5月下旬、解散ライブを目前に控えた某推し箱のラストランやら別の推し箱の周年記念公演やらが一挙に重なりゲバラの情緒がお江戸はカーニバルだったこの時期。

 

日に日に感情の整理がつかなくなっていく限界状態の中、その報は突如ゲバラのTLに舞い込んだ。

 

そう、今年のグラドル横丁の情報が解禁されたのである。

 

 

 

②グラドル横丁とは

「そもそもそのグラドル横丁とは何だ?」という方は過去動画だがとりあえずこれを見て欲しい。

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さて、上の動画の肌色面積を見てもらえれば、僕がなぜ今これだけ必死に鼻息荒くキーボードを叩いているかだいたいお察しいただけたかと思う。

 

簡単に言うと「グラドル横丁」とは、「アイドル横丁」という大型アイドルフェスにおける企画の一つで、夏らしく水着を着たグラドルやアイドルとチェキ撮影やゲームが楽しめるというだっちゅ~のいや~んパフパフまいっち~んぐダッダ~ンボヨヨンボヨヨンな男の夢である。

 

しかし2017年上半期当時のゲバラはまだグラドル横丁を体験したことがなく、実際のスペース内などその全貌については先の動画と偉大なる先人の残したありがたいお言葉の伝え聞きでしか情報が無かった。

 

まぁ、とはいっても当時の僕はヲタクになって初めての推し箱解散を目前に控えたガラスの(ピー)十代だったのでこの時点で「わ~いおっぱいだ~♡」などとテンションを上げることは流石にできなかった。

 

そうしている間に月日は過ぎ、先述した推し箱の解散や別の推しメンの初めての生誕イベントなど悲喜こもごもなイベントラッシュが一通り終わり、嵐の連続のようだった精神がやっと少し落ち着いてきたかというところで、解禁から少し遅れて誰かしらのリツイートをキッカケにこの情報を目にした。

 

 

「なんだこの最高のナオンは…」

率直な第一声がそれだった。

 

③『隈本さん』というナオン

 

調べてみるとその方は虹のコンキスタドール予科生(当時)の「隈本茉莉奈」さんという方だった。

 

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※盛れてる画像選んだぞ隈本さん…!

 

 

やっと精神的に喪が明けつつあった当時のゲバラは、このタイミングでの隈本さんとの出会いに運命的な何かを(勝手に)感じとった。

 

正直、虹コンのグラドル戦闘力(※そんな日本語はない)の大半はかの有名な根本凪©(※)が占めているという認識だったので、まさかこのタイミングでこんな思わぬ伏兵に出くわすとは思っておらず、僕のテンションは仮装大賞ばりの見事なジワジワ伸びを見せた。

 

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虹のコンキスタドール根本凪さん 

 

こうして散々「推し箱解散ヤダヤダ」と毎晩枕に顔をうずめて泣いていた(※実話)キショイヲタクは、いざ推し箱が解散するとほどなくしてスパッと気持ちを切り替え、毎晩隈本さんの水着画像ツイートを全裸待機し、投下直後に引リツで求愛しながらバキバキにキマるという、<①ヲタクとして/②男として/③人として>の三面から立体殺法的に酷い醜態を晒していくのであった。

 

 

④募る思い

こうして「隈本さんに会ってみたい!」という思いは日ごとに大きくなっていった。

 

しかしただ普通にライブ行って特典会に会いに行くのではつまらないので、「せっかくだからグラドル横丁で初対面を果たそう!」と謎の思い付きがティン♪ときたゲバラ

 

ここでは詳しく書かないが、実はそれ以前も何度か虹コンの現場に行ったことはあったので、水着ツイートをキッカケに人知れず始まる前に何気に生で隈本さんを見た事はあった。

 

ただ、何度も言うがひたすら険しくなるのであまり多くは語らないが、以前現場に行った際は別の子メインで見てたのであまり隈本さんを注目して見てはいなかったというか、当時の隈本さんが「予科生」という研修生的な立ち位置であり、あまりライブでの出番も多くなかったこともあって申し訳ない話あの頃はそこまで注目しては見てはいなかったのである。

 

それがちょっと水着画像上がっただけでこれなので、推しロス直後の傷心メンタルだったことを差し引いてももうホントに人権を取り上げられても何も文句の言えないカスヲタクぶりである。

 

しかし本能と剥がしには逆らえないのがヲタクの常。

僕は6月を丸々使って完璧な初対面に向けての計画を練り、来るべき運命の時に備えた。

 

⑤アイドル横丁初日

 

「時は来た!それだけだ」

かつて橋本信也はそう言った。

 

2017年7月8日。 

ついに訪れたアイドル横丁初日の朝。

僕のメンタルは完全に在りし日の橋本にシンクロしていたことであろう。

 

いい大人が金を払って水着のアイドルとチェキを撮ろうと休日の朝から引くほど早起きして電車移動しながら息巻いている。

 

そりゃあ蝶野も笑うわけである。

 

⑥悪夢の幕開け

改めて今振り返ると、この日ほど自身の計画性の無さと見通しの甘さを悔やんだ日はない。

 

なぜならその朝、横丁の動員規模を舐めていたゲバラは自分の中での『そこそこの早起き』でチンタラ会場に向かった結果、現地に着いた瞬間に絶望を味わうことになるのである。

 

⑦進まない列

 

会場の赤レンガ倉庫に着くと、なにやらライブスペースに入る為には事前に購入していたチケットをリストバンドに交換する必要があるようだった。

 

そして僕は去年も来てるくせにこのリスバン交換にかかる所要時間の長さを完全に失念していた。

 

見るとリスバン交換エリアから伸びる長蛇の列&豪。

 

しかし愚痴を言っていても始まらない。

マグナムトルネードばりに滾る思いを抑えながら、大人しく最後尾に付く。

 

そうしてる間にしばらくすると、真夏の早朝から列に並んでやや憔悴していたゲバラに、更に追い打ちをかけるような音声が響いた。

 

⑧生き地獄

 

「それではこれから、爆乳コラボステージのスタートで~す!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「エッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!???????」 

 

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それは僕にとってこの日1回目の死刑通告だった。

 

本来自分の推しグループのステージに合わせて無理のないようノロノロ会場入りするはずヲタク達が、なぜか界隈を超えて一斉に集結する朝一番のステージ、それが『爆乳コラボ』。

 

すなわち、その日グラドル横丁に参加するグラドルとアイドルが全員一つのステージに”水着で”集まって、一曲披露するという神のようなステージなのである。

 

何を隠そう、僕もこの爆乳コラボを見るためだけに苦手な早起きを(そこそこ)頑張って遠路はるばる電車に揺られ、慣れない横浜の地へたどり着いた勇者の一人。

 

そんな男にとってのガンダーラと言っても過言ではないステージが、こともあろうにまだ僕が入場用のリストバンドを手に入れていないタイミングで始まったのである。

 

既に心は阿鼻叫喚。

『もうちょっと待って!!!もうすぐ!!!もうすぐリスバン貰ってそっち行くから!!!ねぇ!!!お願い!!!待ッッッッて!!!!!』と秒で幼児退行したメンタルが悲痛な叫びを上げていた。

 

それもそのはず。

アイドル横丁のライブスペースは、タダで入れるエリアから会場内を覗き見ることができないようしっかり設営が工夫されていた。

 

爆乳コラボの開始アナウンスを聞き反射的に列を飛び出してライブスペースへ駆け寄ったゲバラが幕の張られた高い柵の前でどれだけチンパンジャンプしても、そのエリア内は全く見えなかった。

 

その癖やけに音だけは無銭エリアまで届くので、おそらく自己紹介MCと思しき、

 

「Gカップで~す♪」

 

みたいなマイク音声はしっかり無銭エリアにも響き渡っていたので、中の様子が何も見えない外からそれを聞いていた僕はあまりの生殺しっぷりに、

 

「あぁああああああああいっそ殺せぇええええええええ」

 

と叫びながらギリギリ正気を保つのが精一杯であった。

 

こうしてそれまで幾度なく想像してきたこの世の楽園は、いざ現地に着くと一転、生き地獄の様相を呈した。

 

⑨試される理性

 

こうして結局、あれだけ夢に見た爆乳コラボを肉眼で拝むことの叶わなかったゲバラ

更に先述のとおり一度列を外れてしまったので再度最後尾から並び直すこととなった。

泣きっ面に怒首領蜂である。

 

その後ショボくれながらようやくリスバン交換を終えて会場内に入ると、さっきまでありえん盛り上がりを見せていた爆乳コラボの熱が嘘のように消えていて、割とマジで少し泣きそうだった。

 

しかし悩んでいても仕方ない。

目には目を。グラビアにはグラビアを。

グラビアで負った傷はグラビアで癒すしかない。

 

そうして『グラドル横丁に行って水着の隈本さんと初対面チェキを撮る』という本来の目的()を思い出したゲバラは、再度ライブスペースの外へ出てグラドル横丁の整理券売り場へと急いだ。

 

そこから先はお察しの通り。

またも見渡す限りの列、列、列。

時代を超えた大名行列かと思うくらいに、夏と無関係な謎の熱気を発する紳士()なヲタク達が大行列を成していた。

 

早くも先ほどの悪夢が蘇り、この時点で若干心の折れかけているゲバラであったが、しかしさっきはさっき、今は今。

 

『次こそこの行列の先に輝かしい未来が待っているはず』と信じて疑わず、キラキラした目で再度最後尾に着いた。

 

こうしてまたも炎天下の中、大行列を並び抜く純日本的なミッションが始まった。

 

『次こそテコでも動かないぞ』

 

そう固く決意した直後、スマホで時間を確認してみるとあることに気付く。

 

「もうすぐAISのライブ始まるやん」

 

テコよりやべぇヤツがきた。

 

現在目下最高レベルのちゅきちゅき度を誇る僕の推し箱「AIS(アイス)」のライブがほどなくして始まるというのである。

 

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AIS-All Idol Songs (アイス)

 

見ると、公式Tを着た知り合いのAISヲタさん方が次々と楽しそうにライブスペースへ向かっていた。

 

対して僕はなぜかこんな所(※グラドル横丁整理券販売待機列)にいる。

 

「さすがにグラビアと推しメンを天秤にかける事はできないだろw」

 

我ながらそう思い、すぐさま列を外れてAISのライブに向かおうとしたその時、不思議な事に意思に反して僕の足は動かなかった。

 

時に皆さん、『コンコルドの誤り』という言葉を知っているだろうか?

 

かつて開発されていた超音速旅客機コンコルドについて、理論上『このまま開発を続けても採算が取れず、実用化にたどり着けない』と分かっていながら、これまでに投じた費用が無駄になることを恐れて撤退のタイミングを見失い、結果更に大きな損失を出した、という実話に基づいた行動経済学の用語である。

 

 

 

すなわち僕は、この時自分がこの待機列で費やした時間、最後尾から進んだ距離、飲んだ飲料、垂らした汗、塗った日焼け止め、失った塩分等々に無意識に想いを馳せ、結果『大好きな推し箱のライブを干してでもこの列に並び続けた方がいいんじゃ…?』などという大それた思考がちらついた。

 

もしそんなことをして知り合いのヲタクにバレたら即座に横腹を竹槍で突かれて盲腸をウォレットチェーンのようにぶら下げながら丸一日歩くことになるのは必至だし、そうでなくてももしそんなことをしたら今後一生推しメンの目を見て話せなくなるな、とかろうじて繋ぎとめた正常な思考で薄っすらそう思っていた。

 

しかしそれと同時に、まだ見ぬ僕の中の悪魔が『全てを投げ捨ててグラビアに跪け』と耳元でささやく声も確かにはっきり聞こえていた。

 

こうして僕は人知れず理性と衝動の合間で揺れる暗黒の数分間を過ごしたのち、ついにその重大な決断を下したのであった。

 

⑩AISブレーク

 

「いやー、いいライブだったねー!」

袖に捌けていくAISの面々を見送りながら、ヲタ友さんたちと一緒にそう言える瞬間にこれ以上ない安堵感があった。

 

思えば、先ほどまでグラビア熱に当てられてすっかり頭がどうかしていたゲバラにとって、結局列を抜けてまで見にきた推し箱のAISのライブは最高の熱冷ましになった。

さしづめAISだけに「AISブレーク」といったところだろうか(平日定期なんてなかったんや)

 

それに考えてみれば、そもそもこのイベントの名前は『アイドル横丁』。

僕はアイドルを見に来たのであり、グラビアを見に来たわけではない。

ついでに言えば、そんなにグラビアが見たいのなら後日ソ〇マップとかに行けばいい話である。

 

そう、あくまでグラビアはアイドルの魅力の一側面に触れるためのオマケ的要素。

仮にニアミスでそれを見る機会に恵まれなかった不運が少しあったとしても、僕には大好きな推しメン(※清楚系グループ所属JK)がいる。

 

グラビアはあくまでオマケとして楽しみつつ、本筋はどこまでも一途にこの子を推すことに定めればいい。

 

そうしてやっと冷静な思考を取り戻したゲバラ

「それじゃ、またあとで~」とAISのヲタ友と一度別れてから再度グラドル横丁の整理券売り場に戻ると、そこにはこの日2回目の死刑通告が待っていた。

 

隈本さんの整理券が売り切れていたのである。

 

⑪メンタルブレイク

 

正直これ以降の記憶は定かではない。

AISを含めたくさんのグループのライブを見たものの、開始数時間で立て続けに喰らった2発のパンチがあまりに重すぎたため、丸一日TKO状態で力ないゾンビウォークを続けたゲバラ

 

この日は既に心が死んでいた。

僕の2017年アイドル横丁初日は、こうして苦々しい思いと共に幕を閉じた。

 

⑫月光

僕には本当に心が折れた時によく聞いている曲がある。

 

鬼束ちひろの「月光」である。

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帰りの電車ではこの月光だけをエンリピで聞いていた。

グラビアの神様(※そんなものはいない)に完全に嫌われたこの日の僕は、きっと人生におけるすべての光を失ったような眼をしていたことであろう。

 

「自分は今なぜこんなに悲しいのだろうか?おっぱいを求めたからか?中途半端な気持ちでおっぱいを見ようとした報いか?おっぱいは人をここまで絶望させるものなのか?おっぱいはこんなに悲しいものなのか?おっぱいは喜びと幸せの象徴ではないのか?おっぱいって何だ?人生って何だ?」

 

ボロボロの心はそんな無為な思考を繰り返し、ぼーっとして何度も乗り換えをミスりながらも、何とか無事帰路についた。

 

今でもこのツイートを見るとあの日の自分の未熟さを思い出す。

それでも諦めきれなかったのは、きっと僕がヲタクである以前に、男であったからだろう。

 

 

⑬再起をかけて

 

『ヒーローだから立ち上がれるのではなく、立ち上がれた者だけがヒーローになれる』

 

そんなどこかで聞いたぼんやりした格言を胸に、僕は心を奮い立たせ、奇跡の再起をここに誓った。

 

もう二度と同じ轍は踏まない。

僕は帰宅直後すぐに翌日の準備に取り掛かった。

電車移動のスケジュールを綿密に調べ直し、徒歩移動の時間も本来より多めに見積もった。

そして再度持ち物を確認してから、静かに一言こう呟き、床に就いた。

 

「明日こそは会いに行くぞ…隈本さん。」

 

 

 

⑭出陣~華麗なるリベンジへ~

 

2017年7月9日、朝。

 

Twitterを見ると「グラドル横丁の為に5時起きで電車乗ってきましたw」などという昨日のレポツイが流れていた。

 

僕は偶然それを目にして『このオッサンどんだけ必死なんだよ…』と軽くため息をつきながら、5時起きで乗った電車に揺られていた。 

 

仮に世界の全オッサンが「必死なオッサン」と「必死じゃないオッサン」に分けられる時、僕は間違いなく「必死なオッサン」の側にいたい。

僕はそう思いを新たにしつつ、上がるテンションをニッチなネタツイに込めながら順調に会場へと向かった。

よい子のみんなは「飛龍革命」で検索だ!

 

⑮僥倖

そうして会場へ向かう電車移動中、ふとTwitter画面を見ると、友達の少ないゲバラにはめったに届くことのないはずのDMが届いていた。

 

「新種のレ〇バンか?」と思いそのDMを開いてみると、それは既にグラドル横丁整理券を買おうと現地で列に並んでいたヲタ友さんから送られたもので、なんと「よければゲバラさんの分の券も一緒に買っときましょうか?」というありがたすぎる提案だった。

 

内心僕は狂喜乱舞。

持つべきものは友とホモ本だと改めて噛み締めつつ、さっそく返信をしようとしたところで、またも僕の指はピタリと止まった。

 

「本当にこんなアッサリと券を手に入れていいのか?」

 

昨日の悪夢がよみがえる。

たしかにここで代購を頼めば簡単に券は手に入るかもしれない。

しかしそれでは、丸一日自分の至らなさを噛み締めた昨日の出来事はどうなる?

 

人生は全力の遊びの中でこそ輝く。

たかがグラビア、されどグラビア。

 

きっとただ券を出して水着の女の子とチェキを撮る事だけがグラドル横丁ではない。

きっとその前の前、券を手に入れるまでのプロセスや準備や計画や思い、その全てが『グラドル横丁』であるはずだ。

 

(本当に大事な券は、自分の力で手に入れる)

 

そんな端から見たらバカにされるような、ちっぽけな意地とプライドすら持ち合わせない奴を、どうして男と言えようか。

そんな事を思ってから、僕は迷わずこう返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、じゃあすいませんが3部と4部を1枚ずつお願いしますw」

 

 

 

必死なオッサンの辞書にもはや「プライド」という文字はなかった。

 

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⑯黄金の券

 

現地に着き、代購をお願いしていたヲタ友さんと合流してグラドル横丁の整理券を受け取ると、感動のあまり僕は少し泣きそうになった。

 

しかも初めて生で見るグラドル横丁の整理券にテンションが上がり過ぎた僕は、ヲタ友さんにやんわり促されるまで代金の支払いを完全に忘れていた。我ながらシンプルに失礼な奴である。

 

⑰いざ再び、爆乳コラボ

 

こうして万全の準備を整えいざ会場へ。

昨日既に2日分の通しチケットをリスバンに交換していたゲバラは、昨日の悪夢がウソだったかのように涼しい顔で入場した。

 

まずは昨日の忘れ物を取りに向かうべく「爆乳コラボ」へ。

しかしもうここから先は言葉で表現しようとする方がむしろ野暮なので、とりあえずこれを見て欲しい。

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最高の夏が始まったのである。

 

⑱G☆の名の元に

そしてある程度予想はしていたが爆乳コラボからのG☆Girlsがあまりにも良すぎたため、ついついチェキを撮るなどしてしまったゲバラ

 

昨日の呪縛から解き放たれ無限に羽の伸びるような思いだった。

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⑲ピザいかがっすか?

 

こうしてG☆の導きのままにチェキを撮り、太陽よりホクホクしながら歩いていたゲバラ

 

すると何やら、前から歩いてくる小さな女の子たちが視界に入った。

 

「ん?なんだろあの子たち?衣装っぽいの着てるし、客…じゃないよな?」

 

そんなことを考えながら近づくと、僕は目を疑うような事実に気付いた。

その女の子たちは他でもないAISであり、その中には僕の推しメンの橋本麗愛ちゃんもいたのである。

 

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AIS・橋本麗愛(はしもとれな)ちゃん

 

これはヤバいことになった。

その時推しメンは会場フードのピザを売るべく、宣伝のためメンバー数名で声かけに回っていたようだった。

見ると推しメンの手にはメニュー確認用のボード。

対して僕の右手には撮りたてホカホカのR18チェキ。

既に鼻の下は利根川より伸びきっており、さすがにこんな姿を推しメンに見られるわけにはいかなかった。

 

「ッ…!?」

 

しかし見ると推しメンはどんどんこちらへ近づいてくる。

(いっそこのチェキをここで食っちまえば…)と斬新過ぎるアイデアがよぎるほどには切迫する思考。

だが止まらない時間。

近づく推しメン。

さすがにここで急にUターンして走り出すのは不自然過ぎる。

どうする…どうする…ッ!

 

こうして突如、極限状態まで追い詰められた僕はまさかの行動に出る。

 

 

 

 

 

気付くと僕は、

目の前にあった草むらの影に飛び込んでいた。

 

 

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どうやら人は本当に追い込まれると草むらに飛び込むらしい。

「こんなにリアルな土の臭いを嗅いだのは何年ぶりだろう」と、身を屈めながら他人事のように僕はそう思っていた。

 

 

思えばただ涼しい顔でチェキをポケットにしまえば良かっただけなのに、ヲタクにここまで謎の背徳感を抱かせたのもまた、グラビアの持つ魔性の魅力の成せる業か(なに言ってんだ)

 

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あとでちゃんとピザ屋にも行きました(修羅カワでした)

 

 

⑳夢に見た楽園へ

 

こうしてちょっとしたハプニングもありつつも、早くもとうとうこの夏最大の山場がやってきた。

念願のグラドル横丁初潜入の時が訪れたのである。

 

代購していただいた整理券を震える手で握りしめ、案内通りに道を進む。

途中に立っていたスタッフさんに券を見せ、自分がその「権利を有する者」であることを証明すると道は開き、ついにグラドル横丁専用の特設エリア内に入った。

 

そこはまさに「この世の楽園」という言葉がピッタリの空間だった。

幸せ溢れる夢空間

そよぐ風、上がる歓声、こぼれる笑顔、伸びる列。

そして見渡す限りの水着の海。

その涅槃とも思しき光景に感動したのち、本来の目的を思い出して歩を進めた。

夢にまで見た本物の隈本さんがそこにいた(水着で)。

 

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そのまま列に並んで自分の番がくると、思わず一人感極まってしまい、

 

「初めまして隈本さん!!ずっと会いたかったです!!!」

 

と、めちゃくちゃ高いテンションかつかなり下から丁寧な挨拶をキメてしまい、当然むこうは、

 

「え…あ、ありがとーw」

 

と軽く引き気味だった(それはそう)

 

この時自分でも(やべー入り方間違えた)と思ったものの、こののちひと夏を通してとても思い出深いヲタ活を一緒に過ごすことになる隈本さんとの初対面がこれだったと思うと今では少し感慨深い。

そしてのちに隈本さんと過ごした最高の夏に関してはまた別のお話。

 

とにかくこうして念願の隈本さんとの初対面を果たし、ようやく昨日の無念を晴らすことに成功したゲバラ

改めてグラビアの神様に謝礼金をお支払いしたい気分である。

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㉑最後に

 

今更ですが皆さんよくこんな中身のない記事をここまで読み切りましたね!(無邪気)

 

さて、ここまでおふざけゼロのドキュメンタリータッチでお送りしてきた今回のブログ、いかがだったでしょうか?

 

これを見た皆さんの今夏が、1人1人にとって1度きりの、世界で1番最高の夏になることを願っております!

 

それでは、今年もグラドル横丁で会いましょう!!!

合言葉は「勇気!元気!早起き!」です!!

 

 

それでは長々とお付き合いありがとうございました!!!

お粗末!!!

 

何しに横丁行ったんやコイツ、

 

 

光を探しに行こう

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光(ネタ)が見つかりませんでした。